
経費の支払いや資金調達にも有効活用できる法人カード。
もし出張の機会が多いなら、プライオリティパスラウンジへのアクセスが付いた法人カードを選びましょう。
フライトの合間や前後にリラックスした時間を過ごせるため、ストレス軽減や仕事の効率アップにも繋がります。
この記事では、おすすめのプライオリティパス付き法人カード9選(個人事業主含む)について詳しく解説していくので、特徴やメリット・デメリットを理解した上で自身のニーズと照らし合わせてくださいね。
タップできるもくじ
プライオリティパスとは?何ができる?
プライオリティ・パスとは、世界中の空港ラウンジやレストランを利用できる会員制サービスです。
プライオリティ・パスで利用できるラウンジ・レストランは、全世界で1,700箇所以上もあり、同サービスを手掛ける競合他社と比較しても世界最大級のサービス。
プライオリティ・パスで入室できる空港ラウンジ内には、航空会社が運営するラウンジ同様、軽食やアルコール、シャワールームなどが用意されており、出発まで極上のひとときを過ごせます。
提携しているラウンジの中には航空会社のラウンジもあり、通常航空会社の上級会員やビジネスクラス以上の搭乗客でなければ利用できないようなラウンジも利用できます。
プライオリティパスは3種類ある
プライオリティパスには3つのプランが用意されており、空港の利用頻度によってプランを選択できます。

ただし、プライオリティパスラウンジを年間無制限で利用できるプレステージ会員になるためには、日本円で約70,000円も支払う必要があります。
スタンダード会員の場合、プライオリティパスを利用するごとに35米ドル(約5600円)発生。
そのため、スタンダードプラス会員・プレステージ会員の取得がおすすめです!
プライオリティパス付き法人カードおすすめ9選!
ここでは、ビジネスを運営していく上でおすすめのプライオリティパス付き法人カード9選をチェックしていきましょう。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード【フリーランスも申し込みOK】
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、ポイント還元率、プライオリティパス、ビジネス関連の特典、最大発行数、利用枠に関するメリットが多い法人カードです。
効率良くポイントを貯められるのはもちろん、永久不滅ポイントにはさまざまな使い道があり、経費を抑えたい方にピッタリです。
プライオリティパスも無制限でアクセス可能となっており、フライトの合間にゆったりとした時間を過ごせます。
セゾンプラチナビジネスアメックスは発行するだけで初年度年会費無料(通常:22,000円(税込))でカード発行できます。
さらに、セゾンプラチナビジネスアメックスに付帯されるプライオリティパスのランクはプレステージ会員(約70,000円)。
つまり、カード発行1年目は、空港ラウンジ・空港レストラン・リラクゼーション施設を無制限で利用できます!
まさにプライオリティパス付きのクレジットカードを発行するのであれば、最強の一枚と言えます。
セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、
サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です!
参考として、下記のようなプライオリティパスを発行できる主要クレジットカードの比較表を作成してみました!
総じてセゾンプラチナビジネスアメックスは他社のクレジットカードと比較しても非常に魅力的なカードと言えます。
また、セゾンプラチナビジネスアメックスカードはプライオリティパスだけでなく下記のような100万円相当の特典も付帯されています。
・初年度年会費無料(通常:年会費22,000円 税込)
・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費16,000円 税込)
・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円 税込)
・セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円 税込)
・一休ダイヤモンド会員が半年間無料(約30万円相当)
・プライオリティパス プレステージ会員(約70,000円)
・ABEMAプレミアム1ヶ月間無料(月1,080円 税込)
・国内空港ラウンジ無料
・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が条件)
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料
・24時間対応のコンシェルジュサービス
・毎週木曜日TOHOシネマズの映画が大人1,200円で鑑賞可能
→合計:1,047,080円相当
例えば、半年間の利用金額が30万円以上超えなければ獲得できない一休ダイヤモンド会員特典が半年間付与されたり、JALマイルの還元率が最大1.125%だったりとプライオリティパスの特典以外にも旅行に関連する特典も充実しています◎
東麻布 鉄板焼き 蘭麻の黒毛和牛コース(24,000円)
また対象のレストランのコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になる、セゾンプレミアムレストランby接待日和も嬉しい特典の一つ!
対象となるのは高級お鮨や鉄板焼きなど1名のコース料理が2万円以上超えるレストランばかりです!
セゾンプラチナビジネスアメックスカードのその他の特典については下記記事で詳細に解説しています。
「セゾンプラチナビジネスアメックスカードの特典をより把握したい!」という方は下記記事も併せてチェックしてみてください!
関連記事>>セゾンプラチナビジネスアメックスは高コスパで最強!メリットや改悪内容なども解説!
メリットだらけのセゾンプラチナビジネスアメックスカードですが、当然デメリットもあります。
主なデメリットは下記の通りです。
・プライオリティパスラウンジを同伴者と利用する場合+4,400円(税込)発生する
・JALマイルの還元率を最大1.125%に引き上げるためにはSAISONマイルクラブ5,500円(税込)への入会必須
・ANAマイルへの還元率は0.3%。
・2025年6月1日以降、22,000円(税込)→33,000円(税込)へ年会費アップ
上記のデメリットの対策として、プライオリティパスラウンジを家族と一緒に利用したい場合は、セゾンプラチナビジネスアメックスカードの2枚持ちがおすすめ!
JALマイルよりもANAマイルを中心に貯めている方は、サブカードとして利用するのが良いでしょう。
また、2025年からカードのリニューアルに伴い、年会費が22,000円(税込)から33,000円(税込)にアップするため、とりあえず1年目は初年度年会費無料でセゾンプラチナビジネスアメックスの特典を存分に楽しんでもらい、継続するかどうか判断するという意思決定で問題ないです。
これまでに当サイトから1,500名以上の方がカードを発行し、プライオリティパスラウンジをお得に楽しめていると嬉しい報告を数多く受けております。
大人気のクレジットカードのため、初年度年会費無料の特典がいつ改悪されてもおかしくありません!
私は20代で100名以下の中小企業勤務、年収300万円程度のときに
セゾンプラチナビジネスアメックスの申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
カードの特典が改悪される前にセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、ワンランク上の上質な旅をお楽しみください。
- 条件に応じたポイント還元率が高い
- 永久不滅ポイント
- プライオリティパス無制限
- ビジネス関連の特典が多い
- 追加カードは最大9枚まで発行可能
- 利用枠は最大9,990万円
- 年会費がやや高額
- JALマイルを貯めるには別途手続きが必要
カード基本情報 | |
ブランド | American Express® |
年会費 | 22,000円(税込)※初年度年会費無料 ※(2年目以降) 2025年8月4日の引き落とし分以降より33,000円(税込) |
追加カード | 一人3,300円(税込) ※18歳以上の社員、または本会員と生計をともにする18歳以上の家族が対象 |
空港ラウンジ | プライオリティパス プレステージ会員が無料(約70,000円) |
入会条件 | 18歳以上の安定収入のある方 ※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く) |
特徴 |
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必要な書類 | 代表者の本人確認書類 |
支払い口座 | 個人・法人 |
ETCカード有無 | 有 |
ダイナースクラブビジネスカード
社員の分の法人カードも併せて発行したい場合におすすめなのが、「ダイナースクラブビジネスカード」です。
追加カードの発行は4枚まで無料となっており、2枚分までは更新費用もかかりません。
必要最低限の出費で社員も特典を受けられるのはもちろん、経理管理もしやすくなるため、ビジネス運営におけるメリットの多さを感じられます。
審査の難易度はやや高いものの、海外のプライオリティパスラウンジに年10回までアクセスできるステータス性の高い法人カードとして知られています。
年に2回や6回までの制限が設けられていることも多い法人カードですが、「ダイナースクラブビジネスカード」なら海外への出張回数が多い方でも安心です。
また、100円につき1ポイントの還元となっており、ポイントモールでの利用に関しては還元率がアップする仕組みです。
法人カードの中ではポイントを貯めやすく、有効活用することで経費を抑えられます。
さらに、2025年5月1日より新規入会キャンペーンを開催中!
2025年5月1日~7月31日お申し込み分(2025年8月31日ご入会まで)の本会員年会費(27,500円 税込)、追加会員が発行するだけで初年度無料で発行できます!
すなわち、プライオリティパスラウンジを従業員含めて無料で利用できます!
ぜひこの機会にダイナースクラブビジネスカードを発行されてみてはいかがでしょうか。
・100円につき1ポイント還元
・4枚まで追加カードが発行無料
・海外ラウンジは年10回まで利用可能
・年会費がやや高額
・ブランドはダイナースクラブのみ対応
・審査の難易度がやや高い
カード基本情報 | |
ブランド | Diners Club |
年会費 | 27,500円(税込) ※2025年7月31日までのお申し込み分まで初年度年会費無料 |
追加カード | 発行は無料(追加カード発行は4枚まで)
維持費用は3、4枚目の追加カードのみ1枚あたり5,500円(税込) ※2025年7月31日までのお申し込み分まで初年度年会費無料 |
空港ラウンジ | プライオリティパス、国内・海外の1,600の空港ラウンジ(海外ラウンジは年10回まで)が利用可能 |
入会条件 | 基本会員が代表者・役員を務める法人や個人事業の役職員あるいは従業員で18歳以上の方 |
特徴 |
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必要な書類 | 代表者の本人確認書類口座振替用の法人口座の情報法人印個人・法人有表者の本人確認書類 |
支払い口座 | 個人・法人 |
ETCカード有無 | 有 |
UCプラチナカード
コストパフォーマンスが高い法人カードを探しているなら、「UCプラチナカード」がおすすめです。
年会費は1万円台とリーズナブルでありながら、海外のプライオリティパスラウンジは年6回まで無料でアクセス可能です。
プライオリティパスは最も安いスタンダードでも年会費が99ドルかかるシステムになっており、1年間の利用上限は10回までとされています。
一方で「UCプラチナカード」の年会費は16,500円で、ほかの特典を受けながらプライオリティパスも年間6回まで利用できる点が特徴的。
海外出張の頻度がそこまで高くない場合、リーズナブルな年会費でプライオリティパスへのアクセスを確保できます。
また、通常のポイント還元率は1%ですが、ポイントアップ店舗での利用になると7%が還元されます。
シーズナルギフトや年間ボーナスポイントを上手く組み合わせると年間のポイント還元率は最大3.74%までアップするので、貯めたポイントを使ってビジネスの効率化を図りたい方におすすめ。
付帯している優待特典も多く、FPや士業への相談、コンシェルジュサービス、通信端末補償などを無料で利用できます。
1万円台の法人カードの中では充実した特典が付いているため、年会費以上の利便性と実用性を兼ね備えた1枚です。
・年間ポイント還元率が最大3.74%と高い
・優待特典が多い
・1万円台の年会費でプライオリティパスの利用が年6回まで可能
・ポイントの有効期限は2年間
・ブランドがVISAのみ
・1,000円以下の利用ではポイントが付かない
カード基本情報 | |
ブランド | VISA |
年会費 | 16,500円(税込) |
追加カード | 3,300円(税込) |
空港ラウンジ | 国内・海外空港ラウンジサービス(海外のプライオリティパスラウンジは年6回まで)が利用可能 |
入会条件 | 20歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方 |
特徴 |
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必要な書類 | ・法人の本人確認書類
・法人の連絡担当者または個人事業主の本人確認書類 |
支払い口座 | 個人・法人 |
ETCカード有無 | 有 |
apollostation PLATINUM BUSINESS
「apollostation PLATINUM BUSINESS」は、国内主要空港ラウンジと海外のプライオリティパスが利用可能な法人カードです。
プライオリティパスは回数無制限でアクセスできる仕組みで、上限を気にすることなく空港でリラックスした時間を満喫できます。
年会費2万円台の法人カードの中でプライオリティパスの利用制限がないのは大きなメリットとなるため、年会費以上の実用性を実感したい方にピッタリ。
追加カードは最大9枚まで発行可能で、社員にも充実した特典を受けさせたい場合に最適です。
また、出光クレジット株式会社が発行している法人カードということもあり、車に関する特典が付帯しています。
法人カードを作るにあたって出光スーパーロードサービスが自動で付帯するため、社用車のサポートやケアを徹底できる1枚です。
なお、新規入会キャンペーンを実施しており、法人カードの申請で10,000ポイントが付与されます。
10,000円相当のポイントが自動的にもらえるので、効率良くポイントを貯めてビジネス運営に活かせます。
・個人の申請と口座引き落としに対応しているので起業したての個人事業主でも申請可能
・車に関する特典が付いている
・追加カードは最大9枚まで(初年度の年会費無料)
・即日発行は対応不可(最短3営業日)
・ビジネス関連の特典が少ない
・リーズナブルではあるものの年会費がかかる
カード基本情報 | |
ブランド | VISA、American Express® |
年会費 | 22,000円(税込) |
追加カード | 3,300円(税込)
※最大9枚まで |
空港ラウンジ | 国内主要空港ラウンジ、海外のプライオリティパスが利用可能 |
入会条件 | 個人事業主や経営者など、安定した収入と社会的信用がある連絡可能な方(未成年を除く) |
特徴 |
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必要な書類 | ・登記簿謄本(個人事業主は本人確認書類2点)
・申請者の情報 ・本人確認書類 |
支払い口座 | 個人・法人 |
ETCカード有無 | 有 |
アメリカン・エキスプレス ® ・ビジネス・ゴールド・カード
「アメリカン・エキスプレス ® ・ビジネス・ゴールド・カード」は、ポイント還元率が高いのが特徴です。
通常の支払いでは1%が加算されますが、加盟店での支払いに関しては3%までポイントがアップする「メンバーシップ・リワード・プラス」が適用される仕組みです。
法人カードのポイント還元率は0.5~1%程度が多いなかで、「アメリカン・エキスプレス ® ・ビジネス・ゴールド・カード」は特にポイントを貯めやすい法人カードとなっています。
プライオリティパスに関する特典も充実しており、同伴者1名まで無料で入場できます。
プライオリティパスへのアクセスには年2回までの利用制限があるものの、同伴者のアクセス料金を別途支払う必要がないのは大きなメリットです。
また、追加カードは最大で99枚までの発行に対応しており、社員が多い会社を運営している場合でも安心です。
特典付帯付きの有料追加カードと特典付帯無しの無料追加カードの2種類から選べるため、「経費の管理だけ簡略化させたい」「せっかくなら社員にも特典の恩恵を受けさせたい」といったニーズに合わせて発行できます。
LancersやEight Teamの特典サービスのほか、士業の紹介といったビジネス関連の特典も豊富で、事業のサポートサービスを強化したい場合にもおすすめです。
なお、新規入会後に一定の金額を利用すると合計170,000ポイントが付与される仕組みになっており、年会費3年分相当のポイントをゲットできます。
・ポイント還元率は1~3%と高め
・同伴者1名様まで空港ラウンジが無料利用可能
・ビジネス関連の特典が多い
・年会費が高額
・ANAマイルへの移行は年間40,000マイルまで
・金属製のカードなので機械に通せない可能性がある
カード基本情報 | |
ブランド | American Express® |
年会費 | 49,500円 (税込) |
追加カード | 特典付帯付き:13,200円(税込)
特典付帯無し:無料 ※合計最大99枚まで |
空港ラウンジ | 国内外対象空港の空港ラウンジが利用可能(プライオリティパスは年2回まで無料) |
入会条件 | 20歳以上の会社経営者、法人代表者、個人事業主 |
特徴 |
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必要な書類 | 申請者の名前、生年月日、現住所の記載がある本人確認書類 |
支払い口座 | 個人・法人 |
ETCカード有無 | 有 |
アメリカン・エキスプレス ® ・ビジネス・プラチナ・カード
「アメリカン・エキスプレス ® ・ビジネス・プラチナ・カード」は、利用枠の上限がない法人カードです。
事業の状態に応じて利用枠が決められるため、シチュエーションによっては高額利用枠も確保できます。
余裕を持った資金調達やビジネス拡大のチャンスを得やすく、経済的にも精神的にもストレスを軽減しながら運営したい方におすすめです。
また、多くの法人カードにはプライオリティパスへの利用制限が設けられている一方で、「アメリカン・エキスプレス ® ・ビジネス・プラチナ・カード」なら年間の回数制限なしで何度でもプライオリティパスにアクセスできます。
上限を気にすることなくプライオリティパスラウンジで過ごせるため、頻繁に出張する場合やビジネスパフォーマンスを向上させたい場合に最適です。
なお、ポイント還元率は通常100円=1ポイントですが、アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインの利用においてはポイントが2倍になります。
ビジネス・サイバー・プロテクションが付帯しているほか、ベルリッツ企業向けプログラムやデル・テクノロジーズの優待特典もあり、高額な年会費分だけしっかりとビジネスサポートも受けられます。
入会キャンペーンとして、入会から4か月以内に400万円分のカード決済で最大260,000ポイントが付与される点も大きな魅力と言えます。
・利用枠は制限なし
・プライオリティパスは回数制限なし
・ビジネス関連の特典が多い
・年会費が非常に高額
・5枚目以降はビジネス・ゴールド・カードが発行される
・審査が厳しい
カード基本情報 | |
ブランド | American Express® |
年会費 | 165,000円(税込) |
追加カード | 特典付帯付き:4人目まで無料/5人目以上は1枚につき13,200円
特典付帯無し:無料 ※5枚目以降はビジネス・ゴールド・カードが発行 |
空港ラウンジ | プライオリティパス、センチュリオン・ラウンジ、アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクションが利用可能(プライオリティパスは回数制限なしで無料) |
入会条件 | 20歳以上の会社経営者、法人代表者、個人事業主 |
特徴 |
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必要な書類 | 申請者の名前、生年月日、現住所の記載がある本人確認書類 |
支払い口座 | 個人・法人 |
ETCカード有無 | 有 |
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
「三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」の最大のメリットは、同伴者1名までプライオリティパスに無料でアクセスできる点です。
通常は同伴者1名につき35ドルを支払う仕組みになっているものの、「三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」ならプライオリティパスラウンジ利用のたびに追加料金を払う手間や出費を省けます。
長期的な視点で見るとコストパフォーマンスが高まるのはもちろん、リラックスした時間を過ごすことで仕事のパフォーマンスもアップするため、頻繁に社員と出張する方にとって大きなメリットです。
また、Vポイントの還元率は0.5%と特別高くはありませんが、セブンイレブンでの利用で最大10%が還元されます。
セブンイレブンの利用頻度が高い場合はポイントをザクザク貯められるため、そのほかの法人カードよりもお得感を味わえる1枚です。
2025年5月時点で新規入会キャンペーンを実施しており、カード入会月から2か月以内に指定金額を利用することで10,000円相当のポイントをゲットできます。
なお、利用枠は200万円からで、ビジネスの規模や運営状態に応じて最高利用枠が決定する仕組みです。
最低でも200万円の利用枠は適用されるため、ビジネスを運営していく上で十分な資金を確保できます。
・同伴者1名までプライオリティパスが無料
・最低利用枠が200万円~
・セブンイレブンユーザーなら最大10%のポイント還元
・年会費が高額
・ビジネス関連の特典が少ない
・ポイント還元率が0.5%と低い
カード基本情報 | |
ブランド | VISA・Mastercard |
年会費 | 55,000円(税込) |
追加カード | 5,500円(税込) |
空港ラウンジ | プライオリティパス、国内の主要空港、ハワイホノルルの国際空港内のラウンジが利用可能 |
入会条件 | 満30歳以上の法人代表者または個人事業主の方 |
特徴 |
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必要な書類 | 申請者の名前、生年月日、現住所の記載がある本人確認書類 |
支払い口座 | 個人・法人 |
ETCカード有無 | 有 |
ラグジュアリーカードチタン
「ラグジュアリーカードチタン」は、特典やステータスにこだわる方におすすめの法人カードです。
Mastercardの最高ランクとされるWorld Elite™ Mastercardに対応しており、ワンランク上のラグジュアリーな法人カードとして知られています。
保険やリラクゼーションをはじめとするさまざまな特典が付いているため、余計な出費を節約しながらビジネスを運営したい場合に最適です。
また、プライオリティパスの利用は無制限となっており、煩わしい回数制限を気にすることなくいつでもアクセスできます。
頻繁に出張する方にとって利便性が良く、フライトの合間にしっかりと体を休めることで業務効率アップにも繋がります。
通常の還元率は1%、賞品交換に関する最大還元率は3.6%で、JALやANAマイルへの移行には上限がありません。
貯めたポイントをまとめて移行すれば特典航空券もゲットできるため、フライトにかかるコストを削減できます。
利用枠も最大9,990万円までと大きく、ビジネス関連の決算を行う際にも便利です。
・ステータス性の高いWorld Elite™ Mastercardに対応
・最大9,990万円まで決済可能
・プライオリティパスの利用回数制限なし
・本会員、追加カードともに年会費が高額
・高額な年会費に対してポイント還元率は1%
・金属製のカードなので機械に通せない可能性がある
カード基本情報 | |
ブランド | Mastercard |
年会費 | 55,000円(税込) |
追加カード | 16,500円(税込) ※18歳以上の社員、または本会員と生計をともにする18歳以上の家族が対象。 |
空港ラウンジ | 利用回数制限なし 国内ラウンジ同伴者1名まで無料、海外ラウンジ35USD |
入会条件 | 20歳以上の安定収入のある方 ※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く) |
特徴 |
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必要な書類 | 法人代表者の本人確認資料(運転免許証など) |
支払い口座 | 個人・法人 |
ETCカード有無 | 有 |
JCBプラチナ法人カード
ビジネス特典が豊富な法人カードをゲットしたいなら、「JCBプラチナ法人カード」を視野に入れてみましょう。
簡易リスク診断サービスやトラブル発生時の電話対応なども行っているほか、弥生、freee、ソリマチをはじめとする会計ソフトとの連携サービスにも対応しています。
法人カードの年会費を支払うだけで万全のビジネスサポートを受けられるため、結果として経費の削減やビジネス拡大の機会に繋がる点がメリットです。
2025年6月30日まで新規入会キャンペーン中で、インターネットからの申請でOki Dokiポイント最大12,000ポイントを獲得できます。
「JCBプラチナ法人カード」はポイントの使い道が多く、JCBギフトカードの発券、JAL及びANAのマイル交換、楽天ポイント、dポイント、WAONポイントへの移行などに利用できます。
ニーズに合わせた使い道をその都度選べるため、貯めたポイントを効率的に使える法人カードです。
・年会費が1万円台と比較的リーズナブル
・ビジネス関連の特典が豊富
・ポイント還元率は海外の利用で2倍
・ブランドがJCBしか選べない
・引落先は法人のみ
・利用枠が事業に応じて50万~500万円なので足りない可能性がある
カード基本情報 | |
ブランド | JCB |
年会費 | 11,000円(税込) |
追加カード | 3,300円(税込) |
空港ラウンジ | プライオリティパス、国内の主要空港、ハワイホノルルの国際空港内のラウンジが利用可能 |
入会条件 | 18歳以上の法人または個人事業主 |
特徴 |
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必要な書類 | ・法人の本人確認書類
・代表者の本人確認書類 |
支払い口座 | 法人 |
ETCカード有無 | 有 |
プライオリティパス付き法人カードの選び方
法人カードは種類が多く、さまざまなクレジットカード会社が発行しています。
以下では、プライオリティパス付き法人カードを選ぶ際のチェックポイントについて解説していきます。
年会費
プライオリティパス付き法人カードを選ぶ場合、重要なのが年会費です。
法人カードの年会費は、クレジットカードの種類やランクに応じて差があります。
なかには年会費無料を謳っている法人カードもある一方で、10万円を超える高額なものも存在します。
年会費が無料、もしくは安い法人カードは初期費用やランニングコストを抑えられる点がメリットですが、プライオリティパスが付いていない、還元率が低いといった傾向もあるので注意が必要です。
対照的に、年会費が高額なクレジットカードを作ると、出費はかさむもののバリエーション豊富な特典が付与されます。
特にプライオリティパスを頻繁に利用する場合は、特典の充実度が高い法人カードを選ぶことでプライオリティパスの年会費を節約できます。
スタンダードで99ドル、スタンダード・プラスで329ドル、プレステージでは469ドルと高額な年会費が無料になるため、プライオリティパスに関する特典と年会費のバランスを考えた上で法人カードを選びましょう。
還元率
法人カードの還元率に着目することで、経済的メリットを実感できます。
貯めたポイントは支払いやマイルとの交換などさまざまな利用用途がありますが、法人カードのポイント還元率は0.5~3%程度までさまざまです。
また、海外での利用、航空券の購入、ポイントアップ店舗での支払いなどに応じてポイント還元率が異なるケースも多いため、法人カードのコストパフォーマンス向上を目指すためにも各法人カードのポイント還元率を比較検討してくださいね。
プライオリティパスの利用回数
プライオリティパスの利用を前提に法人カードを作るなら、プライオリティパスへのアクセス制限をチェックすることが大切です。
多くの法人カードには、プライオリティパスの利用が特典として含まれています。
ただし、プライオリティパス付き法人カード=無制限にプライオリティパスへアクセスできるというわけではありません。
各クレジットカードが発行する法人カードは、クレジットカードの種類やランクに応じてプライオリティパスの利用回数制限を設けています。
「1年間に2回まで」「1年間に10回まで」といった条件が付いているため、高頻度でプライオリティパスへアクセスする場合はあっという間に上限に達してしまう可能性があります。
プライオリティパスの利用予定が少ない場合は問題ありませんが、もし回数制限を気にせずプライオリティパスを使いたい場合は無制限タイプの法人カードを選びましょう。
空港レストランも使えるかどうか
一部の法人カードには、プライオリティパスラウンジ以外の施設利用が特典として付いています。
メジャーなのが空港レストランで、指定店舗にて決められたメニューや金額内の食事を楽しめる点がメリットです。
食費の節約にも繋がるため、頻繁に空港レストランを利用する方はプライオリティパスラウンジ以外の施設特典も確認するのがおすすめです。
利用限度額(与信枠)が高いかどうか
ビジネスで使う法人カードを選ぶ場合、利用限度額もチェックしましょう。
利用限度額が少ない法人カードでは、経費の支払いや資金調達の際に上限を超えてしまう可能性があります。
ビジネスを運営していく上で利便性の悪さを感じやすいため、各法人カードの利用限度額を事前に確かめてくださいね。
複数枚発行できるかどうか
複数の社員がいる場合、法人カードの最大発行数をチェックすることが重要です。
追加カードを複数発行できる法人カードを選ぶことで、社員たちが追加カードで支払いを行った際にまとめて会計処理できます。
また、ポイントの貯めやすさや付帯サービスを社員たちも受けられるといったメリットもあり、経理の効率化や社員たちの働きやすさ向上に繋がります。
同伴者(従業員・役員)も使えるかどうか
プライオリティパス付き法人カードを作るにあたって、同伴者の利用可否にも着目しましょう。
多くの法人カードでは、同伴者もプライオリティパスを使える仕組みになっています。
同伴者1名につき35ドルを支払うケースが一般的ですが、法人カードの種類やランクによっては同伴者も無料でプライオリティパスラウンジへアクセスできます。
なお、空港やプライオリティパスを同伴者と共に利用する頻度が高くない場合は、法人カードの年会費と1回の同伴者の利用料金のバランスを考えることが大切です。
余計な出費を抑えるためにも、プライオリティパスの同伴者に関する特典内容を吟味した上で最適な1枚を見つけてくださいね。
ビジネスサポート特典が充実しているかどうか
法人カードを申請する前に、ビジネスサポート特典の有無や詳細も確認することが大切です。
法人カードの中にはビジネス・サイバー・プロテクション、ビジネスツールとの連携、ビジネスツールの特典サービス、士業の紹介、コンシェルジュサービスなどが付帯しているものも多く、ビジネスを運営していく上で利便性の高さを感じられます。
ビジネス拡大のチャンスを掴むためにも、法人カードのビジネスサポート内容をチェックしましょう。
プライオリティパス付き法人カードついてよくいただく質問
ここでは、プライオリティパス付き法人カードに関するQ&Aをご紹介します。
プライオリティパス付きのクレジットカードを提示すれば、ラウンジを利用できますか?
プライオリティパスラウンジを利用するにあたって、保有しているプライオリティパス会員証を受付で提示します。
スタッフが伝票を作成するため、伝票への署名か電子リーダー端末への署名を行えばOKです。
個人事業主やフリーランスは法人カードが作れるのか
個人事業主・フリーランス=収入が不安定というイメージが強いことから、法人カードの審査を通過しにくいと言われています。
しかし、法人カードにはさまざまな種類のクレジットカードがあり、個人事業主やフリーランス向けの法人カードもたくさんあります。
開業して間もないタイミングでもOKな法人カードも多く、なかには本人確認書類の提出のみで作れるものも。
法人カードを作ることで比較的高額な限度額を確保できるのはもちろん、経費管理がしやすくなるといったメリットも見られます。
ただし、法人カードを申請するにあたって、あらかじめキャッシング枠をゼロにしておくことが大切です。
社会的信用度を上げるためにも、クレジットヒストリーを良好な状態にした上で法人カードを作成しましょう。
また、開業届の提出や固定電話の登録など、法人として事業が機能していることを強調するのもおすすめです。
プライオリティパスは国内線でも利用できますか?
2025年5月時点で、プライオリティパス付きの法人カードは国内の以下の5か所の空港で使用可能です。
- 成田空港
- 羽田空港
- セントレア
- 関西空港
- 福岡空港
残念ながら北海道や四国で利用できるプライオリティパスラウンジはないものの、関東地方、東海地方、関西地方、九州地方の主要な空港が含まれています。
国内のさまざまなエリアを網羅しているため、国内出張の際にプライオリティパスラウンジで快適な時間を過ごしたい場合におすすめです。
プライオリティパスに有効期限はありますか?
プライオリティパス付きの法人カードを作るにあたって、気になるのがプライオリティパスの有効期限です。
各クレジットカード会社が発行する法人カードには、プライオリティパスを利用する際の有効期限が設けられています。
一般的に法人カードの発行から3年間が有効期限となっており、プライオリティパスの会員証に記載されています。
なお、2025年4月より、プライオリティパスの会員証はカードタイプからデジタル会員証に変更されました。
プライオリティパス・アプリの中で有効期限も確認できるため、自身が保有する法人カードの有効期限が分からない方はアプリの詳細をチェックするのがおすすめです。
また、もし有効期限を迎えた後も引き続きプライオリティパスを利用したい場合は、期限が切れる前に再登録の手続きを済ませましょう。
有効期限の約1か月前にクレジットカード会社からお知らせが届くため、案内に沿って手続きを済ませれば完了です。
プライオリティパスは申請後、どの程度で到着しますか?
2025年5月時点で、プライオリティパスは即日取得可能です。
従来はカードタイプのプライオリティパスが提供されており、登録から受け取りの目安期間は約3週間でした。
しかし、2025年4月以降はデジタル化に対応していることから、登録完了後にすぐにオンラインやアプリからデジタル会員証をダウンロードできます。
プライオリティパスが付帯する法人カードが発行され次第、すぐにプライオリティパスの会員証にアクセスできる点が魅力です。
待ち時間をゼロにできるため、申請後すぐに出張の予定が入っている場合でも安心です。
プライオリティパス付き法人カードでビジネスを加速させよう
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