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カイの帆船マニアック!      船乗りの愛した酒 その2

RIMG1882皆さんこんにちは!!

 

 

暑さも和らぎ夜はだいぶ過ごしやすくなりましたね。天高く、カイ肥ゆる秋も間近です。今日も太ってます!!カイです!!

 

前回でお話をさせてい頂いた、カディス。不思議なお酒に出会った話の続きです。

夜になると繁華街以外は閑散として静かな町になり、石造りの町並みと暗い電灯がなんだかロマンチック!

停泊中のメンテナンスを終え、クルーは街に飲みに出かけていくのですが、スペインにせっかく来たのだからと、別行動。

 

港からすぐの旧市街の入口を夕方歩いていると、パブを発見。看板もあるんだかないんだか、なんか怖い感じでしたが、中を覗くとおじさんたちがガヤガヤおしゃべり中。

いい感じだ!と店に入る。

 

 

店に入ると、豚の足(生ハム)が何本も天井から吊り下げられ、床と壁はタイル張り、カウンター?はステンレス、酒が置いてない。なんだ?ここは?肉屋さんか?と混乱しながら見渡すとおじさまたちビール飲んでます。やっぱりパブか?

 

カウンターの爺さんに英語で「こんにちは、ビールください」とにっこり挨拶。

爺さん「・・・・沈黙の後~スペイン語」

カイ「スペイン語わからないんです」

爺さん「スペイン語で話す」

カイ(英語通じない・・・)ビール指さして飲むジェスチャー

爺さん 冷蔵庫指して注ぐジェスチャー

カイ  冷蔵庫行って爺さん見てビール指さしてOK?みたいな顔

 

~以下すべてボディーランゲージ~

 

爺さん→  飲め飲め

知らないおじさん→  飲め飲め!

カイ→ ビールがぶ飲み→生ハムたべたい

知らないおじさん→ こいつにハモンを切っていやれよ!

爺さん→ ほらよ

なんとかなるもんです(笑)

 

知らないおじさんが飲んでる小さいグラスに入っている茶色い飲み物が気になり、爺さんに「あれなんですか?」

おじさん→うまいぞーうまいぞー

爺さん→カウンターの後ろにある樽から直接コックをひねりグラスに注ぐ、カウンターにチョークで3€と殴り書き

ビールより安いじゃん!飲むと甘くていい香りのする飲み物だった。すっかり酔い、知らないおじさんとも仲良くなって、いい気分で船に帰り「スペインいいとこだなー。あの酒ほんとにおいしかったなー。次の港でもあの酒を飲みに行こう。」と名前も知らない変わったお酒と出会えた良い思い出と共にカディスを出港しました。

 

 

しかし、その後の地中海の航海では沢山の港に寄港したのですが、二度とあのお酒は飲むことができませんでした。

あのお酒は何だったのか?帰国してから数年しても正体は分からず。不思議な思いと、楽しい思い出をあちらこちらで自慢げに話していたところ、

 

 

 

「それはこのお酒ではありませんか?」

 

 

 

と出されたお酒。

 

!!!!!!!これです!!!!!!まさにあのお酒でした。

 

「シェリー酒です。スペインではヘレスと呼びます」

 

あのお酒の正体を教えてくれたのは、シェリーの専門家の中瀬航也さんでした。

 

 

中瀬さんからシェリーと帆船の歴史は切っても切れない関係であること、ドライなものから溶けるような甘いものまであるシェリーの多様な味、飲み方、シェリーの逸話について教えてもらい、すっかりシェリーにはまってしまいました。

中瀬さんとは「いつか帆船でシェリー航海なんてできたらどんなにロマンチックだろう!・・・」と二人でいつも話していましたが、今回、航海の企画をさせてもらえるチャンスをいただき、この9月5日みらいへで実現できることとなりました。

 

もちろんナビゲーターはシェリーの第一人者 中瀬航也さんです。

 

大航海時代の船乗りが愛した酒、シェリー酒。ぜひトライしてみて下さい。

 

 

 

 

 

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2015/08/24 This post was written by Categories: クルーの独り言 Comments are off for this post


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