アジア最大のLCCであるエアアジアは、2023年に「エアライン・エクセレンス・アワード」でアジアのLCC部門第1位を獲得しました。
高い実績と人気を兼ね備えているエアアジアは、実は機内食にもこだわっています。
この記事では、エアアジアの機内食の実態、値段、おすすめメニューに着目していきます。
Yusuke
- 28歳、都内在住
- ホテルステイは年間70泊以上
- これまで発行したクレジットカードは30枚以上
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エアアジアの機内食は無料?
LCCであるエアアジアでは、機内食は有料とされています。
飲食物の持ち込みを禁止しているため、もしフライト中に食事を楽しみたい場合は機内食を注文するようにしましょう。
エアアジアでは、路線別にバリエーション豊富な機内食を提供しています。
日本、タイ、シンガポール、マレーシアをはじめとする発着エリアの名物料理も多く取り揃えており、機内で旅行気分を満喫できます。
以下は、エアアジアで販売されている主な機内食のメニューと価格帯の目安です。
パク・ナセルの ナシレマ | 約650円 |
チンおじさんの鶏飯 | 約650円 |
ハイドラバード野菜のビリヤニと | 約650円 |
ブカラ・チキンブリヤニ | 約650円 |
エビとチキンのワンタンヌードル | 約560円 |
タイバジルチキン | 約650円 |
チキンライス | 約650円 |
ローストチキン ブラックペッパーソース添え | 約650円 |
野菜たっぷり丼 | 約650円 |
照り焼きチキン丼 | 約650円 |
ハニーセサミローストチキンラップ | 約300円 |
アジアン料理のほか、ベジタリアンメニューも選べる仕組みで、さまざまなニーズにマッチする機内食が用意されています。
尚、上記の料金は国際線に搭乗する場合の目安であり、国内線ではやや安価な価格設定となっています。
価格改定などが行われる可能性もあるので、利用前に必ず最新版の価格表をチェックするようにしましょう。
また、出発予定時刻の24~48時間前までに機内食を事前購入すると、割引が適用となります。
もし食べたいものが既に決まっているなら、機内ではなく搭乗前に食事を追加しておくのがおすすめです。
エアアジアの機内食の味は?まずい?注文する価値はある?
エアアジアの機内食は、実際に利用したユーザーから高い評価を得ています。
味や量に対する満足度も高く、リーズナブルな価格帯でコストパフォーマンスが良い機内食を取り揃えている点が特徴。
ただし、独特なスパイスなどを使っている名物料理に関しては、好き嫌いが分かれやすい点に注意しましょう。
食べ慣れていないと美味しく感じられないケースも多いので、料理の詳細をチェックして自身が食べやすい機内食を選ぶことが大切です。
余談として、東南アジアの航空会社で機内食が美味しいと評判の高いエアラインはタイ航空やシンガポール航空、ベトナム航空などがあります。
エアアジアのおすすめ機内食メニュー
チキンライス
日本からクアラルンプールまでのフライトでは、チキンライスを選べます。
エアアジアで提供しているチキンライスは、ショウガや唐辛子などをブレンドしたソースが使われており、肉料理でありながらサッパリとした風味が特徴的です。
チキン自体は大ぶりですが、味付けが重すぎず食べやすいので、「クアラルンプールに着いてからも色々食べたいから軽いものを選びたい」「機内食は胃もたれしやすいから重いメニューは避けたい」といったニーズを満たしてくれます。
ナシレマ
日本クアラルンプール間の機内食でおすすめなのが、ナシレマです。
ナシレマとは、ココナッツミルクで炊いたご飯のことを指します。
マレーシアの家庭料理としても知られており、ココナッツミルク風味のご飯にソース、スパイス、具材などをトッピングするのが特徴的。
エアアジアが販売するナシレマは、ココナッツライスにスパイシーなチリ・サンバル、鶏肉、アンチョビフライ、ナッツ、ゆで卵などをのせています。
ココナッツライス=甘いイメージを持たれがちですが、甘さは控えめでコクが出ている食べやすい風味になっています。
ハイデラバード野菜のビリヤニと
日本発クアラルンプール行きの便に搭乗するなら、イスラム料理に挑戦するのがおすすめ。
マレーシアはイスラム教を国教としており、エアアジアでもクアラルンプール行きのフライトではイスラム料理のビリヤニを提供しています。
ビリヤニとは、パキスタンのハイデラバードの名物料理であるスパイス味の炊き込みご飯のこと。
ジャスミンライスを使っており、ピラフのような口触りで日本人にとっても食べやすい機内食となっています。
ベジタリアンメニューとして提供されているので、具材に使われているのは人参、インゲン、グリーンピースといった野菜オンリーです。
タイバジルチキン
日本発タイ行きの便では、タイバジルチキンを楽しめます。
チキンをチリやタイバジルと炒めたシンプルなメニューとなっていて、東南アジア特有のスパイスの風味が口いっぱいに広がります。
チキンもゴロゴロとした大きめサイズなので、食べ応えは抜群。
チキンにもソースがたっぷりと染み込んでおり、「機内食でも本格的なタイ料理を味わいたい」「優しい風味よりも辛い味の料理の方が好き」という場合におすすめです。
パッタイの卵包み
エアアジアの日本発タイ行きの便で提供されているのが、パッタイの卵包み。
タイの名物料理として知られており、日本の焼きそばよりもやや甘酸っぱさを感じられます。
麺も太めで食べ応えがあるので、「到着前に機内でガッツリ食べておきたい」「せっかくの海外旅行だから機内食も思う存分に楽しみたい」という方にピッタリ。
エアアジアのパッタイの卵包みではタマリンドソース、もやし、エビなどが使われており、焼きそばを柔らかい卵で包んだオムそば風になっています。
照り焼きチキン丼
日本
からタイへのフライトでは、照り焼きチキン丼が提供されています。
ご飯の上に照り焼きチキン、シイタケ、錦糸卵、ニンジンがのせられており、彩りも綺麗な機内食。
メインの照り焼きチキンは柔らかく、大きすぎず小さすぎないサイズ感で切られています。
歯で簡単に噛み切れるのはもちろん、一口でも食べやすいちょうどよいサイズなので、「小さな子どもでも食べやすい肉料理の機内食を探している」「高齢者と一緒に旅行するので柔らかい料理がいい」という場合に最適です。
また、風味も日本の照り焼きチキンとよく似ており、甘辛い味付けが食欲をそそります。
東南アジア風の料理に苦手意識がある方でも手軽に食べやすく、老若男女問わず愛される機内食となっています。
まとめ
LCCでありながら、エアアジアではクオリティの高い機内食を提供しています。
発着エリアにちなんだ名物料理を手軽に食べたいなら、機内食がリーズナブルで美味しいエアアジアを検討してみましょう。