香港といえば100万ドルの夜景と言われるぐらい美しいビクトリア・ハーバーが有名です。また、日本人の口に合う料理が多く、ヌードルや飲茶などの日本ではなかなか味わうことのできない広東料理を楽しむことができます。
また、香港から高速船で1時間程度で行けるマカオも観光地として人気があり、格安で高級ホテルステイやカジノなど日本の日常生活では決してできないようなことを体験できます。
ですが、「香港に旅行に行きたいけど航空券が意外に高い....」
といった経験はありませんか?ホテルの価格は安かったけど、航空券が高くて結局旅行を断念してしまったという方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに朗報です!航空会社が提供しているマイルを利用して航空券を発券することができれば、必要最小限の旅費で香港まで旅行に行くことが可能なんです!
そこで、今回はANAマイルで香港に行くための基本情報と予約をする際の具体例を混ぜながらご紹介していきます!
\旅好きのあなたへ/
国内外1,600以上の空港ラウンジが
タダで使い放題の最強カード
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ANAマイルで香港に行くための基本情報
ANAマイルで香港に行くための基本情報を確認しよう!
まずは、ANAマイレージプログラムからANAマイルを香港線の航空券と交換するための基本情報を見ていきましょう!
まずは、ANAのマイルを利用して香港線の特典航空券を予約したいシーズンを確認しましょう。
出典:ANA公式サイトより
Lはローシーズン、Rはレギュラーシーズン、Hはハイシーズンという意味です。L→Hシーズンになるにつれて必要なマイル数も多くなるので注意してくださいね!
出典:ANA公式サイトより
次に日本から香港に行くためのマイル数を見てみましょう。香港はアジア1というグループに属しています。アジア1グループの主要都市は他に北京・上海・台湾・マニラなどです。
そして利用クラスという項目があると思います。こちらは、Yがエコノミークラス、Cがビジネスクラスという扱いです。Fはファーストクラスです。
つまり、こちらの図で分かるように香港線の往復特典航空券を引き換えるために必要なマイル数は、エコノミークラスの場合17,000マイル~23,000マイル、ビジネスクラスで35,000~43,000マイル必要なことが分かると思います。
アジア路線にはファーストクラスを選択することができないので、ビジネスクラスが最高クラスとなっています。
また、ANAと同じスターアライアンス(航空会社のグループ)に加盟しているエバー航空の特典航空券を発券したい場合も、ANAのマイルを利用して発券することが可能です。
ANAマイルで香港に行くための具体例
ここでは実際に東京⇆香港線の特典航空券を交換するためのシュミレーションを簡単に行なってみましょう!
ANAマイルを使ってエコノミークラスを発券する場合
ANAマイレージプログラムから香港線の特典航空券を見てみると、
R(レギュラー)シーズンの場合、エコノミークラスの交換に必要なマイル数は20,000マイルです。
この東京(羽田)⇆香港線を現金で購入しようと思った場合、スカイスキャナー等の航空券比較サイトで同じ便を検索してみると、
往復の航空券を購入するためには、約62,000円を支払わなければなりません。
すなわち、この東京⇆香港線をANAマイルで予約した場合、1マイル=約3円ほどの価値になるということがわかります。
現金で航空券を購入するよりも、ポイントサイトなどで貯めたポイントをソラチカルート(ポイントサイトで獲得したポイントをANAマイルに交換できるルート)を使ってマイルに交換した方がかなりお得ですよ!
ANAマイルを使ってビジネスクラスの航空券を発券する場合
次にビジネスクラスの香港線特典航空券を見ていきましょう!
こちらの画像で分かるように、東京(羽田)⇄香港をビジネスクラスで利用するために必要なマイル数は、R(レギュラー)シーズンであれば40,000マイルです。
この東京(羽田)⇆香港線を現金で購入しようと思った場合、スカイスキャナー等の航空券比較サイトで同じ時間帯で検索してみると、
往復で16万5000円程度の金額です。やっぱりビジネスクラスは桁が違いますよね...
すなわち、マイルで予約すれば1マイルの価値がおよそ4円程度になるということです。
マイルで発券した方がお得なのがよく分かりますよね!
マイルの価値を最大限上げるためには国際線の特典航空券を予約することが最もおすすめです。
ANAのマイル価値に関する情報を詳しく知りたい!という方は以下の記事を参照してみてくださいね!
ANAマイルを香港線の特典航空券と交換する際の注意点
ここではANAマイルを香港線の特典航空券と交換する際に注意しておきたいことを書いてみました。ぜひ参考にしてみてください!
ANAの香港線は機材によって快適度が全く違う
香港線は、シーズンや時間帯によって飛行機機材がかなり異なります。使用機材を事前にしっかりと把握しておかなければ、
飛行機に搭乗する際に自分の思っていた機材やシートと何か違うぞ...
と楽しみにしていた空の旅が台無しになってしまう可能性があるんです...
そのような思いを絶対にしないためにも航空券を発券する前に航空機材の情報を確認しましょう!
上の図の赤いかっこで指し示している部分に航空機材が書かれています。
今回の画像の場合763と記載されているので、ボーイング767-300ER型機だということがわかります。赤い枠で指名している部分をクリックすると搭乗する機材情報が表示されます。
このようなページが表示されたら絶対に絶対に見なければならないところがあります。それは、、、
座席の数なんです!!
え??座席の数が何の意味があるの??と思っている方が多いと思います。結論から言うと、同じ機種でも座席の数によってビジネスクラスの座席は変わるということです。
こちらのボーイング767-300ER 214席型の場合は2000年の初期に登場したビジネスクラスのシートを採用しています。快適度は今のプレミアムエコノミークラスより悪いです。
フルフラットにはならなく、リクライングできる角度が中途半端なので、深夜便で睡眠が必要な時間帯に予約することは絶対におすすめできません。
ANAさん!もうそろそろ年期入っているんで変えた方がいいと思います!これじゃビジネスクラスではなく、プレミアムエコノミークラスと変わらないじゃないですか!
おっと。失礼しました。このシートの機種に当たった場合は間違いなくハズレ機材です。同じマイル数を支払うのであれば、最新のシートに座りたいですよね。
少なくとも、ボーイング767-300ER型機の飛行機に搭乗する場合は、202席のタイプを選ぶことをおすすめします。
202席のタイプだと、
ANA BUSINESS CRADLE(クレードルシート)というシートになります。完全なフルフラットシートにはなりませんが、リクライングもかなりの角度まで下げることができ、現地到着までしっかりと睡眠が取れます。
また、前の席が倒れてこないというのもいいですね!
そして、東京⇄香港線で最もおすすめの席はANA BUSINESS STAGGEREDという席です。
ANA BUSINESS STAGGEREDの席は完全フルフラットシートになるのでシートを倒せば簡易的なベッドにすることができ、目的地到着まで爆睡できます!
こちらのシートはスタッガードシートというものを採用しており、飛行機の中なのに個室間やパーソナル間を演出しています。
他社のエアラインと比較しても、ANAのスタッガードシートは本当に優秀ですよ!
しかしスタッガードシートの機材は非常に人気が高くなかなか予約することができないので、搭乗の3ヶ月~半年前ぐらいから予約するように心がけましょう!
どうせ同じマイルでどのシートも搭乗できるのであれば、1番快適なシートに座りたいですよね!
世界中の空港ラウンジがタダで使い放題できる方法とは!?
軽食・アルコールが用意されており、搭乗開始時刻まで極上のひとときを過ごせる空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,600箇所以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるようになります。
ただし、空港ラウンジを使い放題できるプレステージ会員の場合、日本円で約75,000円の年会費を支払わなければなりません....
庶民に約75,000円もする年会費なんて支払えない....
分かります....
しかし、私自身、昨年から利用しているプライオリティパスには1円も支払っていません。
なぜ、そんなことができるのか?
それは、初年度年会費無料(通常:22,000円(税込))のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックス)を発行したからです!
セゾンプラチナビジネスアメックスを発行すると、世界1,500ヵ所以上にある空港ラウンジ・空港レストランを年間無制限で無料で利用できるプレステージ会員のプライオリティパスが無料付帯されます。
そのため、カード保有中は、空港ラウンジ・空港レストラン・リラクゼーション施設を何回でも利用OK!
セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、
サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です!
プライオリティパスを発行すると、例えば下記のようなラウンジをタダで利用できるようになります。
関空ANAラウンジ
羽田空港TIAT LOUNGE
〜【日本国内】プライオリティパスで利用できる空港ラウンジ・空港レストラン〜
成田空港では道頓堀くり田でステーキセットを無料で食べられる
2024年10月より、三菱UFJニコス・JCBカードで発行したプライオリティパスでの
空港レストランやリラクゼーション施設は利用できなくなるため、
セゾンプラチナビジネスを発行するメリットは現在急上昇中です!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナビジネスアメックスは他社のクレカと比較しても魅力的なカードと断言できます。
また、プライオリティパスだけでなく、下記のような魅力的な特典も付帯されています。
・初年度年会費無料
・国内空港ラウンジ無料
・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費9,900円)
・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が条件)
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料
・セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円)
・一休ダイヤモンド会員が半年間無料
・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円)
・24時間対応のコンシェルジュサービス
セゾンプレミアムレストランby接待日和を利用して高級鉄板焼きコース(24,000円)を半額で食べられます。
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、
再来月より年5回までの利用制限になるため、早めの切り替えがおすすめ!
旅好きにとって、セゾンプラチナビジネスアメックスは発行しないと絶対に後悔するクレカでしょう。
私は年収300万円程度のときにセゾンプラチナビジネスの申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高い傾向です。
ぜひセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、ワンランク上の旅を楽しみましょう!
ANAマイルを貯めて香港に旅行へ出かけよう!
今回はANAマイルと特典航空券の交換可能なおすすめの国である香港路線についてご紹介してきました。
香港は東京の半分ぐらいの土地に高層ビルが入り組んでいたり、映画のワンシーンに出てくるようなネオン街があるなど日本では決して味わうのことのできない体験をすることができます。
また、東京⇄香港線の場合は、片道約4時間半で旅行に行けるので一人旅や週末弾丸旅行にも最適な地域です。
ただ、注意点として、東京⇄香港線の場合、使用機材のシートのクオリティが便によって雲泥の差があるので、マイレージプログラムから予約する際は必ず使用機材を確認してから予約することをオススメします!