バンコクのチャオプラヤー川沿いには、世界を代表するホテルチェーンが数多く点在しています。
その中でも、比較的リーズナブルな価格で、ラグジュアリーステイを楽しめると評判の高いホテルが「シャングリラ ホテル バンコク(Shangri-La Hotel,Bangkok)」。
そこで今回から全二回に分けて、シャングリラ ホテルバンコクの宿泊記をブログ形式でお届け。
第一回目の今回は、ホテルのお部屋やガーデンプールを中心にご紹介していきます!
Yusuke
- 27歳、都内在住。
- ホテルステイは年間70泊以上。
- これまで発行したクレジットカードは30枚以上。
- Yusukeのプロフィールはこちら。
\旅好きのあなたへ/
世界中の空港ラウンジが
タダで使い放題!!
タップできるもくじ
シャングリラ ホテルバンコクは2種類存在する
シャングリラホテル ウイング棟
シャングリラ ホテル バンコク(Shangri-La Hotel,Bangkok)は世界のシャングリラ ホテルズの中でも、唯一、ホテルの敷地内に2種類ホテルがあります。
1986年に開業した「ウイング棟」と1991年に開業した「クルンテープ・ウイング棟」の2種類です。
「クルンテープ・ウイング棟」は全室リバービュールームで、バルコニー付きのお部屋です。
「ウイング棟」はお部屋によってリバービュールームとそうでない部屋、一部のお部屋にバルコニーが付いています。
「クルンテープ・ウイング棟」の方がカテゴリーが高く、駅に近いです。
「クルンテープ・ウイング棟」のロビーを出ると、歩いてすぐ駅があります。
一方で、「ウイング棟」から駅までは少々距離があり、「ウイング棟」と「クルンテープ・ウイング棟」を結ぶ連絡通路を利用することで、駅に行けます。
シャングリラホテル バンコクに到着
今回は、「ウイング棟」に3泊4日滞在します。
タクシーでホテルまで向かったのですが、降ろされた場所は、「クルンテープ・ウイング棟」でした。
ここから重いキャリーケースを持って「ウイング棟」に向かわないと行けないのかと思ったのですが、スタッフの方に事情を説明すると、ホテル専用のトゥクトゥクで「ウイング棟」まで送迎していただきました。
トゥクトゥクに揺られることおよそ2分「ウイング棟」に到着です。
シャングリラ ホテルバンコクのロビー
ここは、「ウイング棟」のロビーになります。天井が高く、開放感があります。
お昼はチャオプラヤー川を眺めながら、優雅にお茶やアフタヌーンティーなどを楽しめます。
夜になると、ジャズの演奏を聞きながらお酒を楽しめるラウンジに変貌。
光り輝くボートを眺めながら、jazzの演奏を楽しみ、カクテルを味わう。
日本では味わえない非日常の体験ができます。
ロビーには旧正月をお祝いする花が飾ってありました。
お次は、「クルンテープ・ウイング棟」です。
「ウイング棟」からは3階にある連絡通路を利用して向かいます。
BTSの駅に向かう場合もこちらの連絡通路を利用します。
「クルンテープ・ウイング棟」のロビーは白を基調としたデザインで「ウイング棟」とは違う、大人の隠れ家的な華やかさがあります。
タイらしさを感じるのも「クルンテープ・ウイング棟」です。
アジアンティークな雰囲気が心を落ち着かせてくれます。
また、天井がガラスになっているので、日中は自然光が差込み、気持ち良いです。
「クルンテープ・ウイング棟」の方が圧倒的に静かで、客層も年配の方が多いです。
落ち着いた雰囲気の中で、ラグジュアリーステイを楽しみたい方は「クルンテープ・ウイング棟」が絶対おすすめですよ。
シャングリホテルバンコクへチェックイン
それではチェックインしていきましょう。「ウイング棟」は「クルンテープ・ウイング棟」に比べると部屋数も圧倒的に多いのでチェックイン・チェックアウトの時間になると大混雑。
列に並ぶことおよそ10分ようやくチェックインです。
今回は、2泊の宿泊料金で3泊目が無料になる期間限定のプローモーションをシャングリラホテルズの会員向けに行なっていたので、プロモーションを利用して宿泊。
毎日2名まで朝食ビュッフェ、ウェルカムフルーツ、チョコーレート、レイトチェックアウト付きと豪華特典となっています。
3泊でおよそ50,000円程度で宿泊することができたので、1泊あたり約16,500円で宿泊できたと考えるとお得なプロモーションでした。
シャングリラホテルの場合、定期的にこのようなお得なプロモーションを展開しているので、ホテル予約サイトで予約する前に、公式ホームページでお得なプロモーションを行なっていないかチェックすることをおすすめします。
それでは、お部屋へと向かいます。
「ウイング棟」は宿泊客も多いので、スタッフの方がお部屋まで案内してくれるサービスなどはありませんでした。ホテルキーを受け取り、自力でお部屋へ向かいます。
シャングリラホテルバンコクのお部屋
エレベーターは全部で8基あるので、待つことなくスムーズに乗れます。
今回は、11階のお部屋にアサインされました。お部屋に入った瞬間、「古いなぁ」と思わず本音が...
普段からモダンラグジュアリーやライフスタイル寄りのホテルに宿泊することが多いので、余計に古く見えます。
良い意味では、クラシカルな雰囲気と捉えることもできるのですが。
チェックイン時、日本語表記の館内案内表をもらえます。
レストランやプールの営業時間、「アジアティーク」「アイコンサイアム」に行くための無料のシャトルボートの乗り方の情報等が記載されています。
お部屋の窓からはチャオプラヤー川を眺めることができます。
真下を見ると、ホテルのガーデンプールがあります。
外国人の方が、日光浴や読書、お昼寝を楽しんでいました。
ベッドはキングサイズ。通常のキングサイズのベッドに比べると少し小さめです。
マットレスは固すぎず、柔らかすぎず、絶妙な硬さで熟睡できました。
ベッドサイドには、ミネラルウォーター、目覚まし時計、電話があります。
電話は、日本語対応のコールセンターに繋がります。万が一何かあっても日本語でコミュニケーションが取れるのは助かります。
窓側には、ソファがあります。ソファに寝っ転がりながらチャオプラヤー川を眺められます。
宿泊特典のウェルカムフルーツ。ドラゴンフルーツやりんごなど様々な種類のフルーツが置かれています。
個人的にハマったのは、マンゴーです。すごく甘くておいしかったです!
ウェルカムギフトとしてチョコレートもいただきました。
ワーキングデスクの用意もあります。
ホテル滞在中、パソコンで作業することも多いので助かります。コンセントの差込み口は日本のコンセントに対応しているので、日本から変圧プラグを持参する必要はありません。
女性の方には嬉しいパウダーデスクもあります。座りながら化粧ができますね。
撮影し忘れましたが、大型の液晶テレビもあります。サムスン社製のものでしたが、古い型番のもので、画質は相当悪かったです。
無料のミネラルウォーターはターンダウン時も含めて、1日6本置かれます。
置かれているのは、持ち運びに不便な瓶タイプ。
外に持ち歩く際は、ペットボトルか、ご自身のマイボトルに入れて持ち運んだ方がいいですね。
ホテルを見渡すと、瓶ごと持ち歩いている方もいらっしゃいましたが、重たいので持ち運びには不向きです。
インスタントコーヒーとティーパック。
コーヒーはネスプレッソマシーンだと便利なのですが、インスタントタイプのもの。ティーパックはタイの有名ブランドのものです。紅茶とカモミールの2種類あります。
湯沸かし器とカップ。
ビールを注げるグラス。
冷蔵庫の中にはアルコールやジュースなどがぎっしり詰まっています。
お値段は、ホテル価格。
なので、ビールや小腹が空いたときのおやつなどはコンビニやスーパーで調達しましょう。
ですが、シャングリラホテル バンコクはホテル周辺にコンビニやスーパー等がありません(泣)
近くのコンビニまでは400mと距離があります。これはかなり不便だった...
1日中、蒸し暑いタイで400m歩くって想像以上に遠く感じました。ショッピングや観光の帰りに買い物を済ませておくと楽ですね。
クローゼットの中にはバスローブとスリッパの用意があります。バスローブの着心地はよかったですよ。
スリッパはホテルのロゴ付きのふかふかしたスリッパ。
次に水回りを見ていきましょう。洗面台はシングルシンク。
サイドに余裕があるので、へアイロンや化粧ポーチなどを置くスペースは十分確保されています。
アメニティは基本的なものが揃っています。
ヘアドライヤーはフィリップス社製のもの。可もなく不可もなく普通のドライヤーです。
バスルームはシャワールームとバスタブが独立しています。
シャワールームにはヘッド式のシャワーとレインシャワーがあり。
水圧はレインシャワーに関してはそこそこでしたが、ヘッド式に関しては弱すぎ。
バスアメニティはシャングリラホテル オリジナルのもの。
今まで利用したアメニティの中で一番自分に合わなかったです。
バスアメニティも高級ホテルに宿泊するときの楽しみの一つにしているので、ちょっとがっかり。
ちなみに、「クルンテープ・ウイング棟」に宿泊すると、バスアメニティは「ロクシタン」です。
バスタブは日本人に嬉しい深めの作り。
肩までゆっくり浸かることができ、1日の疲れを取ることができました。
シャングリラ ホテルバンコクのガーデンプール
今回の宿泊で一番楽しみにしていた、ホテル1階にあるガーデンプールに行ってみました。
大型ホテルということもあり、デッキチェアやパラスルが数多く並んでいます。
どの時間に訪れても人で溢れていて、圧迫感を感じました。
大型ラグジュアリーホテルなので仕方ないですね。
客層は、欧米人や白人の方、中国人や韓国人の家族連れの方が多く、大人のプールというよりはファミリー向けのプールといった感じです。
ゆっくりと静かに過ごされたい方は、プール側ではなく、チャオプラヤー川沿いにあるデッキチェアーがおすすめ。
チャオプラヤー川を行き交うボートを眺めたり、夕暮れ時にはサンセットを眺めたり、のんびりとした時間を過ごせます。
ただし、日中はパラソルを立てていても、直射日光を思いっきり浴びるので日焼け止めとサングラスは忘れずに!
プールは緑いっぱいに囲まれていて都会の喧騒を忘れさせてくれます。
メインプールの水深は1.20m。小さいお子さんには深めの作りですが、プールの端には浅瀬のプールもあり、小さいお子さんでも安心して遊ばせることができます。
また、常にライフセーバーの方が常駐しているので安心。
プールサイドには卓球台がありました。
スタッフの方にリクエストすれば、卓球台とピンポン球の貸し出しもありますよ。
運が良いと、大きなトカゲを拝めます!
シャングリラホテル バンコクのアクセス方法
シャングリラ ホテル バンコク(Shangri-La Hotel,Bangkok)はチャオプラヤー川沿いにあり、BTS(スカイトレイン)シーロム線、Saphan Taksin(サパーン・タークシン)駅徒歩2分程度の場所に位置しています。
BTSのシーロム線沿いには、バンコクを代表する大型ショッピングモールがある「サイアム駅」やフォトジェニックスポットとして話題沸騰中の「ワット パクナム」の最寄りであるウタカート( Wutthakat)駅などがあり、観光やショッピングを楽しめる場所です。
また、ホテルからは、リバーサイド沿いにある「アジアティーク」や「アイコンサイアム」などに行ける無料のシャトルボートが運行しています。
世界中の空港ラウンジが無料で使い放題できる方法とは!?
軽食・アルコールが用意されており、搭乗開始時刻まで極上のひとときを過ごせる空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,600箇所以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるようになります。
ただし、空港ラウンジを使い放題できるプレステージ会員の場合、日本円で約75,000円の年会費を支払わなければなりません....
庶民に約75,000円もする年会費なんて支払えない....
分かります....
しかし、私自身、昨年から利用しているプライオリティパスには1円も支払っていません。
なぜ、そんなことができるのか?
それは、初年度年会費無料(通常:22,000円(税込))のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックス)を発行したからです!
セゾンプラチナビジネスアメックスを発行すると、世界1,500ヵ所以上にある空港ラウンジ・空港レストランを年間無制限で無料で利用できるプレステージ会員のプライオリティパスが無料付帯されます。
プライオリティパスを発行すると、例えば下記のようなラウンジをタダで利用できるようになります。
関空ANAラウンジ
羽田空港TIAT LOUNGE
〜【日本国内】プライオリティパスで利用できる空港ラウンジ・空港レストラン〜
成田国際空港 | ・IASS Executive Lounge ・I.A.S.S Superior Lounge -NOA- ・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- ・ナインアワーズ(シャワー&仮眠最大5時間無料、宿泊3,400円引き) ・鉄板焼 道頓堀 くり田(レストランが指定する3,400円相当のセットメニュー) ・肉料理 やきすき やんま(3,400円相当のセットメニュー) ・Japanese Grill & Craft Beer | TATSU(3,400円相当のセットメニュー) |
羽田国際空港(国際線) | ・TIAT LOUNGE ・Sky Lounge South |
羽田エアポートガーデン | ・All Day Dining Grande Aile(レストラン) |
羽田国際空港(国内線) | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引) ・Power Lounge South ・Power Lounge Central ・Power Lounge North ・Airport Lounge South |
関西国際空港 | ・ANAラウンジ ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 ・カードメンバーズラウンジ 「金剛」 ・カードメンバーズラウンジ 「六甲」 ・ぼてぢゅう(3,400円割引) ・カフェラウンジ「NODOKA」(3時間プランor3,400円割引) |
大阪国際空港 (伊丹空港) | ・大阪エアポートワイナリー |
中部国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ ・セントラルグローバルラウンジ ・ぼてぢゅう(ぼてぢゅうセットor大阪道頓堀セット) ・くつろぎ処(温泉&レストラン) ・海膳空膳(レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(レストラン) |
福岡国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・ラウンジ福岡 |
鹿児島空港 | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引) |
注目点として、ANAラウンジやKALラウンジ(大韓航空)など、航空会社直営のラウンジもプライオリティパスを所有しているだけで利用できます。
また日本国内線の搭乗でも利用できる、ぼてじゅうやカフェラウンジNODOKAなど空港内にある施設を無料で利用できる点も魅力的!
2024年10月より、三菱UFJニコスやJCBカードで発行したプライオリティパスでの空港レストランやリラクゼーション施設は利用できなくなるためセゾンプラチナビジネスを発行するメリットは現在急上昇中です!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナビジネスアメックスは他社のクレカと比較しても魅力的なカードと断言できます。
また、プライオリティパスだけでなく、下記のような総額180万円以上の魅力的な特典も付帯されています。
・初年度年会費無料
・国内空港ラウンジ無料
・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費9,900円)
・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が条件)
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料
・セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円)
・一休ダイヤモンド会員が半年間無料
・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円)
・コンシェルジュサービス
とりあえずカードを発行して、1年以内の解約もOK!
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、
2025年より年5回までの利用制限になるため、早めのカード切り替えがおすすめ!
セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、サラリーマンやフリーランスの方でも申し込み可能なのでご安心ください。
私は年収300万円程度のときにセゾンプラチナビジネスの申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
旅好きにとって、セゾンプラチナビジネスアメックスは発行しないと絶対に後悔するクレカでしょう。
キャンペーンが終了する前にセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、ワンランク上の旅を楽しみましょう!
シャングリラホテルバンコクに宿泊するなら「クルンテープ・ウイング棟」の宿泊が良いかも
私は以前、シャングリラホテル東京に宿泊した経験があり、今回の宿泊もとても楽しみにしていたのですが、期待が大きかった分、残念な部分が目立ってしまいました。
「ウイング棟」はラグジュアリーホテルと言うよりも、シティホテルといった印象を強く受けました。
シャングリラ ホテルの真のラグジュアリーを体験するには、「クルンテープ・ウイング棟」に宿泊した方が良いかもしれません。
シャングリラ バンコクの朝食の詳細はこちら