
今回はシンガポール航空の受託手荷物と機内持ち込みのルールについて徹底解説していきます。
この記事を読むことで、搭乗日にチェックインカウンターでドタバタすることなくスムーズに飛行機に搭乗することができますよ。
シンガポール航空を利用される方はぜひ参考にしてくださいね!
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シンガポール航空の受託手荷物ルール
まずは受託手荷物のルールから見ていきます。
受託手荷物のサイズは三辺の合計が158cm(62インチ)以内となっています。具体的なサイズ感としてはLLサイズのキャリケースでも十分預けることのできるサイズです。
シンガポール航空の受託手荷物は重量制と個数制に分かれており、
重量制→アメリカ路線以外
個数制→アメリカ路線のみ
となっております。それぞれのルールを表に表すと以下の通りです。
<重量制の場合>
| 搭乗クラス | 許容量 | PPSクラブ会員 | クリスフライヤーゴールド スターアライアンスゴールド |
| スイートorファーストクラス | 50kg | 追加で50kg 合計100kg |
追加20g 合計70kg |
| ビジネスクラス | 40kg | 追加で40kg 合計80kg |
追加20g 合計60kg |
| プレエコクラス | 35kg | 追加で35kg 合計70kg |
追加20g 合計55kg |
また、エコノミークラスの場合、フレックス、スタンダート、ライトと階級が分かれています。
| エコノミー搭乗クラス | 許容量 | PPSクラブ会員 | クリスフライヤー・エリートゴールド スターアライアンス・ゴールド |
| フレックス | 30kg | 追加で30kg 合計60kg |
追加で20kg 合計50kg |
| スタンダード | 30kg | 追加で30kg 合計60kg |
追加で20kg 合計50kg |
| バリュー | 25kg | 追加で25kg 合計50kg |
追加で20kg 合計45kg |
| ライト | 25kg | 追加で25kg 合計50kg |
追加で20kg 合計45kg |
重量制の場合、許容量内であれば何個でもチェックインカウンターで荷物を預けることが可能です。
ただし、1個当たり32kgを超える受託手荷物を預けることはできないので、32kg以内に収まるように調整しましょう。
<個数制の場合>
| 搭乗クラス | 個数 | PPSクラブ会員 | クリスフライヤーゴールド スターアライアンスゴールド |
| スイートorファーストクラス | 2個(それぞれ32kgまで) | 追加で2個(それぞれ32kgまで) | 追加で1個(それぞれ32kgまで) |
| ビジネスクラス | 2個(それぞれ32kgまで) | 追加で2個(それぞれ32kgまで) | 追加で1個(それぞれ32kgまで) |
| プレミアムエコノミークラス | 2個(それぞれ23kgまで) | 追加で2個(それぞれ23kgまで) | 追加で1個(それぞれ23kgまで) |
| エコノミークラス | 2個(それぞれ23kgまで) | 追加で2個(それぞれ23kgまで) | 追加で1個(それぞれ23kgまで) |
アメリカ路線のルールとして、目的地がアメリカ国内で最初の利用する便がシンガポール航空でない場合は
一番最初に利用する航空会社の手荷物規定に従う必要があります。
例えば、東京→シンガポール→ニューヨークと経路を組む際に、東京からシンガポールにいく際にANAを利用、シンガポールからニューヨークに行く際にシンガポール航空を利用した場合、最初に利用する便がANAということになるので、手荷物規定はANAに従う必要があります。
無料で預けることのできる手荷物
乳幼児のお子さんが利用する折りたたみ式ベビーカーや持ち運びベビーカー、カーシート等は無料で受託手荷物として預けることができます。
乳幼児連れの家族にとっては嬉しいサービスですよね!
超過料金
無料受託の規定を超える場合、別途超過料金を支払うことによって預けることができます。
超過料金のルールとして、例えば、東京→シンガポール→ニューヨークと乗り継いで行く場合、2区間分の2回請求されることになります。
また、1個当たり32kgを超えるような手荷物に関しては受託手荷物ではなく、貨物として輸送する必要があるので注意してくださいね。
具体的な受託荷物の超過料金についてはこちらをご確認してください。

シンガポールの最新おすすめ高級ホテルは下記記事で詳しくご紹介しています!
シンガポールのホテル選びの参考にしてみてください。
関連記事>>【2025年最新】シンガポールおすすめ高級ホテル15選!日本人向けのホテルを厳選!
シンガポール航空の機内持ち込みルール

次に機内持ち込みのルールを確認していきます。
機内持ち込み手荷物は搭乗クラスによって最大2個まで持ち込むことが可能です。
以下の表は機内持ち込み手荷物のルールを表した表になります。
| 搭乗クラス | 個数 |
| スイート ファーストクラス ビジネスクラス |
2個 |
| プレミアムエコノミークラス エコノミークラス |
1個 |
また、機内持ち込みのルールとして
・1個当たり7kgまで
・1個当たりの縦・横・高さの合計が115cm以内
とあります。
1個当たりの縦・横・高さの合計が115cm以内の具体的なイメージですが、ビジネスシーンで利用されているリュックやトートバック等の大きさであれば十分問題ないサイズです。
登山用の大型なバックパックになると規定違反となり、持ち運びすることができない可能性があるので注意してください。
また、受託容量の手荷物とは別に、以下の品目は1点ずつに限り機内に持ち込むことが可能です。
- 女性用のハンドバッグ(3辺の合計が80cm)
- カメラ/カメラ用バッグ
- オーバーコート
- 書類靴
- 傘
- ノートパソコン/タブレット端末類
- 乳幼児が食べる少量のベビーフード(合計が6kg以内)
- 歩行用の杖、松葉杖、義肢等
液体類の機内持ち込みについて
液体類の持ち込み制限は以下の通りです。
- 容器1つにつき100ml以下で容器は1ℓ以下の透明なジッパーバッグに入れること
- 1ℓ以下の透明なジッパーバッグの機内持ち込みは1個まで
- 透明の再封可能なビニール袋の4辺の周囲が80 cmを超えないようにする
- 透明プラスチック袋を、他の手荷物とは別に、検査場において検査員に提示する。
- ベビーフードや常用の薬は機内で服用される量のみ持ち込み可能
- 空港免税店で購入した液体類(お酒・香水)に関しては、「Security Tamper-Evident Bag」に入った商品のみ機内に持ち込み可能
ジッパーの付いた透明な袋に容器を入れないと、手荷物検査の際に廃棄される恐れがあるので注意してくださいね!
粉末状のものを持ち込む場合
機内で必要な医薬品・ベビーミルク、ベビーフードは透明な袋に入れなくても持ち込みが可能です。
ただし、医薬品などの場合、手荷物検査で薬の内容を確認される場合があるので、事前に薬の処方箋のコピーの発行をおすすめします。
シンガポール航空を利用して快適な空の旅を楽しもう!

今回はシンガポール航空の手荷物ルールについてご紹介してきました。
シンガポール航空の受託手荷物はアメリカ路線を除けば重量制となっているので、許容量範囲内であれば、何個でも預けることができます。
シンガポール航空に搭乗する前にぜひ今回の記事を参考にしてくださいね!
*受託手荷物、機内持ち込みの手荷物について今回紹介した品目以外にも手荷物として禁止されているものが存在します。もし預けられるかどうか不安な方は事前にシンガポール航空のカスタマーサポートもしくは搭乗日に空港チェックインカウンターで必ず問い合わせるようにしていただけるようお願い致します。



