
2024年に開業して以来、マリオットボンヴォイ好きから高評価を得ている大阪ステーションホテル。
今回はそんな大阪ステーションホテルのコーナーツインルームへ2025年に滞在した際の様子をブログレビューとしてお届けしていきます。
「客室の様子はどんな感じ?」「マリオットプラチナエリート会員の特典は?」などなど、宿泊前に把握しておきたいポイントもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
タップできるもくじ
大阪ステーションホテルへチェックイン
大阪駅から大阪ステーションホテルへのアクセスは非常に簡単。
大阪駅桜橋口からKITTE大阪を目指し、KITTE大阪内の1階にホテルエントランスがあります。
エレベーターに乗り、29階へ。
ロビー&レセプションはこんな感じ。
駅のコンコースを思わせるような広々とした空間で、鉄道をモチーフにしたデザインが随所に施されています。
大阪ステーションホテルは1874年に開業した初代大阪駅があった場所に建設されました。
このような歴史的背景があるため、館内には鉄道に関連したデザイン・アートが数多くなされているとのこと。
人力でゴミを動かしながら針を動かしていく、デジタルアートの時計。
WATER STATIONという場所もあり、こちらでいつでも水を飲むことも可能です。
なぜ、このような場所が用意されているのかスタッフの方に聞いてみたところ、昔の駅には水を飲むような場所が駅内に用意されていて、そのような場所を現代風に落とし込だとのことです。
また各階のエレベーターホールにも、同様にWATER STATIONが設置されており、客室内にあるポットを持っていき、水を汲むことも可能です。
大阪ステーションホテルのエリート会員特典
大阪ステーションホテルのエリート会員特典は下記の通りです。
プラチナ、チタン、アンバサダーエリート会員によって特典の内容が異なります。
プラチナエリート
・客室の無料アップグレード(お部屋の空き状況による)
・レイトチェックアウト16時まで(お部屋の空き状況による)
・ウェルカムギフト(マリオットボンヴォイ1000P、ホテルオリジナルギフト)
・滞在ごとに50%のボーナスポイントを獲得
・2名までの朝食無料
プラチナエリート会員だと、大人1人9,000円もする朝食が無料になります!
朝食ビュッフェでは、お鮨、ローストビーフ、マスクメロン、マンゴーなど、高級ディナービュッフェ並みのクオリティが提供されるので、ぜひ楽しんでください!
朝食に関しては間違いなく国内トップクラスの満足でした!詳細については下記記事で詳しく解説しています。
関連記事>>【2025年版】大阪ステーションホテル 9000円の朝食ビュッフェをブログ解説!
チタンエリート
・客室の無料アップグレード(お部屋の空き状況による)
・レイトチェックアウト16時まで(お部屋の空き状況による)
・ウェルカムギフト(マリオットボンヴォイ1000P、ホテルオリジナルギフト)
・滞在ごとに75%のボーナスポイントを獲得
・2名までの朝食無料
・30階「OFURO」へのアクセス権
チタンエリートになると、朝食に加えて、スペシャリティルーム、もしくはスイートルームに滞在した方しか利用できない温浴施設「OFURO」へアクセスできます。
アンバサダーエリート
・客室の無料アップグレード(お部屋の空き状況による)
・レイトチェックアウト16時まで(お部屋の空き状況による)
・ウェルカムギフト(マリオットボンヴォイ1000P、ホテルオリジナルギフト)
・滞在ごとに100%のボーナスポイントを獲得
・2名までの朝食無料
・30階「OFURO」へのアクセス権
・スペシャリティサロンへのアクセス権
アンバサダー会員の方は、プラチナ・チタン会員でもアクセスできないスペシャリティサロンへのアクセスが可能で、非常に魅力的な特典です。
ちなみに、スペシャリティサロンを当日利用したい場合は空きの状況に応じて1部屋5万円からアップグレードが可能ということでした。
大阪ステーションホテルにクラブラウンジはある?
結論、プラチナエリート会員以上が無料で利用できるようなクラブラウンジはありません。
しかし、スペシャリティルームもしくはスイートルームなど上位のカテゴリーに宿泊すると、特典としてスペシャリティサロンというクラブラウンジがあります。
※17時以降は12歳未満のお子様は利用できないので注意してください。
大阪ステーションホテルのSIGNATURE &SCENICコーナールーム
今回は3029という客室にアサインしていただきました。
ドアノブは電車のハンドルをモチーフにしたデザインとのこと。
ベッドルーム
今回はレイトチェックアウトはできない代わりにスタンダードな客室であるALLURE KINGからコーナールームへアップグレードしていただきました!
広さは57m2と大阪市内にある高級ホテルと比較すると広めの作りになっているため、ジュニアスイートルームのような位置づけなのだと思います。
ちなみにNUA(ナイトリーアップグレード)でリクエストできる最上級の客室はこちらのコーナールームとなっています。
客室はベージュやグレー、ブルーなど淡いカラーを基調としたデザインでまとめられており、まさに今時のモダンラグジュアリーホテルといった感じ。
テレビはベッドルームとリビングに2個用意されています。
ベッドは硬すぎず、柔らかすぎず、適度な硬さで快適に眠ることができました。
反対側からのお部屋の様子はこんな感じ。
コーナールームに宿泊すると、ベッドでごろごろしながら大阪の眺望を一望することもできます!
ベッドサイドにはUSBポータルやスピーカーを完備。
スピーカーの音量についてはBOSE製などに比べるとイマイチでした。
カーテンは電動カーテンではなく、手動。
コーナールームはカーテンが多いので、できれば電動であってほしかった....
お部屋の中の唯一の残念ポイントでした。
リビングルーム。
デイベッドや仕事にも最適なワーキングデスクも用意されています。
ワーキングデスクの上には何やら箱が...
開けてみると、大阪の銘菓である岩おこし、黄金糖と飲むダシが入っていました。
お酒を飲んだ後に飲むダシは格別です!
ダシが用意されているホテルって珍しいかも。
テレビはYouTubeやNetflixも見れるスマートTV。
眺望はこんな感じ。
目の前には2025年4月に開業予定のウォルドーフ・アストリア大阪も見えます。
大阪駅周辺はリッツカールトン、キャノピー、ウォルドーフアストリア、ヒルトン、インターコンチネンタルなど外資系チェーンがひしめき合ってます。
ベッドルーム側からの眺望はこんな感じです。
目の前を遮るようなビル群もないため、大阪湾の方まで一望できます。
個人的には大阪駅周辺にあるリッツカールトン大阪やW大阪などに比べても眺望は最高ですね。
ミニバー
ミニバー内にあるドリンクはお酒含めオールフリー。
こちらはマリオットボンヴォイのステータス関係なくフリーだそう。
ジュースだけでなく、アルコールもフリーでいただけるなんて太っ腹!
追加で購入することも可能ですが、そのお値段にびっくり。
大阪ステーションホテルオリジナルの日本酒は4,200円。オレンジジュースは2,400円もします。
きわみみかんジュースを飲んでみましたが、高級みかんジュースということもあり、糖度の高いみかんの搾りたてジュースを飲んでいるようなフレッシュさがあって非常に美味しかったです!
・能勢ソーダ:700円
・きわみ みかん100%ストレートジュース 2,400円
・アサヒ生ビール マルエフ 1,100円
・大阪ステーションホテル オリジナル 純米大吟醸「ええじかん」4,200円
コーヒーはネスプレッソマシーン。
カプセルがデカフェ含めて3種類用意されています。
お茶・和紅茶のティーバッグ。
ワイングラスやシャンパングラスも引き出しの中に綺麗に収納されています。
バスルーム
バスルームは高層階からの眺望を楽しめるビューバス仕様で、非日常のバスタイムを満喫できます。
シンクはダブルシンク。
リッツカールトン福岡のシンク周りを連想させるような天然大理石を使用したシンク周り。
ちなみに、ボトムの客室であるALLURE KINGはシングルシンクです。
基礎アメニティは木製の箱の中に整然と収納されており、高級感のある仕様です。
最近高級ホテルでもSDGsの影響を受けて、箱から紙袋へグレードダウンしているホテルも多くあるのでポイント高い!
中には木製の歯ブラシやカミソリ、マウスウォッシュなどが入っています。
スキンケアセットやフェイスパックなどがあらかじめ用意されています!
パックが用意されている高級ホテルって国内だとほとんど見かけません。
バスソルトはひのきの香りがするタイプ。
シャワーはレインタイプとヘッドタイプの2種類。
水圧は文句なし。
バスアメニティついてはホテルオリジナルのもの。
ムスク系の優しい香りでした。
バスタブは底が深く肩までゆっくりと浸かれます。
ドライヤーはサロニア製。
1泊7万overするホテルなので、できればReFaやレプロナイザーなどの高級ドライヤーを用意してほしかったところ。
クローゼット
バスローブはグレーのシックでおしゃれなデザイン。
W大阪のバスローブのように軽くてふんわりしているタイプで着心地抜群です。
スリッパはふかふかしており、履き心地抜群。
高級ホテルのスリッパのさらにワンランク上といった感じのものでした。
引き出しの中にはパジャマも用意されています。
大阪ステーションホテルの各種施設
最後に大阪ステーションホテルの各種施設を見ていきましょう。
ジム
24時間利用できるジム。
日々エニタイムなど本格的なジムに通っている方も満足できるようなマシーンが充実しています。
高層階の景色を楽しめる非日常の空間で快適なワークアウトを実現できますよ。
OFURO
ジムのお隣にある温浴施設、「OFURO」
営業時間は7:00~22:00(最終受付 21:00)。
施設内にはドライサウナが用意されており、プライベートな空間でサ活を楽しめます。
大阪ステーションホテルにプールはある?
大阪ステーションホテルにプールの用意はありません。
ホテルプールを楽しみたい!という方は近隣にあるリッツカールトン大阪やW大阪などの宿泊をおすすめします。
大阪ステーションホテルへの行き方
大阪ステーションホテルで極上のホテルステイを楽しもう!
大阪ステーションホテルは宿泊料金が1泊7万円前後〜10万円前後と高額なこともあり、ミニバーのドリンクがアルコール含め無料だったり、化粧品セット・フェイスパックが用意されていたりと、無料でいただけるアメニティが非常に充実していました。
アメニティの充実度で言うと、国内のマリオット系列でNo1ではないでしょうか?
ハード面は当然ながらソフト面も素晴らしく、スタッフのホスピタリティ教育は徹底されていると思いました。
清掃の外国人スタッフですら、宿泊客が通路を歩く際は立ち止まってしっかりと挨拶をしていただけます。
大阪駅近辺には様々な魅力的な外資系ホテルが点在していますが、大阪ステーションホテルは間違いなく満足度の高いホテルの一つです。
ぜひ大阪ステーションホテルに宿泊して極上のラグジュアリーステイを楽しんでみてはいかがでしょうか。