ANAファミリーマイルとは家族みんなで貯めたマイルを一つにまとめることができるサービスです。
家族でマイルを合算できれば、特典航空券を予約できる可能性もグッと上がりますよね!
そこで今回はANAファミリーマイルへの登録方法やメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。
次の長期休暇はマイルを貯めて海外旅行へ出かけましょう!
Yusuke
- 28歳、都内在住
- ホテルステイは年間70泊以上
- これまで発行したクレジットカードは30枚以上
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ANAファミリーマイルとは
ANAファミリーマイルとは、家族それぞれで貯めたマイルを、特典に交換する際必要な分だけマイルを一つのマイレージクラブにまとめることのできるANAカード(個人)限定のサービスです。
ファミリーマイルに参加する家族の年齢が18歳以上超えている場合は、家族全員がANAカードの発行必須で、17歳以下の方はマイレージクラブでも参加することが可能です。
マイルを一つにまとめることができれば、今までマイルが足りなくて予約できなかった特典航空券を予約するということも可能になるので、本当におすすめできるサービスです!
ファミリーマイルに登録するにはどうすれば良い?
ここでは初心者や未経験者の方でも分かりやすいようにファミリーマイルの登録方法についてご紹介していきます。
また、私個人がファミリーマイルについて疑問に思ったことをANAお客様サポートに直接お問い合わせしてみました。
登録方法1:ANAカードを所有しているか確認する
まずはANAカードを所持しているか確認しましょう。18歳以上の方はANAカード(家族カード)入会が必須です。(家族カードも含む)17歳以下の方であればANAマイレージクラブに登録していれば問題ありません。
もし新たにANAカードを発行するのであれば、ANAワイドゴールドカード以上のステータスのあるカードをおすすめします。
理由は、ワイドゴールドカードを発行すると、ANAゴールドメンバー(上級会員)の資格を得ることができるからです。
貯めたマイルを特典航空券に交換する場合、上級会員の方が特典航空券の空席が一般のANAカードよりも多いので、特典航空券を予約できる可能性がグッと高くなります。
また、国際線を利用する際にエコノミークラスの搭乗券であってもビジネスクラスのカウンターでチェックインできる特典などもあります。
ぜひANAカードを新しく作りたい!と思っている方はANAゴールドカードを発行してみてください。
登録方法2:プライム会員を決める
プライム会員とは、ANAファミリーマイルの代表者のことを指します。プライム会員のマイレージ口座に全てのマイルが集合するという仕組みです。
ポイントとして家族でANAカードを複数持っていた場合、絶対に上級会員の方をプライム会員にするようにしましょう。
先ほどもご説明しましたが、上級会員の方が特典航空券を予約できる可能性が高くなります。
登録方法3:ファミリー会員を決める
ファミリー会員とは、プライム会員と生計を同一し、同居する配偶者・同性パートナー及び、一親等以内の家族を最大9名まで登録することができます。
一親等以内の家族限定となっているので、同居している祖父母や兄弟・姉妹などをファミリー会員にすることはできないので注意してくださいね。
登録方法4:最終登録を行う
最後の手続きはプライム会員の方が行います。
ファミリーマイルに登録する家族全員がANAカード(家族カードを含む)を所持している場合、
ANAマイレージクラブのマイメニューよりご家族の利用→ANAカード(ファミリーマイル)を選択してください。
クリックすると、下の方に「規則に同意して登録する」という項目があるので進んでください。
ここで家族カードを登録していないと、
このようなエラーが発生するので、ファミリーマイルに登録する場合は、必ず登録する18歳以上の家族全員が家族カードの発行を完了させてから登録するようにしてください。
また、17歳以下の子供のマイレージクラブのマイルを登録する場合は以下のPDFをダウンロードして必要事項を記入します。
登録方法の条件として、登録するファミリー会員の保険証のコピー又は発行3ヶ月以内の住民票のコピーの提出が義務付けられています。
ANAにお問い合わせをしたところ、ファミリーマイルに登録する家族に17歳以下の子供がいる場合、参加申し込み書に記入するのはその子供だけで大丈夫とのことです。18歳を超えているファミリー会員になる方はネットで登録しましょう!
PDFのダウンロードはこちらより行ってください。
登録方法5:合算マイル数を確認する
最後に正常にマイルが合算されているかどうか確認しましょう。
合算したマイルは、プライム会員の「マイル口座残高」で確認することができます。
また、合算したからといってファミリー会員のマイル残高がゼロになる訳ではありません。
ファミリー会員のマイレージクラブからも個人のマイルは確認することが出来ますし、プライム会員のマイレージクラブから家族全員のマイル数を確認することもできます。
ファミリーマイルのデメリット
ファミリーマイルのメリットは何といっても家族のマイルを合算することができるので、特典航空券の予約がしやすくなる点でした。
ですが、デメリットを探してみると意外と見落としがちなポイントや注意しなければならないポイントが出てきたのでご紹介します。
18歳以上であればANAカードに絶対に入会しなければならない
ファミリーマイルを登録する家族が18歳以上であればANAカードに絶対に入会しなければなりません。普段ANA個人カードをメインで利用していないという方は年会費を考慮して、「ANA家族カード」をおすすめします。
家族カードは「ANA JCBカード ZERO」を除いて全て年会費が1,080円~16,740円発生します。
例えば先ほどおすすめカードとしてご紹介したANAワイドゴールドの家族カードは1枚当たり年会費で4,320円(税込)発生します。
そして、ANA一般カードの場合は1,080円(税込)。ワイドカードの場合は、1,620円(税込)となっています。
ただし、一般カードの家族カードは初年度年会費が無料となっています。
ファミリーマイルを登録する家族が18歳以上の場合は、毎年クレジットカードの年会費が余計に増えてしまうということを覚えておきましょう。
ファミリーマイルを使うと一部のANAサービスを利用することができなくなる
以下の表をご覧ください。
ファミリーマイルでも使えるサービス | ファミリーマイルで使えなくなるサービス |
ANA国際線特典航空券 | バニラエア特典航空券 |
ANA国内線特典航空券 | いっしょにマイル割 |
ANA国際線アップグレード特典 | ANAセレクション特典 |
提携航空会社特典航空券 | ANAご利用券 |
ANA SKY コイン | 提携ポイントへの交換...etc |
ファミリーマイルのサービスを利用すると、一部のANAサービスで利用できなくなるサービスがあることが分かります。
特に「いっしょにマイル割」が利用できなくなるのは残念です。
いっしょにマイル割を利用すると、家族一人が10,000マイルを支払うことによって最大4名までいっしょにマイル割運賃で航空券を予約できるので家族旅行にもってこいのサービスなのですが、ファミリーマイルに登録すると使えなくなるようです。
いっしょにマイル割について詳しく知りたい方はこちらへ
ファミリーマイルの情報を変更・退会したい場合は、手数料を支払わなければならない
ファミリーマイルの情報を変更・退会したい場合は、手数料としてなんと5,000マイル支払わなければなりません。
1マイルの価値は平均で2円~3円と計算することができるので、手数料に10,000円~15,000円を支払わなければならないシステムだということです。
変更手数料が発生しない場合は、婚姻・死亡など戸籍上の変更と海外に転居した場合などです。
しかしこんなにマイルを徴収するのはあんまりだ!ヒドすぎる!と思い、ANAお客様サポートセンターに急いで問い合わせをしたところ、
「お客様の状況に応じて柔軟に対応します。」とのことでした。
実際にはあまり5,000マイルを徴収されるケースはなく、子供の進学によって別々に暮らすことになったので別々にマイルを貯めたいという場合なども無料で変更することができるようです。
ファミリーマイルの変更・退会したい場合はANAお客様サポートセンターに一度で電話で事情を説明すると良いと思いますよ!
ANAお客様サポートセンターの電話番号はこちら
ファミリーマイルの注意点
ここではファミリーマイルの注意点を簡単にご紹介していきます!
ANA(法人)カードをファミリーマイルに登録することはできない
ANA(法人)カードをファミリーマイルに登録することはできません。
ファミリーマイルに登録する際は、別途でANA(個人)カードを発行するか、ANA家族カードを発行する必要があります。
マイレージクラブの登録住所が国外である場合は利用することができない
海外に居住地がある方はファミリーマイルを利用することはできません。
しかし、ANA「ANAマイレージクラブ ファミリーアカウントサービス」といったサービスを行なっており、海外居住者が家族のマイルと合算することができます。(プライム会員だけの登録はできません。)
「システムとしてはファミリーマイルとほとんど変わらないじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、本サービスを利用される場合、登録料として一人につき1,000マイルを支払う必要があります。
ANAマイレージクラブ ファミリーアカウントサービスについて詳しく知りたい人はこちらから
世界中の空港ラウンジがタダで使い放題できる究極のカードとは!?
軽食・アルコールが用意されており、搭乗開始時刻まで極上のひとときを過ごせる空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,600箇所以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるようになります。
ただし、空港ラウンジを使い放題できるプレステージ会員の場合、日本円で約75,000円の年会費を支払わなければなりません....
庶民に約75,000円もする年会費なんて支払えない....
分かります....
しかし、私自身、昨年から利用しているプライオリティパスには1円も支払っていません。
なぜ、そんなことができるのか?
それは、初年度年会費無料(通常:22,000円(税込))のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックス)を発行したからです!
セゾンプラチナビジネスアメックスを発行すると、世界1,500ヵ所以上にある空港ラウンジ・空港レストランを年間無制限で無料で利用できるプレステージ会員のプライオリティパスが無料付帯されます。
そのため、カード保有中は、空港ラウンジ・空港レストラン・リラクゼーション施設を何回でも利用OK!
セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、
サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です!
プライオリティパスを発行すると、例えば下記のようなラウンジをタダで利用できるようになります。
関空ANAラウンジ
羽田空港TIAT LOUNGE
〜【日本国内】プライオリティパスで利用できる空港ラウンジ・空港レストラン〜
成田空港では道頓堀くり田でステーキセットを無料で食べられる
2024年10月より、三菱UFJニコス・JCBカードで発行したプライオリティパスでの
空港レストランやリラクゼーション施設は利用できなくなるため、
セゾンプラチナビジネスを発行するメリットは現在急上昇中です!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナビジネスアメックスは他社のクレカと比較しても魅力的なカードと断言できます。
また、プライオリティパスだけでなく、下記のような魅力的な特典も付帯されています。
・初年度年会費無料
・国内空港ラウンジ無料
・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費9,900円)
・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が条件)
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料
・セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円)
・一休ダイヤモンド会員が半年間無料
・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円)
・24時間対応のコンシェルジュサービス
また、セゾンプレミアムレストランby接待日和を利用して高級鉄板焼きコース(24,000円)を半額で食べられます。
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、
約1ヶ月後より年5回までの利用制限になるため、早めの切り替えがおすすめ!
旅好きにとって、セゾンプラチナビジネスアメックスは発行しないと絶対に後悔するクレカでしょう。
プライオリティパスはカード到着後、申請を行い、1週間程度で到着します。
私は年収300万円程度のときにセゾンプラチナビジネスの申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高い傾向です。
ぜひセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、年末年始の帰省や海外旅行を楽しんでくださいね!
ファミリーマイルをフル活用して家族で旅に出かけよう!
今回はANAファミリーマイルの登録方法やデメリットについて詳しくご紹介してきました。
ファミリーマイルを使うと家族のマイルを一つのマイレージ口座に合算することができるので特典航空券への交換がしやすくなる反面、
・ファミリーマイルに参加する家族が18歳以上であればANAカードを絶対に所持しなけれなばならない
・ファミリーマイルを利用すると一部のANAサービスが利用できなくなる
・変更・退会したい場合は、手数料として5,000マイル発生
するなど、色々なデメリットが分かったと思います。メリットとデメリットを見比べながらファミリーマイルを利用するかどうか家族で決めてみてくださいね!