2018年3月24日~25日 一泊二日「2018春!ドキドキクルーズ」航海記
2018年3月24日~25日
国土交通省 神戸運輸監理部主催 帆船みらいへ体験航海
「2018春!ドキドキクルーズ」航海記
毎年恒例となってきた、この航海!
みらいへのプログラムだけでなく、船員さんや海に関わる所で働く人や船の仕事の事まで知れる人気の航海です◎
朝にかもめりあ前に集合した時には少し不安そうな表情の人が多かったですね。。。
そして今回は子ども達だけでなく、日頃学校で教壇に立っておられる学校の先生にも乗船いただきました!
まずは、出港前に班ごとに分かれて船内探検・操練(避難訓練)を行います!
みらいへに乗っている時以外でも役立つ事も紹介させてもらいましたので、ぜひ覚えておいて下さいね♪
そして、いざドラを鳴らして出港です!!!
「いってきます!!!」
嬉しい事に陸から「いってらっしゃーーーーーーい!」と声をかけていただきました。
陸が離れてきて。。。初めて会う仲間と呼び合う名前を考えて自己紹介をします。
緊張の表情が少しずつ和らいできました◎
神戸港を出たら・・・・・
セイルを張って向かうは・・・・・・・・・??
実は、今回は「ドキドキクルーズ」という事でみんなは行き先を知りません!
プログラムを進める中で見える景色・針路方向・海図等から行き先を割り出します・・・
さて、どこへ向かっているのでしょうか!?
バウスプリットにも渡って、海の色や風を体で感じる事も!
ロープワークは船以外でも役立ちますから、ぜひ実践してください◎
今回は本当に良い天気!
デッキに出て食事も堪能します◎「おいしいいいいいい!」
そして、この航海のお楽しみ!
神戸運輸監理部からベンさん(川路部長)に乗船いただいて、質問をしながら海洋・海運についての理解を深めたり、船員さんの働き方について教わりました。
この時間がとても印象的だったようで、この後他の船を見て「あれはタンカー?あれはコンテナ船?」「あの船はどこへ行くの?」と早速調査していました◎
私はとっても嬉しかったです!
楽しい時間はあっという間に過ぎて、夕日がきれいな・・・・ここは関西空港北側です!
今日はここで錨を入れて一晩過ごします。
この場所は飛行機もたくさん見れる上に星空がきれいなので、星空観察会も実施しました。
その後に、今日一日をみんなで振り返ってみました。
「船が思ったよりも広くて驚いたし、船内にたくさんの工夫が隠されていて見つけるのが楽しかった!」
「バウスプリット渡りが怖かったけど、楽しかった!」
「海図で自分の目的地がわかった時すごく嬉しかったから、その後自分の現在地を探したらできて更に嬉しくなった!」
「ベンさんに教わった船が実際に海の上を走っているのを見つけたよ!」
と、感じた事・見たこと・学んだ事を話してくれてとても嬉しかったです◎
2日目の朝はデッキウォッシュから元気にスタート!!!
朝ごはんも食べて、マストクライムにチャレンジです!!!
それぞれが行けるところまで頑張って登って、景色を見たり・大きな声を出してみたり・下で応援してくれる仲間に手を振りたいけど少し怖くて目で合図したり・・・
たくさんシャッターを押したので、たくさん紹介します◎
マストからおりたら、錨を上げていざ神戸へ!!!
力をあわせてセイルを張ります!
力をあわせて張ったセイルの前で記念撮影を
そんな皆さんの体力がまだまだあるな・・・と感じたので、チームの力を発揮するゲーム対決を実施しました!
チームごとに個性が出て、とっても白熱した時間でしたね◎
そして、午後は更に船を知ってもらいたいので
・エンジニア(機関士)の仕事と配管調査
・ロープクラフトでおみやげづくり
・海図ゲームに挑戦!
・航海士を極めよう!
とそれぞれチームワークを発揮して、年代関係なく参加している姿が印象的でした◎
見張りのチームからは「神戸港の灯台が見えました!」との嬉しい報告も!!
神戸港へ入ったので、セイルを閉じますがとても早い!この2日間のみんなが表れているよう!
そんな神戸港では、潜水艦も見えてみなとの中もみんなで観察してみました。
神戸港かもめりあに入港して、下船式を行いましたが皆さんの表情が輝いていたのがベンさんの表情からもつたわりますでしょうか?
今回、一番印象的だったのが年代や団体を超えた仲間づくりができていた事。
下船するのが名残惜しい、次いつ会える?という会話がたくさんあった事。
そして、私達スタッフの様子を「みんなが楽しく安全に乗船できるようにスタッフも楽しんでいる」と感じたとお話いただいた事。
すぐにはわからないかもしれませんが、この経験が皆さんのこれからに宝物となると私は信じています!
この航海が安全に成功したのも、主催してくださった国土交通省 神戸運輸監理部の皆さまやご協力いただいた関係各所の皆さま。
そして何より、お子様を船に「行っておいで」と送り出してくださった保護者の皆さまのご理解のおかげです。
本当にありがとうございました。
また、一緒に航海へ出かける日を楽しみにしています!
その日まで、たくさんの経験を◎
レポート:やえ