韓国の航空会社であるエアプレミアは、2017年に設立。
運航を開始したのは2021年となっており、比較的新しい航空会社です。
韓国の仁川空港を起点に、日本の成田空港をはじめ、タイ、ベトナム、ドイツ、アメリカなどの都市が空路で結ばれています。
成田空港から仁川空港まで約2時間半の飛行時間となっていることから、「遠距離フライトの乗り換えを韓国にしたい」「エアプレミアを使って韓国から別の年に行くのはどうだろう?」と考えている方も多くなっています。
本記事では、エアプレミアの手荷物ルールについて解説していくので、詳細や注意点を把握して快適な旅に備えましょう。
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エアプレミアの受託手荷物ルール
エアプレミアでは、座席クラスによって受託手荷物の制限が異なります。
座席クラスはエコノミーLite、エコノミーFlex、エコノミーStandard、Premia42の4種類があり、それぞれの規定重量と個数は以下のように定められています。
座席クラス | 重量 | 個数 |
エコノミーLite | 15㎏ | 1個 |
エコノミーFlex | 23㎏ | 1個 |
エコノミーStandard | 23㎏ | 1個 |
プレミアムエコノミー | 32㎏ | 1個 |
上記の規定内に収まっていれば、受託手荷物は無料で預けられます。
重量か個数のいずれか、もしくは両方が超過している場合は、追加料金を支払って受託手荷物の枠を増やしましょう。
受託手荷物の預け入れが禁止されているアイテム
尚、受託手荷物には、預け入れが禁じられているアイテムがある点にも注意が必要です。
火薬類、照明弾、花火、導火線などを含む爆発物、漂白剤、排水管洗浄剤、塩素などの放射性・伝染性物質、毒性物質や消化器をはじめとする危険物質は、受託手荷物の中に入れることができません。
マッチ、ライター、ペイント、アルコール度数70%以上の飲料も引火性物質として禁止されているものの、小型のマッチや携帯ライターに関してはそれぞれ1つまでなら機内持ち込み可能です。
受託手荷物としては預けられないので、必ず持ち込み荷物の中に入れて搭乗しましょう。
「自分の持っているバッテリーが受託OKなものか分からない」「もし禁止されている物を勘違いで入れていたらどうしよう」といった不安がある場合は、エアプレミアの搭乗手続きカウンターで再確認するのがおすすめです。
万が一、受託手荷物の破損や紛失が起きてしまったら?
また、エアプレミアを使うにあたって、受託手荷物の破損や紛失に関するルールも把握しておきましょう。
エアプレミアの過失や故意により生じた手荷物の破損及び紛失については、利用客がエアプレミアに対して申告できるシステムになっています。
破損の申告期限は手荷物を受け取ってから7日以内で、申告先は到着地が基準となります。
公式ホームページにて各到着地のメールアドレスが公開されているので、自身の氏名、搭乗した便名、搭乗日時、連絡先を記載し、受託手荷物の破損が分かる写真を添付しましょう。
併せて手荷物票の情報も文書か写真で提供することで、エアプレミアから返信が来るという流れになっています。
一方、紛失の申告期限は、手荷物を受け取ってから21日以内です。
破損と同様に公式ホームページに申告先が掲載されているので、氏名、搭乗した便名、搭乗日時、連絡先をメールで送付します。
注意点として、受託手荷物に付けていたストラップやアクセサリーなどは補償の対象外となります。
もし機内で手荷物を失くした場合は、紛失申告先ではなく機内遺失物センターに問い合わせてください。
追加で手荷物の枠を購入する場合
もし受託手荷物が既定の個数や重量を超えた場合は、追加で手荷物の枠を購入する必要があります。
1個追加 | 1㎏追加 |
70,000ウォン | 10,000ウォン |
エアプレミアでは、事故防止の目的で32㎏以上の受託手荷物を取り扱わないというルールが設けられています。
Premia42は受託手荷物の無料分が32㎏となっており、既に上限の重量に達しています。
そのため、Premia42は個数の追加はできるものの、重量の追加はできない点に注意しましょう。
いかなる場合も32㎏以上では預けられないので、必ず事前に自身の手荷物の重量を確認しておくのがおすすめです。
また、スポーツ用品や大型の楽器は、特殊手荷物に含まれます。
スポーツ用品は、重量32kg以下、サイズは3辺の合計が292cm以下でなければなりません。
ゴルフバック、スノーボード、スノースキー、釣り道具、サーフボード、自転車など、各アイテムによって細かい規定が設けられています。
楽器は、3辺の合計が115cm以下であれば持ち込み荷物として取り扱われます。
一方で115cm以上では大型楽器と見なされ、受託手荷物のサイズになる点に気を付けましょう。
尚、楽器は壊れやすいため、エアプレミアでは別途座席を購入して機内に持ち込むことを推奨しています。
エアプレミアの機内持ち込みルール
エアプレミアでは、全路線において共通の機内持ち込みサイズが設定されています。
3辺の和が115cm以内であること、各辺の最大値が高さ55cm、横40cm、縦20cmであることが条件となっており、規定サイズを超える手荷物は持ち込みが許可されていません。
機内持ち込み手荷物の重量や個数に関しては、座席のランクによって異なります。
エコノミーでは、重量が10kg以内の手荷物を1個まで持ち込み可能です。
一方でプレミア42の場合、10kg以内の手荷物を最大で2個まで持ち込める仕組みになっています。
さらに、上記の手荷物にプラスして、ノートパソコン、ハンドバッグ、ビジネスバッグ、小型の免税品なども1つまで許可されているということを覚えておきましょう。
もし上記のルールを超える手荷物を保有している場合、超過手荷物という扱いになります。
受託手荷物として搭乗手続きカウンターにて申請を行う必要があり、重量、サイズ、行き先によって以下のような料金設定となっています。
北東アジア | 東南アジア | 米州・ヨーロッパ | |
個数超過
(最大23kg) |
70,000ウォン | 100,000ウォン | 200,000ウォン |
重量超過
(最大23kg) |
10,000ウォン/kg | 15,000ウォン/kg | 20,000ウォン/kg |
サイズ超過
(159~203cm) |
80,000ウォン | 120,000ウォン | 160,000ウォン |
サイズ超過
(204~292cm) |
160,000ウォン | 240,000ウォン | 320,000ウォン |
また、搭乗手続きカウンターではなく搭乗口で手荷物を預ける場合、㎏ごとに以下の超過料金を徴収されます。
北東アジア | 東南アジア | 米州・ヨーロッパ | |
㎏ごとの料金 | 10,000ウォン | 15,000ウォン | 20,000ウォン |
搭乗口で手続きをする際は、現地通貨で超過料金を支払わなければなりません。
ただし、出発地がベトナムの場合は、支払い通貨はアメリカドルのみ対応しています。
サイズの上限は3辺の和が158cm、重量が23 kgとされているものの、当日の空港の状況などによっては搭乗口での手荷物預かりを行っていないケースもあるため注意が必要です。
また、機内持ち込み荷物には、持ち込みが禁止されている物品があります。
銃類、スタンガン、酸性スプレー、刀剣、バット、ダンベル、化学物質、引火性物質などは、安全性の理由により機内に持ち込むことができません。
禁止物には先端が鋭利な物体も含まれているため、ハサミなどは必ず受託手荷物の中に入れるようにしましょう。
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プレミアムエコノミーのPremia42でも1個32㎏を超える手荷物は預けられないという決まりがあり、エコノミーの場合は1㎏の超過ごとに追加料金がかかります。
行き先や超過の状況によっては高額な料金を支払うことになるので、自身の手荷物の重量やサイズを把握しておくことが重要です。
また、特殊手荷物、受託手荷物、持ち込み荷物の制限や条件についても確認し、空港で慌てなくて済むように十分に準備しておきましょう。