今週のみらいへ(2月13日~2月18日)
6級海技士養成航海、2週目のテーマは「太平洋航海」でした!
出港前には、いろんな人から「時化る」「荒れる」「船酔いする」等と散々前評判を聞いていた実習生の皆さん。不安そうな表情です。。
そんな不安をよそに、船は友が島水道を抜けて太平洋へと進みます。
しかし、実際には全く時化ずに追い風・追い波に乗って予定より早く東京湾の入り口「館山湾」に到着しました。
途中、素晴らしく美しい景色もみんなで「おぉ~」と見ていました。
宵の明星と朝日を浴びる富士山(大島付近でみたもの)です。
館山湾では、揚投錨実習を実施しました。
2日間反復練習を行ったので、何かを掴んだ!という人も多くいるようです。
これからも、チャンスがたくさんあると思いますので自分のものになるまでやってみましょう!
航海当直で必要になってくる「無線での交信」も習ったことを実際にやってみます。
緊張の瞬間ですが、人と人のやり取りということを意識して練度を上げていきましょう!
今回の実習では、毎日その日に学んだこと・感じた事を自分の中で書き留める事に合わせて班の中で話し合い、その内容を全体でシェアする。ということを実施しています。
はじめはなかなか話すのは気恥ずかしいような印象でしたが、様々なことを話して感じているようです。
時化なかった航海でしたが、まさかの横浜港外に錨泊している日に「春一番」が吹き、まさかの大時化です。
そんなときも実習は続き、錨泊状態の中有意義な時間を過ごし夜間の入港を体験しました。(写真は錨泊中の状態。風は25m以上吹いていました。。)
横浜港に入港した状態でバンカー(補油)の実習
「帆船」ならではの実習も行いました。
来週からは、船舶が輻輳する「東京湾」での実習です!
ここまで学んだことを活かしながらステップアップしていきましょう◎
レポート:やえ