成田→クアラルンプールに行く際に、ANAのビジネスクラスを利用してきたので搭乗記としてご紹介します。
ANAのビジネスクラスのシートはどうなっているのか?機内食はどんなものが出るのか?ANAラウンジは快適なのか?みなさんが疑問に思っていることをわかりやすく解説していきます。
ビジネスクラスの搭乗を検討されている方の参考になれば幸いです。
Yusuke
- 28歳、都内在住
- ホテルステイは年間70泊以上
- これまで発行したクレジットカードは30枚以上
- Yusukeのプロフィールはこちら
\旅好きのあなたへ/
国内外1,600以上の空港ラウンジが
タダで使い放題の最強カード
タップできるもくじ
チェックイン
神奈川からバスで2時間弱かけて成田空港に到着です。羽田ユーザーの私にとってはバス移動で既に疲労が。
今回はANAのビジネスクラスを利用するため、ビジネスクラスのチェックインカウンターで簡単に搭乗手続きを済ませます。お盆シーズンも過ぎたので空港は普段より人が少ないようでした。並ぶことなくチェックイン完了です。
成田空港だとスターアライアンスゴールドメンバー、スターアライアンスのビジネスクラスorファーストクラスに搭乗する方はゴールドトラックという優先保安検査場を通過できます。
搭乗開始時刻まではANAラウンジでゆっくり過ごす
出国審査を済ませ、そのままANAラウンジに向かいます。
成田空港にはANAラウンジが2箇所存在します。おすすめは第5サテライトのANAラウンジ。
なんといっても、飛行機を眺めながら軽食やお酒を楽しめるので、いつも利用しています。
ANAラウンジの名物といえば、やはりヌードルバーでしょう。うどん、そば、ラーメン、オリジナルチキンカレーなど様々な料理を注文できます。
ANAラウンジ名物のANAカレーをいただきました。どこか懐かしい味に、程よいピリ辛スパイスが効いたチキンカレーです。何杯でも食べられます!
ANAラウンジを訪問した際はぜひ食べていただきたい一品の一つです。
成田空港の場合は時間帯によってお鮨が提供されます。お鮨の提供時間は第4サテライトが毎日15:15~16:15、第5サテライトが17:00~18:00となっています。私が訪れた際のネタはマグロ、サーモン、蒸しエビでした。
この握り鮨のサービスはネタが無くなり次第終了となるので、お鮨の提供開始時刻になると争奪戦になります。しかし、お鮨が無くなると厨房の方からスタッフの方が次々に鮨をサーブしてくれるのでよほどのことが無い限り売切れになる心配はありません。ちなみにお一人様何回でもおかわり自由ですよ。
お味の方は、正直100円鮨のクオリティなので、一回体験したら次は利用しなくてもいいかなという気分になります。
外国人ウケは良さそうですけどね。
また、成田空港のANAラウンジの訪問記は以下の記事で詳しく紹介しています!
ANAラウンジのシャワールーム
お腹も満たされたので、シャワーをしてさっぱりしてから飛行機に搭乗することにします。
ANAラウンジのシャワールームを利用する場合は、第5サテライトの場合、ラウンジの左側にある通路を通るとシャワールームの受付カウンターがあるので受付を済ませます。今回は空室が既にあったのですぐにシャワールームを利用できました。
さすが日本を代表する航空会社のラウンジということもあり、シャワールームのクオリティは世界中のラウンジの中でもトップクラス。シャワーはヘッド式のものでした。水圧は強め。
シャンプーやシャワージェルはTHANN。スワプナーム空港のロイヤルシルクラウンジのシャワールームで取り扱っているブランドと同じものになります。マリオットホテルでもよく採用されているバスアメニティです。
ANAラウンジのシャワールームはアメニティも充実しています。化粧水や乳液はKOSEの雪肌精が置いてありました。海外のシャワールームを訪問すると、化粧水等が置かれているラウンジは少数のため助かります。
歯ブラシ、コーム、髭剃りといったアメニティも置いてあります。ドライヤーはダイソン製のものです。さすがダイソン、速攻で髪が乾きます。
関連記事>>【2023年版】成田空港ユナイテッドクラブ訪問ブログレビュー!
ANAビジネスクラスに搭乗
搭乗ゲートに到着です。今回はクアラルンプールまで約7時間半のフライトです。
こちらがB787-9のANAビジネスクラスのシートになります。座席配列は1-2-1となっており、どの席に座っていても隣の人を気にせず通路に行ける設計になっています。トイレに行く際は本当に便利。
また、窓側の席を選ぶと半個室のような作りになっていて、プライベート感があります。シートはやや固めの作り。シンガポール航空のビジネスクラスのようなクッション性の高いシートではありません。
シンガポール航空ビジネスクラスの搭乗記はこちら
B787-9のビジネスクラスの場合は全ての機材にフルフラットシートを搭載しており、シートを倒せば簡易的なベッドに生まれ変わります。飛行機の中で体を横にできるなんて贅沢ですね。
私は今回10Aという座席に座りました。ディスプレイは18インチのタッチスクリーンタイプのものを採用。
中央の座席は、上記の通りです。タイ航空やシンガポール航空の場合、中央の席は密着度がありカップルやハネムーンで利用される方に非常におすすめなのですが、ANAの場合は中央の席でも席が独立しているように感じます。
ここからは、座席の設備とアメニティの紹介を簡単していきます。シート横のサイドデスクには電源プラグ、USBポート、機内誌、読書灯、コントローラーがあります。コントローラーは今流行りのタッチスクリーンタイプのものではなく従来型のコントローラーです。
ヘッドホンはパナソニック社製のものです。音質はかなりよかったですがノイズキャンセリングのものではありませんでした。これは少しマイナスポイント。
スリッパ。
中長距離路線ということもありマットレスもありました。マットレスを敷くか敷かないかでは寝心地が全く違うのでこれは嬉しかったですね。マットレスを敷くことで熟睡できました。
トイレは前方に2つ後方に2つあり、トイレ待ちということはありませんでした。トイレの中には、歯ブラシ、マウスウォッシュフェイスシートといった基本的なアメニティが揃っています。
しばらくすると、CAの方が挨拶に来てくれました。名前をしっかり読んで挨拶する姿勢は日本の「おもてなし文化」を味わえます。挨拶が終わるとおしぼりとウェルカムドリンクをいただきました。
ウェルカムドリンクは、オレンジジュースかスパークリングワインから選べます。スパークリングワインを注文し、出発までのひと時を楽しみます。
ANAビジネスクラスの機内食
日中便の最大のメリットはなんといっても機内食だと思います。深夜便に搭乗すると、飛行機に搭乗して、簡単な軽食が配られて後は寝るだけのため、ビジネスクラスのサービスを十分堪能できません。
一方で、日中便に搭乗すると、空の上でコース料理とお酒を楽しみながら、見たかった映画を楽しんだり、上質な時間を過ごせます。時間に余裕のある方はぜひ日中便の利用がおすすめですよ◎
それでは、早速メニューを見てみましょう。
今回私は、事前にANAマイレージクラブで洋食をリクエストしていたので洋食のコース料理をいただきます。
なぜ事前に機内食を予約してたのかというと、以前、香港から日本に帰国する際にビジネスクラスに搭乗していたのですが、洋食の人気が高く、日本食しか提供できないという状況になってしまい、洋食を食べられない思いをしたからなんです。今回の搭乗では、同じ思いをしたくないと思い、事前に機内食はリクエストしておきました。
ANAビジネスクラス羽田→香港線の搭乗記はこちら
確実に食べたい機内食があるという方は事前に機内食を注文することをおすすめします。
今回の洋食コースはアミューズ→アピタイザー→メイン→デザートの順番で提供されました。空の上でコース料理を食べるのは始めてなので楽しみです。
まずはシャンパンをいただきます。ビジネスクラスのシャンパンの銘柄はデュバル・ルロワ。
ANAショッピングでも販売されており、お値段1本6,800円程度。普段この価格帯のシャンパンはあまり開けないので嬉しいですね。
太平洋の夕焼けに乾杯して、これからの旅に期待を膨らませます。ドリンクが届くと早速アミューズが運ばれてきました。
ナッツチリパイスティックとフォアグラと林檎のミルフィーユ、トマトのピクルスとチーズハーブオイルです。どれも味に深みがあっておいしい。パイスティックは何本も食べられるほど絶品。
シャンパンのお供に最適なアミューズでした。
私が搭乗した時期のビジネスクラスの洋食は、京都の創作フレンチの米村というお店が監修したお料理となっていました。お次はアピタイザーです。前菜の盛り合わせとブレッドになります。こちらも味がしっかりしていて機内食とは思えないようなクオリティでした。
もちろんブレッドもしっかりと温めてあり、バターで食べるのも良し、オリーブオイルをかけても良し、自分の好きなように食べられます。
メインディッシュは牛肉のショートリブ。お肉が非常に柔らかく赤ワインと相性抜群のお肉でしたね。以前、羽田-香港線のビジネスクラスで洋食を選んだ際にお肉があまりにも美味しくなさすぎて少しトラウマになっていたのですが、今回は当たりでした!すごくおいしかったです!
2020年にロンドンに行く際にANA新ビジネスクラスに搭乗したのですが、機内食の監修は米村でこちらも非常においしかったです。
ANAビジネスクラス長距離路線|羽田→ロンドン線の搭乗記はこちら
最後はピエールエルメが監修した桃のデザートを食べてこれにてコース料理は終了です。食後は映画を見たり、仮眠を取ったり自由な時間を過ごしました。
仮眠を取ると、小腹が空いてたので軽食を注文しました。ずっと食べて見たかった「そらとん」を注文。意外に麺の量が多くがっつり食べたい方にはおすすめ。
KLはイスラム教が中心の国家でハラルなので、クアラルンプール路線はとんこつラーメンではなく味噌ラーメンとなっています。空の上で食べるラーメンはやはり格別ですよね!ただし、匂いが強烈なので絶対に周りの座席の方に迷惑となります。
食後のデザートにハーゲンダッツも注文しました。お腹も満たされたところで7時間半のフライトはあっという間に終了です。
世界中の空港ラウンジがタダで使い放題できる方法とは!?
軽食・アルコールが用意されており、搭乗開始時刻まで極上のひとときを過ごせる空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,600箇所以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるようになります。
ただし、空港ラウンジを使い放題できるプレステージ会員の場合、日本円で約75,000円の年会費を支払わなければなりません....
庶民に約75,000円もする年会費なんて支払えない....
分かります....
しかし、私自身、昨年から利用しているプライオリティパスには1円も支払っていません。
なぜ、そんなことができるのか?
それは、初年度年会費無料(通常:22,000円(税込))のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックス)を発行したからです!
セゾンプラチナビジネスアメックスを発行すると、世界1,500ヵ所以上にある空港ラウンジ・空港レストランを年間無制限で無料で利用できるプレステージ会員のプライオリティパスが無料付帯されます。
そのため、カード保有中は、空港ラウンジ・空港レストラン・リラクゼーション施設を何回でも利用OK!
セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、
サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です!
プライオリティパスを発行すると、例えば下記のようなラウンジをタダで利用できるようになります。
関空ANAラウンジ
羽田空港TIAT LOUNGE
〜【日本国内】プライオリティパスで利用できる空港ラウンジ・空港レストラン〜
成田空港では道頓堀くり田でステーキセットを無料で食べられる
2024年10月より、三菱UFJニコス・JCBカードで発行したプライオリティパスでの
空港レストランやリラクゼーション施設は利用できなくなるため、
セゾンプラチナビジネスを発行するメリットは現在急上昇中です!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナビジネスアメックスは他社のクレカと比較しても魅力的なカードと断言できます。
また、プライオリティパスだけでなく、下記のような魅力的な特典も付帯されています。
・初年度年会費無料
・国内空港ラウンジ無料
・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費9,900円)
・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が条件)
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料
・セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円)
・一休ダイヤモンド会員が半年間無料
・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円)
・24時間対応のコンシェルジュサービス
セゾンプレミアムレストランby接待日和を利用して高級鉄板焼きコース(24,000円)を半額で食べられます。
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、
再来月より年5回までの利用制限になるため、早めの切り替えがおすすめ!
旅好きにとって、セゾンプラチナビジネスアメックスは発行しないと絶対に後悔するクレカでしょう。
私は年収300万円程度のときにセゾンプラチナビジネスの申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高い傾向です。
ぜひセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、ワンランク上の旅を楽しみましょう!
ビジネスクラスの本当の良さを知れるのは中距離路線からだと思った!
今回初めて、ANAのビジネスクラスの中距離路線を利用しました。中距離路線だと、フライト時間がもちろん長いのでお酒を飲みながら映画を見たり、少し眠くなってきたらシートを倒して仮眠したり、自由な時間を過ごせます。
空席がある限り中距離路線を利用する場合は日中便をおすすめします。深夜便にしてしまうと、体も疲れますし、ビジネスクラスのサービスを心から満喫できないので。
ぜひ参考にしてみてくださいね!