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カイの帆船マニアック!  帆船バカより

皆さんこんにちは!帆船バカのカイです!

書き始めたばかりのこのブログなのですが、9月末、私、カイの退職に伴い最終回とさせていただきます。皆さんたくさんの方に読んでいただき本当に嬉しかったです。ありがとうございました!!!

 

みらいへは下船しますが、これからも皆さんに帆船の魅力と楽しみ方をマニアック!に伝えるために日々情報を発信していきたいと思います!ブログ作ったらみにきてくださいねー

最後に、何年も前に書いたものなのですが、ずっと気持ちが変わらずつづいてる文章があります。

 

 

みなさん良い風が吹きますように。

 
帆船に乗ろう!!

とオレはみんなに言いたい。「いいことなんてねーよ」って言ってる君!!難しく考えて落ち込むなら、体を動かして汗かいて、いっぱい笑って、いっぱい泣いて、海のど真ん中で自分をたくさん好きになってほしい。誰に向かって言っているんだかわからないよね。ごめんなさい。言ってみたかっただけです。

なんで帆船なの?
答えは、乗ったら分かるよ。では少し不親切なのでオレの考えを書かせてもらいたい。
まず、帆船はかっこいい!単純なようだけどかなり重要な事だとオレは考えている。世界で一番美しい乗り物とされている帆船。
「帆船に乗って風をよみながら海を渡る!!」ね?なんかかっこよくない?「飲み会で空気をよみながらウケをねらう!」とはかなり違った響きじゃないかな。

次に言いたいのは、帆船は楽しい。船にはたくさんのいろんな人間が乗り込んでくる。寝食を共にし、冗談を言い合いながら、協力してロープを引き、帆を張り、船を動かす。職業、年齢、性別を問わず、集まった全員で航海を成し遂げるのは学生時代の学園祭のときようで、何とも楽しい。

航海中、自分の経験からは想像もできないような面白い話がきけたりするし、船では共同生活だ、料理に目覚めたり、体が鍛えられたり、星座に詳しくなったり、でっけー魚が釣れたり、毎日何かが起こり、自分の意外な一面を発見できる事もある。楽しみ方は自分次第だ
なんといっても目的地にたどり着いた時の達成感と、港に着いてから仲間みんなでパブに繰り出して飲む酒は格別だ。

それに帆船はどこにでも行けるんだ。例えばオレが乗った帆船たちだけでも、ソーレンラーセンはニュージーランドからイースター島、南太平洋の島々を巡る8カ月の航海を行っていたり、Rタッカートンプソンではニュージーランドの歴史をめぐりながらクジラと出会う旅を企画していたり。
今乗っている船トゥネイシャスは6月までイギリスからスペイン、イタリア、ギリシャ、北アフリカの国をめぐりイスタンブールまでの航海をしている。オーストラリアのスバーニンではシドニーの港をエンターテイメントたっぷりで半日のセーリングが楽しめる。

短いものは一日から、長い航海は一カ月以上と自分の都合や日程に合わせて航海が選べるのもとても魅力。もちろん日本にも帆船はあるし、数こそ多くはないが世界中に帆船はある。ワイン片手に優雅にセーリングを楽しんでも素敵、長い航海にガツンと乗りこんでいろいろな国を巡るのも最高だ。
英語が心配という気持ち、よくわかります。英語が全く話せなかったオレはカタカナ英語と、見ぶり手振りでここまでやってきました。英語が話せればやはりそれに越したことはないだろうと思う。しかし日常会話なんて中学生の英語で十分事足りる。なにせ帆船は船独特の単語がいっぱい。英語が母国語の人たちだって始めて聞く単語に戸惑う。一緒になってあれやこれやワイワイやってれば自然とコミュニケーションがとれ、船での生活も早く慣れるはず。「できない、恥ずかしい」はナシ!要はガンガン分かんない事は聞いて、なんでも挑戦してみたほうがきっと面白い。けど無理はぜったいしちゃダメ。海は危ない場所だ。危ないからかっこいいとか勘違いしてはいけない。危ないものは危ない。これとっても大切。

もし旅行に行くのなら、ぜひ帆船の旅をおすすめしたい。世界の広さと、身近さを感じられるはず。

まだまだ書きたいけれど、言いたいことはそんなに多くない。

みんな海に行こう!嫌な事、難しいこと、たくさんあるけど、海にいるってだけで、なんだか頭の中がポジティブになれると思う。だからみんな海に出よう!なかでも帆船はオレおすすめ。

帆船バカより

 

 

 

では、またどこかで!!!

 

 

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2015/09/24 This post was written by Categories: MIRAIEより Comments are off for this post


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