はじめて金浦空港を使う場合、「金浦空港からソウル市内ってどうやって移動すればいいの?」「色々な移動方法があるけど自分にとってベストな手段が分からない」といった悩みや疑問がつきものです。
より快適な韓国旅行を実現するためにも、事前に金浦空港からソウル市内までのアクセス方法をチェックしておきましょう。
この記事では、金浦空港からソウル市内への5つの移動方法の詳細について解説していきます。
Yusuke
- 28歳、都内在住
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金浦国際空港からソウルまでのアクセス方法は5つ
金浦空港からソウル市内まで移動する場合、主なアクセス方法は鉄道、AREX、リムジンバス、タクシー、チャーター車の5種類です。
各アクセス方法にはそれぞれ異なる特徴があり、自身のニーズに合う移動手段について考える必要があります。
以下は、それぞれのアクセス方法のメリット・デメリットと所要時間をまとめた表です。
交通手段 | メリット | デメリット | 所要時間 |
鉄道 | ・行き先や宿泊先によって複数の駅を下車候補にできる
・料金がリーズナブル |
・荷物が多いと移動が大変
・ソウル市内に行くために乗り換える必要がある |
約40分 |
AREX | ・目的地まで早く着ける
・料金がリーズナブル |
・オンラインでは予約の時間変更が不可
・当日のチケット購入だと満席で予約できないことがある |
約22分 |
リムジンバス | ・必ず座って到着地に行ける
・大きな荷物があっても移動しやすい |
・時間がかかる
・満席の場合は乗車できない |
約1時間 |
タクシー | ・ドアツードアで到着地まで行ける
・深夜や早朝でも移動しやすい |
・不慣れな場合はタクシートラブルに巻き込まれるリスクがある
・渋滞の影響を受けやすい |
約50分 |
チャーター車 | ・ドアツードアで到着地まで行ける
・日本語対応のドライバーもいる |
・料金が高額
・渋滞の影響を受けやすい |
約50分 |
ソウル駅以外での下車を考えているなら鉄道、早さを重視するならAREX、大荷物での移動ならリムジンバス、時間帯を問わずに移動したいならタクシー、日本語対応を希望するならチャーター車というように、アクセス方法によって全く違ったメリットがあります。
一方で異なるデメリットも兼ね備えているため、それぞれの特徴をしっかりと把握した上で自身に合うアクセス方法を見極めることが大切です。
ここでは、金浦空港からソウル市内までの5つのアクセス方法の詳細や料金などについて深堀します。
地下鉄でアクセスする方法
金浦空港からソウル市内まで移動する1つ目の方法が、地下鉄です。
金浦空港から地下に降り、地下鉄5号線に乗車します。
ソウル市内へ行くためには新吉駅での乗り換えが必須となっており、新吉駅から1号線に乗って5つ目がソウル駅です。
到着までの所要時間は乗り換え時間を含めて約40分で、料金は1,800ウォンと5つの移動手段の中では安い価格設定です。
また、地下鉄ならソウル駅以外の周辺駅での下車もしやすく、宿泊先に合わせて最も高い駅で降りられるというメリットもあります。
リムジンバスやタクシーのように渋滞に巻き込まれるリスクもないため、スムーズに移動できるところも嬉しいポイント。
大きなスーツケースなどがある場合は移動がやや大変になるものの、「海外旅行には比較的慣れている」「大荷物がないのでローカル気分で移動したい」という場合には候補として考えてみましょう。
下車駅 | 所要時間 | 料金 |
ソウル駅 | 約40分 | 1,800ウォン |
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AREXでアクセスする方法
コストパフォーマンスの高さを重視するなら、スピーディーかつリーズナブルな価格で移動できるAREXがおすすめ。
AREXに乗車する場合、金浦空港の地下1階が乗り場となっています。
オンラインでの事前予約、もしくは当日チケットを購入し、ソウル駅で下車すればOKです。
ただし、AREXには直行列車と一般列車の2種類があり、金浦空港からソウル駅まで移動する場合は各駅停車の一般列車に乗る必要があります。
金浦空港からソウル市内までは比較的近く、各駅停車であっても金浦空港から5つ目の駅がソウル駅です。
また、AREXの全ての車内には共用の荷物置き場も完備されており、大きなスーツケースがあっても移動しやすい点がメリット。
全席指定で100%座れるので、小さな子どもや高齢者と一緒に旅行する際にも安心して乗車できます。
注意点として、AREXをオンラインで事前予約した場合、オンラインから時間変更はできない仕組みになっています。
飛行機の遅延リスクなども視野に入れて、確実に乗車できる時間帯を選ぶことが大切です。
下車駅 | 所要時間 | 料金 |
ソウル駅 | 約22分 | 1,800ウォン |
リムジンバスでアクセスする方法
「多少時間がかかってもいいからドアツードアで安く移動したい」「荷物を持ったまま電車に乗りたくない」という場合、リムジンバスでの移動を視野に入れてみましょう。
金浦空港からソウル市内まで乗り換えなしで移動できるものの、タクシーやチャーター車と比べるとリーズナブルな価格帯となっています。
大きなスーツケースは車体の下に収納されるため、電車移動のように荷物に注意を払う必要がない点もポイント。
ただし、空きがないと乗車できない仕組みになっており、日程や時間帯によってはスムーズに移動できない可能性も考えられます。
到着地に応じて具体的な料金も違うため、あらかじめ詳細を把握した上で予約することが必要不可欠です。
なお、金浦空港からソウル市内までリムジンバスで移動する場合、乗車場所は到着ロビーの外となっています。
ホテルシャトルバスや市バスを含めて合計12か所のバス乗り場がありますが、ソウル市内行きのリムジンバスは2、3、4番乗り場です。
もしリムジンバスに大きな荷物を預ける場合は、ドライバーから渡される引換券を大切に保管しておきましょう。
下車時に引換券をドライバーに見せる必要があるので、なくさないように注意してくださいね。
下車 |
所要時間 |
料金 |
ソウル市内 | 約1時間 | 7,000~18,000ウォン |
タクシーでアクセスする方法
現地到着後に手軽に移動したいなら、タクシーや配車アプリを使うのがおすすめ。
事前予約不要となっており、早朝や深夜に金浦空港に到着する場合でも移動しやすいのが特徴です。
タクシーの乗車場所は、出口ゲート2・3の外にある横断歩道を渡った先に位置しています。
韓国語で書かれた行き先をドライバーに見せて、到着時に料金を支払えばOKです。
もし配車アプリを使う場合は、まずアプリ内に行き先と出発地を入力します。
ピックアップしてほしい場所を出発地としてピン留めし、タクシーの種類を選んで希望の決済手段を選びます。
呼び出しボタンを押すと出発地に配車タクシーが向かう仕組みになっており、自身が予約した車体ナンバーかどうかをチェックした上で乗車しましょう。
なお、金浦空港からソウル市内までの移動にかかる所要時間や料金は、タクシーとアプリで大きな違いはないとされています。
1台につき20,000~40,000ウォンとやや高額ではあるものの、「重いスーツケースを持って移動するのは嫌だ」「自分で電車やバスの乗り場をチェックするのはハードルが高い」という方にとってはコストパフォーマンスの良い移動手段となっています。
乗車人数が増えれば増えるほど1人あたりの料金も低くなるので、複数人で旅行する際はぜひ検討してみましょう。
ただし、韓国でタクシーに乗車するにあたって、不正請求などのトラブルに遭う可能性もゼロではありません。
安全にソウル市内まで移動するためにも、メーターを使わないタクシーには乗らない、空港内のロビーで客引きしているドライバーは断るなど、自身でも細心の注意を払うことが大切です。
もし何らかのトラブルに巻き込まれてしまったら、車体ナンバーを覚えておく、領収書を受け取るといった対応を取った上で現地の警察に相談してくださいね。
下車 | 所要時間 | 料金 | |
メータータクシー | ソウル市内 | 約50分 | 20,000~40,000ウォン |
配車アプリ |
チャーター車でアクセスする方法
チャーター車を利用すれば、金浦空港からソウル市内までドアツードアで移動できます。
中には日本語に対応しているドライバーもいるため、「韓国語がまったく分からないから日本語が話せるドライバーがいい」「コミュニケーションに不安のないドライバーを利用したい」という方でも安心です。
チャーター車の予約は事前にオンラインで行い、空港でドライバーと落ち合う仕組みになっているのが一般的。
空港の到着ロビーでドライバーを見つけたら、予約フォームや予約完了メールなどを見せて自身が予約したドライバーであるかを確認しましょう。
また、中にはそのままソウル市内の観光ができるプランなども提供されているため、自身のニーズに合わせて旅行プランを立てやすいのもポイントです。
料金は5つの移動手段の中で最も高くなっていますが、プライベートな環境を重視する場合や大人数での予約を検討している場合はおすすめの方法です。
なお、チャーター車の利用を希望する際は、事前予約を済ませておく必要があります。
空港到着後に手配しようとしても予約できない可能性が高いので、韓国へ出発する前に準備しておいてくださいね。
下車 | 所要時間 | 料金 |
ソウル市内 | 約50分 | 70,000~90,000ウォン |
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利用人数や降車場所などをカスタマイズし、最適な料金が提示されます。
金浦空港からソウル市内へ移動する際に必要なアイテム
韓国専用eSIMカード
金浦空港からソウル市内へ移動する場合、必ず必要なのが韓国専用eSIMカードです。
eSIMカードは通常のSIMカードと違い、カードの入れ替えをすることなく使える点が特徴です。
オンラインで手続きを済ませられるので、「韓国にいる間に日本のSIMカードをなくしそうで不安」「できるだけ荷物を最小限に減らしたい」という方に適しています。
韓国専用eSIMカードを入れておくことで、韓国滞在中に好きな場所でインターネット回線に接続できます。
フリーWi-Fiに頼ることなくインターネットを利用できるため、現地で地図アプリ、電車の乗り換え検索ツール、SNSなどを使う場合も安心です。
また、現地でタクシーや配車アプリを活用する際、ドライバーから登録電話番号に連絡が来ることがあります。
スムーズにやり取りするためにも、eSIMカードで韓国の電話番号を手に入れておくようにしましょう。
T-moneyカード
韓国で旅行するにあたってT-moneyカードをゲットするのがおすすめ。
T-moneyカードとはSuicaのような交通カードのことで、地下鉄、AREX、リムジンバス、市バスといった幅広い交通機関で使用できます。
事前にT-moneyカードにチャージを済ませておけば、改札やバス内のセンサーにT-moneyカードをタッチするだけで乗車可能です。
T-moneyカードでの支払いには割引が適用されており、1回分の乗車券をその都度購入するよりも交通費を抑えられます。
交通機関を利用するたびに乗車券を買う手間や時間も省けるので、韓国で旅行する際はぜひT-moneyカードを購入しましょう。
なお、T-moneyカードは地下鉄の駅、コンビニ、キオスクなどで販売されており、購入にはカード本体の料金として2500ウォンを支払う仕組みになっています。
2500ウォンはあくまでT-moneyカードの料金なので、追加でチャージ分の金額を支払わなければならない点に注意してくださいね。
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金浦空港から快適にソウル市内へ移動しよう!
金浦空港からソウル市内へ移動する場合、5つの移動手段があります。
価格帯や所要時間が違うのはもちろん、それぞれに異なるメリットやデメリットもあるので、自身のニーズと照らし合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
また、よりスムーズにソウル市内で移動するためにも、韓国専用eSIMカードやT-moneyカードなどを活用するのがおすすめです。
事前準備を徹底して、韓国で充実した時間を過ごしてくださいね。