ロンドンはホテルの宿泊料金が高く、宿探しに苦労する都市の一つ。
私自身、ホテル探しにかなり苦戦しました。
それなりの清潔感と広さのあるホテルを選ぶと、1泊3万円以上が基本で、長期滞在するとお財布が火を吹きます。
そんな中、ホテルを捜索していると、2019年の後半に全室リノベーションをして生まれ変わった「ロンドン マリオット ホテル ケンジントン」が目に止まったので5日間宿泊してみることに。
1泊2万円ほどで宿泊しました。
今回は宿泊レビューとしてお部屋の様子や朝食の内容を中心にご紹介していきますよ!
海外のマリオット系列のホテルがどのようになっているのか気になる方の参考になれば幸いです。
Yusuke
- 28歳、都内在住
- ホテルステイは年間70泊以上
- これまで発行したクレジットカードは30枚以上
- Yusukeのプロフィールはこちら
\旅好きのあなたへ/
国内外1,600以上の空港ラウンジが
タダで使い放題の最強カード
タップできるもくじ
チェックイン
さて、チェックインを済ませましょう。エントランスは開放感があります。
今回は公式サイトから予約していたので、宿泊者情報の記入やデポジットの請求などなく、パスポートを提示して、チェックイン完了です。カードキーもらってスムーズにお部屋へと向かいます。
1階には、マリオットの上級会員やクラブルーム宿泊者が利用できるエグゼクティブラウンジがあります。
フロント横には、ドリンクやスナックが販売されているコーナーがあります。ホテルにしてはお手頃な価格なので、近くのスーパーまで行くのがめんどくさいという方はこちらで必要なものを購入すると良いですよ。
スタンダードルーム
今回は、一番スタンダードなお部屋に宿泊。事前にアップグレードのリクエストをお願いしていましたが、叶わず...
マリオットは上級会員の方が非常に多いので、平会員だとほぼアップグレードは無理なのかもしれません。
ですが、スタンダードのお部屋で23平米あるので、ロンドンのホテルの中では広々とした作りなっています。
全客室2019年の夏ごろにリノベーション済みということでお部屋全体清潔感があります。
お部屋の壁は厚い作りで、隣の客室の話し声や廊下の声は気になりませんでした。ただ、入具とのドアが急に閉まるの仕様のため、隣の部屋のドアが閉まる音は聞こえてしまいます。
スタンダードルームの場合、ベッドはクイーンサイズ。2人寝ても十分な広さです。
ベッド横にはくつろげる一人用のソファがあります。お水は1日1本(330ml)無料で置かれていました。
ワーキングデスクもあります。壁には電源プラグやUSBポートがありますが、日本のプラグに対応していません。
宿泊する際は、日本から変圧プラグを持参する必要があります。変圧プラグの貸し出しができるかフロントに問い合わせてみましたが、用意は無いそうです。
壁には、マリオットの雑誌とドライヤーが置かれています。ドライヤーは小さめのサイズですが、風力抜群で、あっという間に髪を乾かせました。
液晶テレビはインターネットに対応しており、テレビでyoutubeを楽しんだり、自分のスマホをテレビにミラーリングが可能。
テレビのチャンネルは、イギリスで放映されているものがほとんどで、日本の番組はありませんでした。
ミニバーの用意はなく、無料のインスタントコーヒーと、トワイニングのティーパックがありました。また、カップの上には毎日1個ロータスのカラメルビスケットが置いてあります。
クローゼットはコンパクト。
白い扉を開けると、空の冷蔵庫があります。
ロンドンのホテルってぎっしりドリンクが詰め込まれていて、自分の購入したものを冷やせないといった冷蔵庫が多いのですが、そんな心配はありません。
サイズもなかなか大きく、購入してきた飲み物や食べ物を冷蔵が可能。また、冷蔵庫の温度も低かったので、キンキンに冷えたビールを風呂上がりに楽しめました。
次に水回りを見ていきましょう。
リノベーション済みのホテルでも、お部屋だけ改装して、水回りはリノベーション前と同じといったホテルが多いのですが、マリオットケンジントンの場合、水回りも全て改装済みでした。
洗面台は若干高さあり。身長174cmの私で、丁度使いやすい高さでした。女性の方には少し使いづらいかも。
バスアメニティは、ACCA PACCA(アッカパッカ)というイタリア産のブランド。みかんの柑橘類に近い、グリーンマンダリンの香りでした。男女問わず、クセの少ない香りで使いやすいバスアメニティかと思います。
バスルームはシャワーのみです。
マリオットケンジントンの場合、スイートルーム以上でなければバスタブの用意はありません。
「マリオットぐらいのグレードであればバスタブ付きのシャワールームだろう」と思ってたのですが、これはちょっと残念でした。。
トイレは新品のものですが、ウォシュレットは付いていません。ロンドンなので仕方ないですね...
あと、スリッパやバスローブは準備されていませんでした。フロントにリクエストすると、必要な分のバスローブとスリッパを用意してくれます。スリッパやバスローブは毎日交換してくれません。交換が必要な場合、交換する度に連絡する必要があります。
これは不便すぎた。一度リクエストしたなら毎日交換してほしいものです...
ロンドンのホテルはバスローブやスリッパを用意していないホテルもあるので、宿泊する際は事前にホテルに問い合わせることをおすすめします。
時間帯によってはクッキーやコーヒーが無料で提供される
時間帯によって、ホテル1階の朝食会場へと続く廊下に、無料でコーヒーや温かいクッキーを楽しめるコーナーが設置されています。
コーヒーマシーンやトワイニング社の様々な種類のティーパックもあります。
クッキーは温かい状態が保たれています。
作業が捗るような椅子や机も設置されています。
ホテルを出発する前にコーヒーとクッキーを楽しみながら、1日の旅行の計画を確認する時間を取っても良いですよね。
朝食
イギリスの食文化はあまり評判がよくないですが、伝統料理の一つである「イングリッシュブレックファースト」はホテルの朝食会場で楽しむことができます。
宿泊する際は朝食付きのプランの予約がおすすめ。
マリオットケンジントンの朝食はこじんまりとしており、滞在中4回利用しましたが、1~2組程度のお客さんとしか遭遇せず、ゆっくりと朝食の時間を楽しむことができました。
ただ、一般的にホテルで提供されるコンチネンタルブレックファーストに比べ、イングリッシュブレックファーストは品数が非常に少ないためホテルに連泊される場合は少し飽きるかもしれません。
こんがりと焼きあがった大きめのソーセージにベイクドビーンズ。
フレッシュなトマトにスクランブルエッグ。
しっかり焼かれたマッシュルームにオートミール。
外はカリカリ中はほくほくのハッシュドポテトと塩分が強すぎるベーコン。
パイナップルやメロンなど様々なカットフルーツもあります。どれも糖度が高かったです。
ブレッド類は、かなり大きいクロワッサンにチョコレートツイストやアップルパイ、チョコレートマフィンなど置いてあります。
朝食を利用する人が少ないので、朝食を訪れる時間が遅ければ遅いほど、パンが硬くなっていて、全然おいしくない。
朝食開始時刻の7:00ごろに訪問すれば、焼きたての外はサクサク、中はしっとりしたおいしいパンを食べることができます。
コールドミールは、ハムやチーズ、サーモン、カップヨーグルトなどが置かれています。サーモンはとにかく塩分が強く一口食べて断念しました。
シリアル類。
フルーツジュースやデトックスウォーター。
色々とピックアップしてきました。まさに、イングリッシュブレックファーストといった品々。
クロワッサンはかなり大きいです。焼きたてのクロワッサンは本当においしい。日本のクロワッサンよりもバターが多く使われており、食べ応え抜群。ブラックコーヒーと合いますね。
甘辛いソースで煮詰めたベイクドビーンズもおいしい。クセになるおいしさで、ついついおかわりしてしまいます。
アクセス方法
ロンドンマリオットケンジントンはヒースロー空港からのアクセスは良いです。
タクシーを利用する場合は、渋滞などが無ければ50分程度、電車で向かう場合は、ヒースロー空港から出発している地下鉄ピカデリー線でグロスターロード駅まで40分程度電車に乗車後、徒歩7分〜10分程度の場所にあります。
乗り換えなし1本でホテルの最寄り駅まで行けるので便利。ただ駅から少し距離があります。
駅近くには、スーパーマーケットがあり、食べ物や飲み物を購入するときに便利でした。また、グロスターロード駅中心のケンジントン地区は高級住宅街エリアということもあり、ロンドンの中でも比較的治安が良い場所です。
また手荷物が重い場合、一つ前のアールズコート駅で下車した方が駅構内にエレベーターがあるので、体の負担をかけず手荷物を運ぶことができます。グロスターロード駅にはエレベーターの設置はありません。
世界中の空港ラウンジがタダで使い放題できる方法とは!?
軽食・アルコールが用意されており、搭乗開始時刻まで極上のひとときを過ごせる空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,600箇所以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるようになります。
ただし、空港ラウンジを使い放題できるプレステージ会員の場合、日本円で約75,000円の年会費を支払わなければなりません....
庶民に約75,000円もする年会費なんて支払えない....
分かります....
しかし、私自身、昨年から利用しているプライオリティパスには1円も支払っていません。
なぜ、そんなことができるのか?
それは、初年度年会費無料(通常:22,000円(税込))のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックス)を発行したからです!
セゾンプラチナビジネスアメックスを発行すると、世界1,500ヵ所以上にある空港ラウンジ・空港レストランを年間無制限で無料で利用できるプレステージ会員のプライオリティパスが無料付帯されます。
そのため、カード保有中は、空港ラウンジ・空港レストラン・リラクゼーション施設を何回でも利用OK!
セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、
サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です!
プライオリティパスを発行すると、例えば下記のようなラウンジをタダで利用できるようになります。
関空ANAラウンジ
羽田空港TIAT LOUNGE
〜【日本国内】プライオリティパスで利用できる空港ラウンジ・空港レストラン〜
成田空港では道頓堀くり田でステーキセットを無料で食べられる
2024年10月より、三菱UFJニコス・JCBカードで発行したプライオリティパスでの
空港レストランやリラクゼーション施設は利用できなくなるため、
セゾンプラチナビジネスを発行するメリットは現在急上昇中です!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナビジネスアメックスは他社のクレカと比較しても魅力的なカードと断言できます。
また、プライオリティパスだけでなく、下記のような魅力的な特典も付帯されています。
・初年度年会費無料
・国内空港ラウンジ無料
・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費9,900円)
・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が条件)
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料
・セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円)
・一休ダイヤモンド会員が半年間無料
・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円)
・24時間対応のコンシェルジュサービス
セゾンプレミアムレストランby接待日和を利用して高級鉄板焼きコース(24,000円)を半額で食べられます。
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、
再来月より年5回までの利用制限になるため、早めの切り替えがおすすめ!
旅好きにとって、セゾンプラチナビジネスアメックスは発行しないと絶対に後悔するクレカでしょう。
私は年収300万円程度のときにセゾンプラチナビジネスの申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高い傾向です。
ぜひセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、ワンランク上の旅を楽しみましょう!
少々立地が悪くてもお部屋の清潔感や広さを重視するならおすすめ!
今回はロンドン マリオット ホテル ケンジントンの宿泊記をお届けしてきました。
よかったポイントは、
・空港からのアクセスが良い。
・ロンドンのホテルにしては広く、清潔感がある。
・ホテルから徒歩圏内で、ケンジントン宮殿やV&A博物館などロンドンを代表する観光スポットがあった。
一方で残念だったポイントは、
・客室にバスタブの設置がない。
・最寄り駅からやや遠い。
・朝食の品揃えがイマイチ。
よかったポイント、残念だったポイント両方ありますが、トータルで判断して、満足度は高いホテルでした。
ロンドンのホテル選びの参考になれば幸いです。