
格安旅行予約サイトとして知られるAgoda。
しかし、「他のサイトの方が安かった」「別のサイトと比較しているうちに安いプランがなくなってしまいそう」といった不満や悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
Agodaでは最低価格保証を実施しており、Agodaよりも安いプランを提供するサイトがある場合は他サイトの金額が適用されるのが特徴です。
この記事では、Agodaの最低価格保証の詳細、条件、申請方法、Q&Aなどについて詳しくご紹介していきます。
タップできるもくじ
Agoda 最低価格保証(ベストプライス保証)とは?
Agodaの最低価格保証は、別名・ベストプライス保証とも呼ばれる返金サービスです。
その名の通り、Agodaが最低価格であることを保証するためのシステムで、他の予約サイトの方が安かった場合に差額分がAgodaより返金されます。
予約後に他のサイトで格安プランを見つけた場合に申請できるため、業界最安値での旅行を実現したい方にピッタリです。
なお、Agodaの最低価格保証を受けられるのは、Agodaですでに予約が確定している場合のみです。
予約前だと最低価格保証は申請できないので、Agodaでの予約後に最低価格保証の手続きを行う必要があります。
Agoda 最低価格保証の申請条件
Agodaの最低価格保証を申請するにあたって、クリアしなければならない4つの条件があります。
同一宿泊プラン、比較サイトの指定、申請期限、日本語サイトでの予約であることなどが条件に含まれているため、以下をチェックした上で自身の状況と比較してみましょう。
申請OK | 申請NG | |
同一宿泊プラン |
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比較サイトの指定 |
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対象外の予約サイト |
申請期限 | チェックイン前(チェックイン日の前日の午後11:59まで) | チェックイン後 |
サイトの言語 | 日本語 | 日本語以外の言語(英語など) |
「同一宿泊プラン」の条件では、原則としてAgodaのプランと全く同じである必要があります。
ただし、キャンセルポリシー、最大宿泊人数、特典などの詳細は、同一だけでなくAgodaよりも条件が良いプランも含まれています。
「申請期限」はチェックイン前までに済ませることが必須となっているものの、チェックイン日の前日の午後11:59までに申請しないと適用されない点にも注意しましょう。
Agoda 最低価格保証の申請方法
Agodaでは、同一宿泊条件で他サイトより高かった場合に差額の120%を返金するという最低価格保証を行っています。
保証対象となるのは宿泊料金のみとされており、航空券、アクティビティ、ホテル+航空券の複合パッケージなどは対象外である点に注意が必要です。
また、他の予約サイトの料金を算出するにあたって、以下のような条件が適用されている場合はAgodaの最低価格保証を受けられません。
- マイレージの利用
- プライベート料金やパッケージ料金
- 法人割引料金、団体料金など一般公開されていない料金
- 外部のギフトカードの利用
- シークレットディールやクレジットカード割引とPointsMAXの組み合わせなどの割引
- 予約サイトのポイントの利用
Agodaで最低価格保証を受けるには、全部で5つのステップがあります。
他サイトで同一プランのスクリーンショット取得
Agodaで最低価格保証を申請するにあたって、他サイトの方が安いという証拠を提示する必要があります。
手続きの際にAgodaよりも安い金額のページをスクリーンショットで最大3枚提出するよう義務付けられているので、申請前に準備しておくことが大切です。
なお、3枚のスクリーンショットには、以下の情報が記載されていなければなりません。
- 宿泊希望日の空室状
- ルームタイプ
- プロモーションタイプ
- 客室料金
Agodaと同一条件での予約でない限り最低価格は保証されないので、スクリーンショットの漏れがないように確認しておくのがおすすめです。
なお、他サイトで見つけた予約ページから実際に予約する必要はなく、あくまでスクリーンショットの提出のみで申請が受理されます。
他サイトでも予約をするとダブルブッキングになってしまうため、他サイトの活用はあくまでスクリーンショットの確保のみと覚えておきましょう。
Agodaの「最低価格保証」ページから申請
Agodaで最低価格保証を適用させるには、自身の予約ページから該当の予約を選択します。
「アゴダカスタマーサポートに連絡する」をクリックし、チャットから最低価格保証の申請について問い合わせてください。
その後、「ベストプライス保証日本語」を開くと、最低価格保証を申請できる仕組みです。
なお、AgodaではFAXによる手続きにも対応しており、専用の最低価格保証フォームを+81-3-4496-4345 (東京)に送付する選択肢もあります。
FAXを希望する場合は、Googleなどの検索エンジンに「Agoda 最低価格保証フォーム」と入力して最低価格保証フォーム(AgodaLowestRateGuaranteeForm-JP.pdf)を印刷しましょう。
予約番号・比較サイトURLを入力
最低価格保証を申請するにあたって、以下が必須項目となっています。
- アゴダ予約ID
- 該当料金を確認できる前述のウェブサイトのページURL
- 宿泊施設名、国名、都市名
- 税金・サービス料込みの料金
- 金額が分かるウェブサイトのスクリーンショットを最大3枚
なお、最低価格保証の締め切りは、チェックイン日前日の午後11:59になる前とされています。
期限を過ぎると最低価格保証が適用されないため、Agodaよりも安い予約情報を見つけた時点で迅速にフォームの記載と申請を行いましょう。
また、FAXによるフォームの申請に関しては、Agodaにて最初の予約をしてから48時間以内と設定されている点に注意が必要です。
FAXでも他社サイトの金額などをスクリーンショットで提示する必要があり、すべての必要書類を揃えた上でFAXにて送信しなければなりません。
審査結果を待つ
Agodaの最低価格保証は、申請から48時間以内、もしくは2営業日までに処理されるのが一般的です。
もし審査結果が届かない場合は、登録メールアドレスの迷惑メールフォルダやAgodaのアカウント内をチェックしてみましょう。
差額分の返金
Agodaで最低価格保証を受ける際、差額分の返金方法は2種類あります。
1つは、自身のAgodaアカウントに差額分のAgodaコインが加算される方法です。
また、2つ目の方法では、他サイトで見つけた料金と同じ料金に割引した上で予約が確定します。
どちらの返金方法が適用されるかは予約状況や条件などによって異なるため、気になる場合は事前にカスタマーサービスから問い合わせて確認しましょう。
Agoda 最低価格保証を実際に申請してみた感想
今回、Agodaで予約した後に楽天トラベルでより安いプランを見つけたので最低価格保証を申請してみました。
申請自体は非常に簡単で、カスタマーサービスのスタッフも親切かつ分かりやすい解説で好印象でした。
肝心の最低価格保証についてですが、残念ながら今回は申請却下とのこと。
理由は楽天トラベルのプラチナ会員の割引が使われていたからということで、クーポンの適用を見落としていた自分のミスでした。
Agoda 最低価格保証の失敗例と対策
agodaの最低価格補償が難癖つけられて承認されないんだが、どうやら朝食とかチェックイン時間とか微妙に違くてダメなんだと。つか全く同じプランとかあるんか?
— レティ (@brc3CUvEoaJy6qx) May 24, 2025
Agodaで最低価格保証を受けるなら、プランの詳細をしっかりと比較することが大切です。
最低価格保証の条件の中には「同一宿泊プラン」が含まれており、チェックイン日、チェックアウト日、ルームタイプ、ベッドタイプ、キャンセルポリシー、朝食条件などのあらゆるプラン内容がAgodaの予約内容と一致している必要があります。
1つでも内容が違うと最低価格保証を受けられないため、見落としがないように徹底的に見比べてから申請しましょう。
相違点を確認したい場合は、両方の予約内容をスクリーンショット、もしくは印刷した上で並べてチェックするのがおすすめです。
agoda 最低価格保証の失敗例をSNSから探し、どのような人が失敗しやすいのか傾向を記載してください。
Agoda 最低価格保証のよくある質問
予約後でも申請可能ですか?
Agodaの最低価格保証は、予約後でも申請可能です。
ただし、チェックイン日の前日の午後11:59までが締め切りとなっているため、手続きを希望する際は早めに申請しましょう。
キャンセル料が発生する場合も対象ですか?
Agodaで最低価格が保証されているのは、完全払い戻し可能プランのみです。
キャンセル料が発生するプランは対象外となっています。
旅行をお得に楽しみたいならAgodaの最低価格保証を活用しよう!
お得に旅行を楽しむためにも、Agodaの最低価格保証を活用するのがおすすめです。
他サイトと比較することで最も安い料金で宿泊できるので、旅費を節約して快適な時間を過ごせます。
ただし、同一宿泊プラン、比較サイトの指定、申請期限、日本語サイトでの予約などの厳しい条件が設定されているため、事前に確認した上で準備を進めることが大切です。
他サイトとの比較や申請といった旅行前のひと手間を加えて、リーズナブルかつ満足度の高い旅行を実現させましょう。