地球人になろう。
Home
 

カイの帆船マニアック!     帆船レース

皆さんこんにちは!すっかり秋めいてきましたね!!

 

先日行われたタモリカップ、本船みらいへもレースの旗艦としてタモリさんに乗船していただき、189艇が出艇、日本最大の本当に楽しい一日となりました!

 

たくさんのヨットに囲まれ、海にはセイルが良く似合うな!いつかは帆船でもこんなレースが日本で開催されたら最高だろうなー!!などと妄想していまいました。

IMG_3636

日本一楽しいヨットレースの詳細などはまた追って書かせて頂きたいと思いまして、やはり帆船マニアック!としては歴史上最高の帆船レースに触れないわけにはいきません。

そう、史上もっとも盛り上がりを見せ、帆船が最も輝いた時代19世紀初頭「ティークリッパーによるグレート・ティー・レース」!!!!

ティークリッパー・・・18世紀終わりから建造された貿易風を捉えて航海するように設計された高速商業帆船。「クリッパー」の由来は時間を短縮する(クリップ)から来ている。今までの帆船の設計とは大きく異なり、長く航海することや、大砲を積む、などの制約にとらわれず(この頃海賊がほぼ撲滅できたこともあり)幅の狭い流線型の船体にスクエアリグ(フルリグドシップ型、バーグ型などの横帆船)乗り心地なんて二の次さんの次の超せめっせめ!!仕様の船です。

 

 

 

 

 

 

それまで英国東インド会社が独占していた中国からのお茶の貿易、約一年かけて航海していた航路をクリッパーはわずか99日で航海したのです!!なんちゅー速さ!!!!

 

当時の言葉を引用すると、「最新のクリッパー船は、補助機関がなくても、一日あたり蒸気船がこれまで到達したとされる距離よりよりはるか先まで到達した」

 

記録によれば航海平均18ノット、最高22ノットを出した船も!!!

それは贅沢品であったお茶の普及を助けるだけでなく、その年の最初の積荷は最高値で取引され、どの船が一番で茶葉を運んでくるかロンドン子の間で賭けごとの対象になり、多くのクリッパーがレースに参加。一番の船の船長と乗組員には多額の賞金と栄誉が用意されていました。

すでに蒸気船が普及している時代にもかかわらず、どんな船よりも早い速度で航走り、世界の海を舞台にレースを繰り広げたティークリッパー。しかし帆船の時代の終焉を現すように、クリッパー船は出港と入港を汽船のタグボートに頼らなくてはならないという矛盾を抱えた船でもありました。

 

 

 

 

この時代は帆船が大きく発展し、世界も大き変わった時期でもありまし。たくさんの逸話や物語があるのでぜひ読んでみてはいかがでしょうか?いつか日本で帆船レースを開催し、世界中の帆船が日本の港を目指して航海してくるのが夢です。ちなみに現在も世界中で帆船レース、帆船パレードが行われています、今年は五年に一度のセイルアムステルダム→https://www.sail.nl/en/

ヨーロッパでもアメリカでも帆船レースが結構な頻度で行われていますのでぜひ参加、観覧しに帆船の旅に出てい見るのも素敵ですね!!

 

おっと、仕事の時間だ。話は尽きませんがまた次回に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Off 

2015/09/17 This post was written by Categories: クルーの独り言 Comments are off for this post


Top