
ジップエア(ZIPAIR)は、大手航空会社・JALが運営するLCC。2018年に創立されて以来、成田空港を拠点とし、アメリカ、韓国、タイ、シンガポール、フィリピン間の便を運航しています。
LCCのジップエアは、手荷物ルールがかなり厳しいことで知られている航空会社です。
今回は、ジップエアの受託手荷物や機内持ち込み荷物について解説していきます。
「手荷物ルールを把握してなかったせいで余計な出費が発生した」「重量オーバーで荷物を預けられなかった」といったトラブルを回避するためにも、ジップエアの手荷物に関する詳細や注意点を確認していきましょう。
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ジップエア(ZIPAIR)の受託手荷物ルール

LCCのジップエアでは、航空券代に受託手荷物の料金が含まれていません。

1つ目の受託手荷物から料金が発生する仕組みで、3辺の和の合計が203㎝以下という条件を満たす必要があります。
30㎏を超える手荷物は預けられない点に注意しましょう。
またジップエアの受託手荷物は重量制ではなく、個数制のため、例えば10kgの荷物が3個ある場合、3つ分の受託手荷物のオプションを購入しなければなりません。
そのため荷物はなるべく1つにまとめて収納することをおすすめします。

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追加で手荷物の枠を購入する場合
手荷物の超過に厳しいジップエアでは、行き先ごとに手荷物の枠を追加で販売しています。
それぞれの追加料金は以下の通りです。
| ルート | 追加料金(手荷物1個あたり。最大30kgまで。)
(出発地の通貨) |
| 成田発/ソウル行 | 3,500円 |
| ソウル発/成田行 | 33,300ウォン |
| 成田発/マニラ行 | 5,000円 |
| マニラ発/成田行 | 38ドル |
| 成田発/バンコク行 | 5,000円 (2025年3月30日以降は6,000円) |
| バンコク発/成田行 | 1,270バーツ (2025年3月30日以降は1,523バーツ) |
| 成田発/シンガポール行 | 5,000円 |
| シンガポール発/成田行 | 51シンガポールドル |
| 成田発/ホノルル行 | 6,000円 |
| ホノルル発/成田行 | 46ドル |
| 成田発/サンフランシスコ行 | 7,000円 (2025年3月30日以降は11,000円) |
| サンフランシスコ発/成田行 | 54ドル (2025年3月30日以降は85ドル) |
| 成田発/サンノゼ行 | 7,000円 (2025年3月30日以降は11,000円) |
| サンノゼ発/成田行 | 54ドル (2025年3月30日以降は85ドル) |
| 成田発/ロサンゼルス行 | 7,000円 (2025年3月30日以降は11,000円) |
| ロサンゼルス発/成田行 | 54ドル (2025年3月30日以降は85ドル) |
| 成田発/ヒューストン行 | 11,000円 |
| ヒューストン発/成田行 | 85ドル |
| 成田発/バンクーバー行 | 7,000円 (2025年3月30日以降は11,000円) |
| バンクーバー発/成田行 | 73カナダドル (2025年3月30日以降は114カナダドル) |
出発地の通貨で追加枠分の料金を支払うにあたって、ジップエアの為替レートで換算される点に注意してください。
また、もし事前に受託手荷物の枠を購入していたにもかかわらず超過した場合は、差額分を支払う仕組みになっています。
事務手数料が追加でかかるということと、追加枠の購入は空港カウンターでクレジットカード支払いにのみ対応していることを覚えておきましょう。(※別途事務手数料1,000円が発生)
なお、スポーツ用品を預ける場合は、特殊手荷物料金が発生します。
ルートとスポーツ用品の詳細によって、追加料金は以下のようになっています。
| ルート | ゴルフ用品、スキー・スノーボード用品、 1辺の長さが200cm以下のサーフボード1枚 |
自転車、 1辺の長さが200cmを超えるサーフボード1枚 |
| 成田発/ソウル行 | 5,500円 | 8,000円 |
| ソウル発/成田行 | 66,000ウォン | 96,000ウォン |
| 成田発/マニラ行 | 6,000円 | 9,000円 |
| マニラ発/成田行 | 55ドル | 82ドル |
| 成田発/バンコク行 | 6,000円 | 9,000円 |
| バンコク発/成田行 | 1,800バーツ | 2,800バーツ |
| 成田発/シンガポール行 | 6,000円 | 9,000円 |
| シンガポール発/成田行 | 72シンガポールドル | 109シンガポールドル |
| 成田発/ホノルル行 | 7,000円 | 11,000円 |
| ホノルル発/成田行 | 64ドル | 100ドル |
| 成田発/サンフランシスコ行 | 8,000円 | 13,000円 |
| サンフランシスコ発/成田行 | 73ドル | 118ドル |
| 成田発/サンノゼ行 | 8,000円 | 13,000円 |
| サンノゼ発/成田行 | 73ドル | 118ドル |
| 成田発/ロサンゼルス行 | 8,000円 | 13,000円 |
| ロサンゼルス発/成田行 | 73ドル | 118ドル |
| 成田発/ヒューストン行 | 8,000円 | 13,000円 |
| ヒューストン発/成田行 | 73ドル | 118ドル |
| 成田発/バンクーバー行 | 8,000円 | 13,000円 |
| バンクーバー発/成田行 | 80カナダドル | 135カナダドル |
ジップエアの機内食の評判やレビューについては下記記事で詳しく解説しています。
【2025年版】ZIPAIRの機内食はまずい?値段・おすすめメニューを紹介

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ジップエア(ZIPAIR)の機内持ち込みルール


出典:ジップエア公式サイト
ジップエアの機内持ち込み荷物は、重量7㎏までとされています。
2つまで持ち込みOKですが、1個目は40×25×55㎝、2個目は35×25×45㎝のサイズ規定内でなければなりません。
もし重量が7㎏を超えた場合や各手荷物のサイズが規定よりも大きい場合は、有料の追加枠を購入しなければならないので注意しましょう。
各ルートの追加枠の料金については、以下を参考にしてください。
| ルート | 追加料金(出発地の通貨) |
| 成田発/ソウル行 | 2,000円 |
| ソウル発/成田行 | 19,050ウォン |
| 成田発/マニラ行 | 3,000円 |
| マニラ発/成田行 | 23ドル |
| 成田発/バンコク行 | 3,000円 |
| バンコク発/成田行 | 760バーツ |
| 成田発/シンガポール行 | 3,000円 |
| シンガポール発/成田行 | 31シンガポールドル |
| 成田発/ホノルル行 | 4,000円 |
| ホノルル発/成田行 | 31ドル |
| 成田発/サンフランシスコ行 | 5,000円 |
| サンフランシスコ発/成田行 | 38ドル |
| 成田発/サンノゼ行 | 5,000円 |
| サンノゼ発/成田行 | 38ドル |
| 成田発/ロサンゼルス行 | 5,000円 |
| ロサンゼルス発/成田行 | 38ドル |
| 成田発/ヒューストン行 | 5,000円 |
| ヒューストン発/成田行 | 38ドル |
| 成田発/バンクーバー行 | 5,000円 |
| バンクーバー発/成田行 | 52カナダドル |
追加枠を利用した場合の機内持ち込み荷物の上限は、2つ合わせて15㎏までです。
また、追加枠の購入には時間制限が設けられており、出発時刻の24時間前までに購入手続きを済ませなければなりません。
空港カウンターでチェックイン時に追加枠を購入することは不可となっているので、事前に機内持ち込み荷物の重量をきちんと確認しておくことが大切です。
なお、刃物、鈍器、工具をはじめとする凶器になり得るものは、危険物として持ち込みが禁止されています。
花火やクラッカーなどの火薬製品、化粧品類や医薬品類以外のスプレー缶類、電子タバコやモバイルバッテリーといった電池類、漂白剤、ペイント類、マッチ、ライターも機内への持ち込み禁止・制限の対象となっているため、不安な場合は事前にジップエアに問い合わせるのがおすすめです。
さらに、国際線の利用時は、液体の機内持ち込み条件も確認しておきましょう。
1人につきジッパー付きのビニール袋(1リットル以下)が1つまで持ち込み可能となっており、容器に入った液体は1本につき100ミリリットル以内と定められています。
上記の容量を超えると空港で処分しなければならないので、機内に持ち込む液体は必要最小限に抑えてください。
ジップエア(ZIPAIR)を利用して快適な空の旅を楽しもう!

LCCであるジップエアは、格安で旅行を楽しみたい方におすすめです。
ただし、受託手荷物や機内持ち込み荷物に関するルールが厳しく、重量オーバーした場合には追加料金を支払う必要があります。
重量別に料金が細かく設定されているので、事前に自分自身の荷物の重量を確認するよう心掛けましょう。
また、機内持ち込み荷物に関しては、追加枠の購入を出発時刻の24時間前までに済ませることが必須となっています。
時間の余裕を持って準備を行い、リーズナブルな価格帯で快適なフライトを満喫してください。

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