大手航空会社に比べて、比較的安い価格でハワイに行ける航空会社がハワイアン航空。
航空券の値段が安いことから、手荷物のルールが厳しいという意見をよく耳にします。
ハワイアン航空の手荷物ルールを確認しないまま、空港チェックインカウンターに行ってしまうと、想像以上に手荷物の制限が厳しくて、当日ドタバタする事態になる可能性があります。そんな事態避けたいですよね。
そこで、今回はハワイアン航空の手荷物制限のルールについて、受託手荷物と機内持ち込みに分けて詳しく解説していきますよ!
楽しいハワイ旅行の前に一通り読み進めてくださいね!
*こちらの記事は日本⇄ハワイ路線、ハワイ諸島間路線を中心に作成しています。
Yusuke
- 28歳、都内在住
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ハワイアン航空の受託手荷物ルール
まずは、受託手荷物のルールについて確認していきます。
日本⇄ハワイ路線の無料受託手荷物のサイズは三辺の合計が157cm以内の手荷物となっています。
そして、手荷物の許容量と個数に関しては搭乗するクラスによって異なります。以下の表をご確認ください。
搭乗クラス | 無料受託手荷物の重量と個数 |
エコノミークラス | 23kg以内の手荷物を2個まで無料 |
ビジネスクラス | 32kg以内の手荷物2個まで無料 |
また、ハワイ諸島間のフライトを利用される場合、サイズと重量の規定は国際線と同じですが、搭乗するクラスや会員によって料金が異なるので確認しておきましょう。
個数 | 料金 |
1つ目 | エコノミークラス→25USD ファーストクラス→無料 ハワイアン航空マイレージ会員→15USD |
2つ目 | エコノミークラス→35USD ファーストクラス→無料 ハワイアン航空マイレージ会員→20USD |
3つ目以降 | 50USD |
ハワイ諸島間のエコノミークラスを利用される場合、1個目の手荷物から手荷物料金が発生するのはちょっと驚きです。
ハワイアン航空を利用して、ハワイ諸島間のフライトを利用される方はなるべく荷物をコンパクトにされて渡航されるといいかと。
ハワイアン航空の受託手荷物のルールを一通りご紹介してきましたが、ここで注意点があります。
ハワイアン航空の場合、手荷物の規定は航空券を購入した航空会社の規定が適用されます。ハワイアン航空の場合、JALとコードシェア便を提携していることから、JAL便名でハワイアン航空を利用する場合、JALの手荷物規定が適用されるので注意しましょう。
もちろん、ハワイ諸島間もJAL便名でハワイアン航空を利用される場合、JALの手荷物規定となります。
無料の受託手荷物枠を超えてしまった場合
「無料受託手荷物の個数を超えて手荷物を預けたい。」「無料受託手荷物の重量を超えてしまいそう...」といった場合、超過料金を支払うことで手荷物を預けることが可能です。
手荷物の超過料金は以下の通りです。
<日本⇄ハワイ路線の場合>
超過内容 | 料金 |
3個目以降の手荷物を預ける場合(1個当たり) | 日本発→15,000円 ハワイ発→150USD |
(重量超過)23kg~32kg以内の場合 | 日本発→5,000円 ハワイ発→50USD |
(重量超過)32kg~45kg以内の場合 | 日本発→40,000円 ハワイ発→400USD |
(サイズオーバー)157cm~203cm以下 | 日本発→15,000円 ハワイ発→150USD |
超過料金を支払う場合、日本発の場合は円、ハワイ発の場合はUSドルで支払う必要があるのでハワイ発の方が超過料金が高いということに注意しましょう。
<ハワイ諸島間の場合>
超過内容 | 料金 |
(重量超過)23kg~32kg以内の場合 | 50USD |
(重量超過)32kg~45kg以内の場合 | 200USD |
(サイズオーバー)157cm~203cm以下 | 35USD |
ハワイアン航空の機内持ち込みルール
次に機内持ち込みのルールについて確認していきます。
機内持ち込みのルールは以下の通りです。
手荷物の重さが11.5kg以内で三辺の合計が114.3cm以内の手荷物を1個まで持ち込み可能。
身の回りの品(ハンドバッグ、ノートPC、カメラバッグ等)を1個まで持ち込み可能。
例外として、チャイルドシート、ベビーシート、ベビーカーに関しては子供が同伴している条件で、機内持ち込みも受託手荷物に預ける場合も追加料金なしで預けることができます。
液体類の機内持ち込みについて
液体類の持ち込みについては厳しくルールが定めれているので飛行機に搭乗する前に確認しましょう。
液体類の持ち込み制限は以下の通りです。
・容器1つにつき100ml以下で容器は1ℓ以下の透明なジッパーバッグに入れること
・1ℓ以下の透明なジッパーバッグの機内持ち込みは1個まで
・ベビーフードや常用の薬は機内で服用される量のみ持ち込み可能
・空港免税店で購入した液体類(お酒・香水)に関しては、「Security Tamper-Evident Bag」に入った商品のみ機内に持ち込み可能
リチウムバッテリーについて
スマートフォンやモバイルバッテリーに利用されているリチウムバッテリーは火災を招く危険性があるため、航空法や航空会社の規定により厳しくルールが定まっています。
ハワイアン航空のリチウムバッテリーに関する規定は以下の通りです。
連邦航空局(Federal Aviation Administration、FAA)は受託手荷物によるリチウム電池の持ち運びを禁じています(予備のリチウム電池、電子たばこ、携帯電子機器、ホバーボード、充電器、スマートバッグ)。乗客は受託手荷物から全てのリチウム電池を除かなければなりません。受託手荷物から取り出したリチウム電池は機内持ち込み手荷物でのみ航空機内に持ち込むことができ、ショートしないよう端子を保護しなければなりません。
出典:ハワイアン航空公式サイトより
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ハワイアン航空を利用して素敵な空の旅を!
今回はハワイアン航空の受託手荷物と機内持ち込みのルールについて確認していきました。
ハワイアン航空はハワイ路線を就航している大手航空会社に比べて、手荷物サイズの規定が細かいこともあり厳しい印象を受けたかと思います。
また、手荷物の超過料金も大手航空会社に比べると高額なので、なるべく無料の受託手荷物の許容範囲以内におさめることをおすすめします。
ハワイアン航空を利用して素敵な空の旅を楽しんでくださいね!
*受託手荷物、機内持ち込みの手荷物について今回紹介した品目以外にも手荷物として禁止されているものが存在します。もし預けられるかどうか不安な方は事前にハワイアン航空のカスタマーサポートもしくは搭乗日に空港チェックインカウンターで必ず問い合わせるようにしていただけるようお願い致します。