ザ・ベーシックス福岡は2020年に開業したばかりの福岡市内にあるおしゃれホテル。
館内に入ると約5000冊の蔵書が目の前に広がり、巨大な図書館に紛れ込んだかのような錯覚になります。
客室内はモダンで居心地の良いデザインになっており、ホテルステイを楽しみたい方にはぴったり!
今回はザ・ベーシックス福岡の宿泊記をお届けします。
「お部屋の様子はどうなっている?」「朝食のクオリティは高い?」など宿泊前に気になるポイントをまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
Yusuke
- 28歳、都内在住
- ホテルステイは年間70泊以上
- これまで発行したクレジットカードは30枚以上
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ザ・ベーシックス福岡のロビー&レセプション
ザベーシックス福岡は2020年3月1日にオープンしたばかりの新しいホテル。
オープン前まではハイアットリージェンシー福岡として1993年から2019年まで営業を行なっていました。
そのため、地元の方にはハイアットリージェンシー福岡の名前の方がまだ馴染み深いとのこと。
ホテルの外観はユニークで特徴的な建築物です。
こちらの建物は、ポストモダン建築を代表する建築家マイケル・グレイヴス氏が手掛けたデザインになっています。
それでは、館内の中に入っていきましょう。
館内に入ると、約42mの吹き抜けと5000冊の蔵書が収納されている大きな本棚が目を引きます。
天井を向いてみると、かなり高い位置まで吹き抜け構造になっていることが分かります。
ずっと天井を見ていると、吸い込まれそうな感覚に。
チェックインは機械で行います。
宿泊の予約情報を機械に入力し、宿泊料金の精算などを済ませると、機械からカードキーが出る仕組み。
基礎化粧品セットやバスソルトなどのアメニティはロビーで用意されています。
基礎化粧品は雪肌精。
今回はChapter4というお部屋を予約していました。
ザ・ベーシックス福岡のお部屋のカテゴリーはスタンダードルーム、クラブルーム、スイートルームに分類されています。
クラブフロア、スイートルームの宿泊客はホテル1階にあるクラブラウンジを利用できます。
・Chapter1
・Chapter2
・Chapter3
・Chapter4←今回予約したお部屋。
・Chapter5
【クラブフロア】
・episode2
・episode3
・episode4
・episode5
・episode6
【スイートルーム】
・story Double
・story Twin
また、Chapter1・2・5、Chapter3、の一部客室のウェットエリアはユニットバス形式。
そのため、洗い場付きのバスルームのお部屋を希望される方はChapter4のお部屋もしくはepisodeルームの予約がおすすめです。
ザ・ベーシックス福岡のChapter4の客室
ここからはChapter4のお部屋を詳しくご紹介していきます。
今回は9階のお部屋にアサインしていただきました。
ベッドルーム
Chapter4のお部屋の広さは45m2。
福岡市内のホテルの中でもかなり広めの作り。
お部屋全体は、ブラウンのカラーリングをベースとしていて、温かみがありつつ高級感を感じる空間。
撮影し忘れてしまいましたが、残念ながらお部屋の眺望は期待できません。
お部屋の眺望重視でホテル選びをされている方は、「ヒルトン福岡シーホーク」や「アゴーラ 福岡山の上ホテル&スパ」などを検討されると良いと思います。
ベッドはツインタイプ。
マットレスはやや硬めの作りになっていて、個人的には体に馴染むマットレスでした。
パジャマは上下セパレートタイプ。
ガーゼ生地が使われているため着心地は良かったです◎
ベッドの反対側にはゆっくりとくつろげるソファもあります。
ホテル滞在中はこちらのソファでお酒を楽しんだり、仕事をすることが多かったです。
スリッパは使い捨てではなく、ウォッシャブルタイプ。
個人的には衛生的にも使い捨てタイプが良いと感じました。
お部屋にクローゼットは用意されていません。
洋服などは壁際にあるハンガーにかけるスタイル。
壁掛けの絵画やお部屋の角に配置されているランプがお部屋の空間になじんでいて、とってもおしゃれ。
ビジネスマンの方には嬉しい消臭スプレー。
天井には、ナノイー発生機が備え付けられています。
加湿器。
水はあらかじめ入っていないため、自分で水を入れる必要あり。
テレビは45型程度の液晶テレビ。
スマートテレビに対応しているため、テレビ上でYouTubeやNetflixなど楽しめます。
一点、不満な点として、テレビを横に傾けることができません。
そのため、ソファで見る場合、テレビで見る場合もかなりの斜めからしか見ることができず、全く映像を楽しめません。
結局、テレビは付けずにホテルでの時間を過ごしました。
テレビの配置変更するもしくは、テレビを可動式にするなど工夫が必要だと思います。
お篭りステイ目的の方は別の部屋を予約されることをおすすめします。
ミニバー
次にミニバー周辺を見ていきます。
コーヒーマシーンはilly製。
5つ星の高級ホテルで置かれていることの多いマシーンです。
簡単に本格的なエスプレッソを楽しめます。
引き出しの中には、無料のミネラルウォーター2本、illy製のコーヒーカプセル、お茶パック、コーヒーカップが収納されています。
ちなみに、ミネラルウォーターに関してはホテルへリクエストすれば何本でも無料でいただけますよ。
また、ワイン用のグラスやワインのコルク抜きなどもホテルへリクエストすれば貸し出しがあります。
冷蔵庫の中は空っぽ。
持参した飲み物や食べ物を収納できます◎
ウェットエリア
最後にウェットエリアをご紹介していきます。
ウェットエリアはグレーストーンを基調としたモダンで高級感のあるデザイン。
ウェットエリアの水栓器具やドイツの高級水栓メーカー「グローエ」を採用。
基礎アメニティセットは引き出しの中に収納されています。
歯ブラシやコームなど基礎的なアメニティは揃っていました。
ドライヤーは撮影し忘れましたが、Panasonicのイオニティが用意されています。
バスルームは洗い場付き。
日本人には嬉しい作りですね。
バスルーム内もグレーストーンが使われていて、ラグジュアリー感漂う空間です。
シャワーはレインタイプとヘッドタイプの2種類。
また、滝のように水圧の強い水が流れるシャワーもあり、多機能型のシャワーとなっています。
バスアメニティは5つ星ホテルでも採用されることもある「シー・オー・ビゲロウ社」のもの。
ラベンダーやペパーミントが爽快に香り、男女問わず利用できるバスアメニティとなっています。
episode・storyルームの宿泊客の方はお持ち帰りできるミニボトルが用意されています。
ザ・ベーシックス福岡の朝食
2022年現在、コロナウイルスの影響でホテルレストランで朝食は停止状態が続いています。
その代わり、ホテルスタッフがお部屋まで朝食を届けてくれる「モーニングボックス」で提供されます。
前日までにお部屋に用意されているテレビから以下3種類のモーニングボックスの中からメイン料理、好きなドリンクを注文し、配達時間を指定します。
配達時間は、7:00~10:00。
30分刻みで時間指定が可能です。
≪サンドイッチボックス≫
塩麴で旨味を凝縮させたタンドリーチキンと野菜のサンドイッチ、ローストビーフのクロワッサンサンド、九州パンケーキ粉で焼いたケークサレがメインのボリューム満点なボックスです。
≪オニギリボックス≫
オニギリのトッピングは「塩麴でマリネしたジューシーな唐揚げ」と「博多辛子明太子とだし巻き卵」。春らしい菜の花のキッシュをセットにした和風スタイルのボックスです。
≪スイーツボックス≫
クロワッサンをワッフル風に焼き上げた「クロッフル」と九州パンケーキ粉を使った「ドライフルーツクグロフ」をミックスベリーやメープルシロップと一緒に。見た目も華やかなボックスです。
3種類とも、たっぷりのお野菜に必須アミノ酸が豊富なキヌアと五穀米をミックスした特製サラダ、自家製ヨーグルトとドリンクのセットです。
今回はサンドイッチボックスをチョイス。
タンドリーチキンの入ったサンドイッチや、福岡名物でもある明太子を贅沢に使った明太フランスにサラダ、フルーツ、ソーセージ、キッシュ、ヨーグルトなど朝から豪華なメニューです。
どの料理もクオリティが高く美味しくいただきました。
朝から食欲が無い場合でも、モーニングボックスは紙袋入れて持ってきていただけるため、チェックアウト後にランチ代わりとして食べることもできるのでおすすめです。
ぜひ、宿泊する際は朝食付きのプランを付けてみてはいかがでしょうか。
ザ・ベーシックス福岡へのアクセス
JR博多駅筑紫口(新幹線口)より徒歩約7分です。
ザ・ベーシックス福岡の駐車場
ホテル地下駐車場があります。
駐車料金は1泊につき1,500円(税込)です。
先着70台限定となっているため余裕を持ってホテルへ訪問されることをおすすめします。
ザ・ベーシックス福岡で快適なホテルステイを楽しもう!
今回はザ・ベーシックス福岡の宿泊記をお届けしてきました。
博多駅や天神エリアからは少し離れているものの、お部屋のオシャレ度は福岡市内のホテルの中でもトップクラスと言えます。
ホテルステイを目的で福岡市内のホテルを探されている方には満足できるホテルだと思いますよ。
ぜひ宿泊されてみてはいかがでしょうか。