学生にとって航空券の購入は大きな出費の一つではないでしょうか?
春休みなどの長期休暇期間中に旅行や実家に帰省など飛行機を利用する機会は多いと思います。
できることなら航空券の出費はなるべく抑えたいものですよね!
実はANAとJALは学割サービスを実施しており、社会人よりもお得に航空券を購入できます。
そこで、今回はANAが行なっている学割サービスANA スマートU25(旧スカイメイト)、JALの行なっている学割サービスJALスカイメイトのサービスの内容について詳しく解説していきます。
Yusuke
- 28歳、都内在住
- ホテルステイは年間70泊以上
- これまで発行したクレジットカードは30枚以上
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ANA スマートU25とは?
スマートU25とは、12歳以上25歳以下のANAマイレージプログラム会員または、ANAカード(クレジットカード)を所有している方が利用できる国内線割引運賃サービスです。
スマートU25を利用して航空券の予約をする場合、飛行機搭乗日の00:00から出発時刻の20分前まで予約できます。
飛行機出発20分前まで予約が可能なので、
「急に地元に帰りたくなった...」
「そうだ!明日、沖縄に行こう!」
といった場合でも空席があれば、スマートU25価格で航空券を購入できます。
スマートU25価格であっても、当日の航空券の購入は高額なのでは?と思われる方も多いと思います。
しかし、ANA学割スマートU25の設定料金は、最低料金が5,300円、最高料金が22,400円とかなりお得な価格設定となっています。
搭乗日 | 価格 |
2020年10月25日~2022年3月26日搭乗分 | 5,300円~22,400円 |
例えば、東京(羽田)⇆沖縄(那覇)の片道通常料金は、46,610円です。通常料金だと購入するかどうか迷う値段ですよね。
しかし、スマートU25割の空席がないか検索してみると...
当日にもかかわらず、19,350円という破格の料金で予約が可能に。かなりお買い得ですね。
ANAスマートU25を使えば当日購入でも格安で航空券を予約できることを覚えておきましょう。
ANAスマートU25を利用する際の注意点
注意点1:通常期とピーク期によって値段が異なる。
ANAスマートU25は通常期とピーク期によって価格が異なります。
以下の表で示されているシーズンをピーク期と言い、通常のシーズンよりも値段が1,000円~3,000円程度高くなります。
ピーク期 |
2021年3月1日~2021年3月31日 |
2021年7月1日~2021年8月31日 |
2021年12月1日~2022年1月3日 |
2022年3月1日~2022年3月26日 |
例えば、東京⇆那覇の通常期の料金は19,350円です。一方でピーク期は22,400円です。差額は3,050円となります。
どの路線も通常期とピーク期の差額はおよそ1,000 円~3,000円程度に設定されているので、良心的な価格設定だと思います。
搭乗する便のANAスマートU25価格を詳しく知りたい方はANA公式サイトより検索してみてください。
注意点2:ANAマイレージクラブで生年月日を登録しないと使えない
ANAマイレージクラブを利用してスマートU25を予約する場合、ANAマイレージクラブ内の生年月日を入力していないと予約ができません。
予約する場合は、必ず生年月日の入力を済ませてくださいね!生年月日確認登録申し込みの方法はコチラ
また、スマートU25を予約して空港でチェックインする際に空港のグランドスタッフの方から年齢の確認できる保険証や学生証の提示を求めてくる場合があるので、飛行機に搭乗する際は必ず携帯するようにしましょう。
JALスカイメイトとは?
次にJALの行なっている学割サービス「JALスカイメイト」をご紹介。
JALスカイメイトとは、先ほどご紹介したANAのスマートU25と似ているようなサービスで、満12歳以上~ 満26歳未満の方が利用できる割引制度です。
ANAのスマートU25とほぼ価格や利用方法は同じですが、JALスカイメイトには大きな弱点があります。
それは、
搭乗日当日、出発空港にて空席がある場合に利用できる運賃
だということです。
すなわち、空港に直接行き、空席があればスカイメイト料金で航空券を購入できるという仕組みなんです。
もし搭乗日当日に空港に行って空席がなければもちろん飛行機に乗ることはできません。空港に行かないと予約できない!というポイントはかなり使い勝手が悪いですよね...
もし、JALのクラスメイトを利用する場合は、空港に行く前に必ずJALの空席情報を確認して空席に余裕があれば空港に行ってクラスメイト料金で予約するという形が良いと思います。
しかし、最終的な判断は空港での空席情報。
空港に向かっている途中に満席になる可能性もあるため注意しましょう。
スカイメイトの航空券の料金は、例えば、東京(羽田)⇆沖縄(那覇)の場合、片道通常期で18,800円、ピーク期で21,800円となっています。この料金設定はおそらく、ANAに対抗した料金設定だと思います。両社共に学生に優しい価格設定ですね。
もっと別の路線の料金設定を知りたい!という方はコチラから!
JALのスカイメイトのサービスを利用して学生料金で航空券を予約するのも良いですが、マイルの覇王オススメはJALカード navi(学生専用)のクレジットカードを発行することです。
JALカードnaviとは18歳以上30歳未満の日本に在住している学生が発行可能なクレジットカードのことです。
JALカードnaviのメリットを簡単に説明すると、年間費が在学期間中は無料で利用できて、年会費が無料のカードにもかかわらず、以下の表にまとめた内容の特典を受け取れます。
入会特典として航空券の割引などに利用できる、5000円分のe-JALポイントの付与 |
マイルを使った特典航空券が最大6割引で交換することが可能 |
マイル有効期限が在学期間中は無期限に使用ができる |
ショッピングマイルが100円=1マイルと高レート |
無料のカードとは思えないほどの充実した特典ですよね!
その中でも特典航空券を予約する場合の必要マイル数が最大で6割引になるという特典は驚愕です。
例えば、東京⇆沖縄(那覇)間を特典航空券で予約する場合、通常15,000マイル必要なのですが、JALカードnaviを持っていると、たったの6,000マイルでいけます。
毎月、通信費や光熱費、生活費をJALカードで毎月10万円決済していけば、1ヶ月当たり1,000マイル貯まる計算になります。すなわち、半年という期間で東京⇆沖縄(那覇)の往復航空券と交換できるので、かなりお得だといえるでしょう。
紹介した方法が利用できない場合は、株主優待券を
今回紹介してきたスマートU25やスカイメイトは、飛行機に乗る直前に有効な手段です。
また、JALカードnaviを利用して学生割引で特典航空券を予約する場合も一定のマイル数が必要。
上記以外の方法では、格安で航空券を予約できないのか?
他にも方法はあります。今まで紹介してきた方法が利用できない場合は、株主優待券を利用しましょう。
株主優待券は金券ショップやヤフオク等で5,000円程度で購入できて、株主優待券を使うことで、通常運賃の約半額の値段で予約できます。
すなわち、ANAの株主でなくても誰でも利用できます。(ただし、国内線のみ適用)
さらに、飛行機に搭乗する当日であっても、株主優待価格で予約することが可能なので使い勝手が良いですよ。
例えばANAの場合、先ほどご紹介した東京⇆沖縄(那覇)路線の通常運賃は片道で46,610円です。
ANAの予約サイトで株主優待価格を検索してみると、上の画像で示されているように、片道23,510円程度で購入することができます。
スマートU25の価格よりは若干高くはなりますが、先ほどご紹介した方法が利用できないのであれば、株主優待価格で航空券を予約するようにしましょう!
ANAとJALのサービスを利用して格安で航空券を予約しよう!
今回はANAとJALの学生割引についてご紹介しました。
ANAとJALどちらの学割が良いの?と質問されたら迷わずANAをオススメします。
JALのサービスであるスカイメイトは当日空港に行かなければ航空券を予約することができず使い勝手が非常に悪いです。
一方でANAは搭乗日当日の00:00から飛行機出発時刻の20分前まで予約することが可能とかなり融通が利くサービスとなっています。
また、クレジットカードを発行できるのであれば、JALを積極的に利用することもおすすめです。年会費無料とは思えないほどの特典の充実さはきっとあなたを満足させてくれますよ!
ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!