桃園国際空港から台北駅・台北市内までの移動方法を徹底解説！【2024年最新】

日本人の海外旅行先として圧倒的な人気を誇る台湾・台北。

多くの日本人が桃園国際空港到着後に、台北市内へ移動するのではないでしょうか。

この記事では、桃園国際空港から台北市内までの5つの移動方法について詳しく解説していきます。

それぞれの特徴はもちろん、メリットやデメリットについても深堀するので、自身のニーズや状況にマッチする移動方法を見つけてくださいね。

桃園国際空港から台北駅・台北市内までの移動方法は5つ

桃園国際空港から台北駅・台北市内への移動方法は、電車（MTR）空港バス、タクシー、チャーター車、台湾高速鉄路の5種類です。

以下は、それぞれの移動方法の料金と所要時間をまとめた表です。

交通手段	料金	所要時間
電車（MTR）	NT$150	普通列車：約50分 快速列車：約35分
空港バス	NT$100～145	約50～90分
タクシー	NT$ 1200～1800	約1時間
チャーター車	NT$900～	約40分～1時間
台湾高速鉄路	NT$185	約40分

自分自身にとって最適な移動方法を見極めるためにも、それぞれのメリットやデメリットについてチェックしていきましょう。

電車(MRT)で移動する方法

桃園国際空港から台北市内に向かう場合、最もポピュラーな移動手段が電車（MRT）です。

快速列車と普通列車の2種類があり、快速列車では「空港第2ターミナル駅」、「空港第1ターミナル駅」、「長庚医院駅」、「新北産業園区駅」、「台北駅」の5駅、普通列車はプラス8駅の合計13駅に停車します。

所要時間は快速列車が約35分、普通列車では50分の所要時間で、料金はいずれもNT$150。

荷物を置く場所も完備されているため、大きなスーツケースでの移動にも適しています。

なお、快速列車と普通列車は設備がやや異なっており、コンセントは快速列車のみ搭載されています。

ここでは、電車（MRT）の利用方法、メリット・デメリット、時刻表の詳細について詳しく見ていきましょう。

電車(MRT)の利用方法

電車（MRT）の乗り場は、第1ターミナルの地下1階及び第2ターミナルの地下2階にあります。

いずれの場合も到着ロビーをスタート地点とし、「桃園機場捷運」の案内板を目印に進みましょう。

電車（MRT）に乗車するにあたって、交通カードの悠遊カードかクレジットカードのタッチが必要です。

もし悠遊カードを使いたい場合は、「桃園機場捷運服務」と記載されているカウンターへ行くか、専用の自動販売機で購入します。

メリット

電車（MRT）を使う最大のメリットは、時間の正確性です。

路上を走る空港バスやタクシーと違って、電車（MRT）では交通渋滞に巻き込まれる心配がありません。

時刻表通りに台北市内に到着できるので、「到着後すぐに予定がある」「移動時間が読めないのは困る」という場合でも安心。

また、電車（MRT）は全ての移動手段の中で最も移動時間が短く、快速列車に乗ればわずか35分で台北市内に到着します。

乗車時にクレジットカードが使える点もポイントで、滞在している短期間だけのために交通カードを発行する手間や費用を省けます。

料金もNT$150と格安なので、ほかの移動手段と比べてコストパフォーマンスの高さが魅力です。

デメリット

リーズナブルな価格帯とスピーディーな移動を叶えられる電車（MRT）ですが、目的地によっては利便性の悪さを感じる恐れがあります。

桃園国際空港から発車する電車（MRT）の終点は台北駅ですが、宿泊するホテルが台北駅から遠い場合は荷物を持って移動しなければなりません。

台北駅への到着後にほかの路線に乗り換える必要もあるため、目的地への行きやすさについても考慮することが大切です。

また、交通渋滞のリスクがない一方で、天候や事故を理由に運行状況が変わる可能性もあります。

急に遅延や運休となった場合に備えて、念のためにほかの移動手段についてもリサーチしておきましょう。

時刻表

電車（MRT）は、6:00～23:00まで毎日運行しています。

普通列車は15分おきとなっていますが、快速列車は15～30分に1本とやや運行間隔が長い時間帯もあるため、以下の時刻表をあらかじめチェックした上で移動するのがおすすめです。

桃園国際空港から台北駅までの最新のMRT時刻表はこちら

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空港バスで移動する方法

桃園空港から台北市内までの移動方法2つ目は、空港バスです。

空港バスは15～20分おきに24時間運行しており、時間帯を問わずにいつでも利用できます。

空港バスの種類によって具体的な料金は異なっていますが、NT$100～145が相場です。

ここでは、桃園国際空港から台北市内までの空港バスの利用方法やメリット・デメリットについて解説していきます。

空港バスの利用方法

桃園国際空港から台北市内行きの空港バスを利用するにあたって、まずは乗車チケットを購入します。

第1ターミナルの地下1階へ行き、自身の希望する目的地のバスカウンターを見つけましょう。

現金は使えないため、クレジットカードを事前に準備しておくことが大切です。

チケット購入時に次のバスの発車時間と乗り場を確認し、指定された乗り場からバスに乗車します。

空港バスが到着したら、運転手にチケットを手渡しましょう。

もし車体の下に預けたい荷物がある場合は、運転手に荷物を預けて引換券を受け取ります。

下車に関しては、自身の目的地に到着した際にバスから降りればOKです。

荷物がある場合は下車時に運転手に引換券を渡し、荷物をトランクルームから出してもらってくださいね。

メリット

空港バスを利用するメリットとして、台北市内のさまざまなエリアに行ける点が挙げられます。

台北市内を到着地としている空港バスは種類が多く、自身が滞在予定としているホテルのそばで下車しやすいのが特徴です。

大きなスーツケースを持って遠距離を移動する必要がないので、利便性の良さを実感できます。

運行時間は24時間となっており、早朝や遅い時間に桃園国際空港に到着する場合でも安心。

また、空港バスは料金が安く、NT$100～145が目安となっています。

さらに、空港バスのチケット購入に伴い、必ず座席が確保されるところも魅力です。

台北市内まで100％座って移動できるので、小さな子ども連れや高齢者との旅行を検討している方にとっても最適です。

デメリット

さまざまなメリットを兼ね備えた空港バスですが、渋滞に巻き込まれる可能性を忘れてはいけません。

路上を走るという性質上、空港バスは台北市内までの移動時間が予定より長くなることも多くなっています。

特に朝や夕方は通勤ラッシュが発生しやすく、到着までに1時間半以上かかる恐れもあります。

もし台北市内でタイトな観光スケジュールを組んでいる場合は、空港バス以外の移動手段も視野に入れることが大切です。

タクシーで移動する方法

台北市内まで自分自身で移動するのが不安なら、タクシーの利用を検討してみましょう。

目的地へ直接行けることから、所要時間は約1時間となっています。

ただし、ぼったくりや行き先の指定ミスなどを防ぐためにも、Uberをオーダーするのがおすすめです。

タクシーの利用方法

Uberへの乗車を希望する場合、到着ロビーから「小客車接送區（小型車待ち合わせスペース）」の案内に沿って移動します。

「小客車接送區（小型車待ち合わせスペース）」に到着したら、Uberアプリを使って乗車場所、行き先、車種などを選択します。

スムーズにドライバーと会うためにも、「小客車接送區（小型車待ち合わせスペース）」に記載されている番号を入力しておきましょう。

アプリで表示されている車体ナンバーの車が来たら乗車し、支払いはアプリに登録されているクレジットカードから自動で引き落とされる仕組みです。

メリット

タクシーやUberを利用することで、移動の快適性を高められます。

ドアツードアで目的地まで移動できるという特徴があり、重い荷物を持って自ら歩き回る必要がありません。

駅やバス乗り場まで移動する、チケットを購入する、乗り場を確認するといったさまざまな工程を踏むことなく台北市内まで行けるため、「現地の言葉が読めないから不安」「はじめての海外旅行だから自力で移動するのはハードルが高い」という方にもおすすめ。

また、タクシーは24時間乗車可能で、桃園国際空港に到着する時間帯を問わずに利用できます。

早朝や夜中でも手軽に移動できるのはもちろん、フライト後に車内で休みながら台北市内まで行ける点もメリットです。

デメリット

桃園国際空港から台北市内までタクシーを利用する最大のデメリットが、ぼったくりのリスクです。

桃園国際空港では正規のタクシー乗り場以外にも乗客待ちをしているタクシーが多く、高額な乗車賃を請求されるトラブルが頻繁に発生しています。

Uberに乗車する場合は安全ですが、もしタクシーを使うなら必ず正規のタクシー乗り場へ行くのがおすすめです。

また、タクシーの中には支払い方法が限定されているケースもあり、クレジットカードが使えない可能性も高くなっています。

下車時のトラブルを防ぐためにも、乗車時に支払い方法の詳細を確認しておきましょう。

チャーター車で移動する方法

チャーター車とは、自分専用のドライバーを雇って目的地まで行く移動方法です。

桃園国際空港でチャーター車のドライバーと落ち合い、台北市内にドアツードアで連れて行ってもらえます。

移動にかかる時間は約40分～1時間、料金はNT$900～が目安です。

以下では、チャーター車の利用方法、メリット、デメリットについて詳しく解説していきます。

チャーター車の利用方法

チャーター車を利用するにあたって、事前予約が必須となります。

チャーター車のサービスはツアー会社や予約サイトなどが提供しているので、各プランを比較検討した上で予約を済ませましょう。

桃園国際空港での待ち合わせに関する詳細は、予約後にメールやアプリなどを通して連絡されます。

チャーター車のドライバーが空港の到着ロビーで待っているケースが一般的ですが、事前にきちんと把握した上で桃園国際空港へ向かうことが大切です。

チャーター車の予約はKlock経由が断然おすすめです。

メリット

桃園国際空港から台北市内までの移動に対応しているチャーター車は、カスタマイズ性が高いという特徴があります。

車のサイズやランクなどを細かく指定できるものも多く、ニーズに合わせた車で快適に移動できます。

また、フライトの到着時間に合わせて迎えに来てくれるので、余計な待ち時間や移動にかかる手間を最小限に抑えられる点もポイントです。

デメリット

チャーター車を利用する場合、キャンセルポリシーや保証内容についてきちんと確認しておくことが大切です。

数多くの会社がチャーター車のサービスを提供していますが、具体的なキャンセルポリシーや保証内容は会社やプランによってさまざまです。

フライトの欠航や遅延にも柔軟に対応しているケースが多い一方で、格安プランに関しては柔軟性に欠けるチャーター車も存在しています。

高額なキャンセル料などを請求されないためにも、各チャーター車の比較検討を行わなければならないということを覚えておきましょう。

台湾高速鉄路で移動する方法

電車（MTR）が開通する前は、桃園国際空港から台北市内までの移動方法として台湾高速鉄路が主流でした。

桃園国際空港から台北市内までの移動費はNT$185で、運行間隔は約10～20分です。

ただし、台北市内までは必ず乗り換えがあるため、合計の移動時間に40分ほどかかる点に注意が必要です。

電車（MTR）と比べると不便な点も多い台湾高速鉄路ですが、旅行プランによっては台湾高速鉄路を使うことで移動費を節約できる可能性もあります。

ここでは、台湾高速鉄路の詳細について理解を深めましょう。

メリット

台湾高速鉄路は、滞在中に台湾を広範囲に移動したい方におすすめです。

桃園国際空港から台北市内のみ移動する場合、台湾高速鉄路は電車（MTR）よりも高額で移動時間も長いという特徴があります。

しかし、滞在中に台北、台中、台南へも移動するのであれば、3日間フリーパスなどを使うことで桃園国際空港から台北市内への出費を抑えられます。

「台湾の色々な場所へ行くから移動のために余計なコストをかけたくない」といったニーズを叶えられるので、旅行プランによってはリーズナブルに移動できる点がメリットです。

デメリット

台湾高速鉄路のデメリットとして、コストパフォーマンスの悪さが挙げられます。

電車（MTR）の開通前は主流な移動方法であった台湾高速鉄路ですが、2024年時点において桃園国際空港から台北市内までの移動に台湾高速鉄路を使う人は多くありません。

台湾高速鉄路は電車（MTR）よりも高額な上に、台北市内まで行くにあたって高鉄桃園駅での乗り換えが必須。

直通で行ける電車（MTR）の方が利便性もコストパフォーマンスも高いため、電車（MTR）が運休しているなど緊急事態の選択肢として視野に入れておきましょう。

桃園国際空港から台北市内へ移動する際の注意点

桃園国際空港から台北市内へ移動するにあたって、あらかじめリサーチや準備をしておく必要があります。

移動方法の中には24時間運行でないものや事前予約が必須となっているものもあり、当日利用したくても不可能というケースも多くなっています。

また、Uberでの移動を希望する場合はアプリのインストールやクレジットカードの登録なども行わなければならないので、桃園国際空港へのフライト前に準備しておくようにしましょう。

世界中の空港ラウンジが「0円」で使い放題できる方法とは？

軽食・アルコールが用意されており、搭乗開始時刻まで極上のひとときを過ごせる空港ラウンジ。

そんな空港ラウンジですが「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,600箇所以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるようになります。

ただし、空港ラウンジを使い放題できるプレステージ会員の場合、日本円で約75,000円の年会費を支払わなければなりません....

庶民に約75,000円もする年会費なんて支払えない....

分かります....

しかし、私自身、昨年から利用しているプライオリティパスには1円も支払っていません。

なぜ、そんなことができるのか？

 

それは、初年度年会費無料(通常：22,000円(税込))のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下：セゾンプラチナビジネスアメックス)を発行したからです！

 

 

セゾンプラチナビジネスアメックスを発行すると、世界1,500ヵ所以上にある空港ラウンジ・空港レストランを年間無制限で無料で利用できるプレステージ会員のプライオリティパスが無料付帯されます。

 

そのため、カード保有中は、空港ラウンジ・空港レストラン・リラクゼーション施設を何回でも利用OK！

プライオリティパスを発行すると、例えば下記のようなラウンジをタダで利用できるようになります。

羽田空港TIAT LOUNGE

〜【日本国内】プライオリティパスで利用できる空港ラウンジ・空港レストラン〜

成田国際空港	・IASS Executive Lounge ・I.A.S.S Superior Lounge -NOA- ・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- ・ナインアワーズ(シャワー&仮眠最大5時間無料、宿泊3,400円引き) ・鉄板焼 道頓堀 くり田(レストランが指定する3,400円相当のセットメニュー) ・肉料理 やきすき やんま(3,400円相当のセットメニュー) ・Japanese Grill ＆ Craft Beer | TATSU(3,400円相当のセットメニュー)
羽田国際空港(国際線)	・TIAT LOUNGE ・Sky Lounge South
羽田エアポートガーデン	・All Day Dining Grande Aile(レストラン)
羽田国際空港(国内線)	・Foot Bath Cafe ＆ Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引) ・Power Lounge South ・Power Lounge Central ・Power Lounge North ・Airport Lounge South
関西国際空港	・ANAラウンジ ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 ・カードメンバーズラウンジ 「金剛」 ・カードメンバーズラウンジ 「六甲」 ・ぼてぢゅう(3,400円割引) ・カフェラウンジ「NODOKA」(3時間プランor3,400円割引)
大阪国際空港 (伊丹空港)	・大阪エアポートワイナリー
中部国際空港	・KALラウンジ(大韓航空) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ ・セントラルグローバルラウンジ ・ぼてぢゅう(ぼてぢゅうセットor大阪道頓堀セット) ・くつろぎ処(温泉&レストラン) ・海膳空膳(レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(レストラン)
福岡国際空港	・KALラウンジ(大韓航空) ・ラウンジ福岡
鹿児島空港	・Foot Bath Cafe ＆ Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引)

まとめ

桃園国際空港から台北市内へは、電車（MTR）空港バス、タクシー、チャーター車、台湾高速鉄路の5種類の方法で移動できます。

所要時間、金額、利便性、快適性などに違いがあるため、それぞれの特徴と自身のニーズを照らし合わせた上で最適な移動手段を見つけることが大切です。