
海外旅行好きに圧倒的な人気を誇る「マリオットボンヴォイ・アメックスカード(以下:マリオットアメックスカード)」
マリオットアメックスカードは年会費が高額ということもあり、カードラウンジではなく、プライオリティパスが利用できるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マリオットアメックスカードでプライオリティパスを発行できるのか調べてみました。
タップできるもくじ
【結論】マリオットボンヴォイアメックスカードにプライオリティパスは付帯されない
結論、マリオットアメックスカードにプライオリティパスは付帯されていません。
その代わり国内外合わせて29の空港ラウンジ、いわゆるカードラウンジに同伴者1名様まで入室できます。
カードラウンジとは、ゴールドカードやプラチナカードといった一定のランク以上のクレジットカード保持者に向けて提供している空港ラウンジサービスのことを指します。
ラウンジ内の具体的なサービス内容は空港によって異なるものの、ソフトドリンクが設置されているのが一般的。
一部のラウンジではスナックやアルコール飲料の提供もありますが少数。
マリオットアメックスカードでプライオリティパスを発行できないのであれば、プライオリティパスをお得に発行できるクレジットカードを発行し、二刀流でカードを使い分けることがおすすめです!
なぜマリオットボンヴォイアメックスにはプライオリティパスが付帯されていないのか
一般的に年会費5万円クラスのプレミアムカードには、空港ラウンジ無料利用サービス「プライオリティパス」が標準装備されています。
しかし、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードにはプライオリティパスが付帯されていません。
その背景には以下2点が考えられます。
1.ポイントの還元率が高い
2.年間150万円決済修行完了後の無料宿泊特典
マリオットボンヴォイアメックスのポイント還元率は100円の決済につき3ポイント。
さらに世界中のマリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊しマリオットボンヴォイアメックスで決済すると、6ポイントを付与されます。
貯まったポイントはマリオット系列の無料宿泊に充当することもできますし、還元率1.25%でエアラインのマイルへの移行も可能。
これほどポイントがよく貯まり、マイルへの還元率も高く設定されているカードは非常に珍しいです。
また、マリオットボンヴォイアメックスカードは年間150万円以上のカード決済を行うと、マリオットポイント50,000ポイント以下のマリオット系列ホテルへの無料宿泊も付与されます。(※カード発行後、更新のタイミングで付与。)
50,000ポイント以下で泊まれるホテルには「大阪ステーションホテル」や「W大阪」など、1泊平均7万円程度するホテルに宿泊できるため、カードの年会費はすぐに元が取れてしまいます。
つまり、マリオットボンヴォイアメックスカードは以上2点の魅力的な特典が付帯されているため、プライオリティパスまで付帯すると、採算が取れなくなってしまうので、付帯されていないのだと考えられます。
ただし、旅行好きの方にとってプライオリティパスを持たないことは非常にナンセンス。
宿泊ポイント・マイルを貯めるためメインカードでマリオットボンヴォイアメックス、プライオリティパスラウンジを利用するためのサブカードの使い分けをすることが充実した旅を実現する上で必要だと思います。
プライオリティパスが付帯されている初年度年会費無料の最強クレジットカード
マリオットアメックスと二刀流で持ちたいクレジットカードがセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックス)です。
というのも、セゾンプラチナビジネスアメックスは年会費22,000円(税込)が初年度無料。
1年間、タダでプライオリティパス(年会費:約70,000円)を利用できるなんてお得すぎます....
プライオリティパスで入室できるラウンジは、仁川国際空港のアシアナラウンジなど、航空会社の上級会員やビジネスクラス以上に搭乗しなければ利用できない航空会社のラウンジも入室OK。
また、セゾンプラチナビジネスアメックスカードはプライオリティパスだけでなく下記のような総額100万円相当の特典も付帯されています。
・初年度年会費無料(通常:年会費22,000円 税込)
・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費16,000円 税込)
・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円 税込)
・セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円 税込)
・一休ダイヤモンド会員が半年間無料(約30万円相当)
・プライオリティパス プレステージ会員(約70,000円)
・ABEMAプレミアム1ヶ月間無料(月1,080円 税込)
・国内空港ラウンジ無料
・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が条件)
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料
・24時間対応のコンシェルジュサービス
・毎週木曜日TOHOシネマズの映画が大人1,200円で鑑賞可能
→合計:1,047,080円相当
例えば、半年間の利用金額が30万円以上超えなければ獲得できない一休ダイヤモンド会員特典が半年間付与されたり、JALマイルの還元率が最大1.125%だったりとプライオリティパスの特典以外にも旅行に関連する特典も充実しています◎
東麻布 鉄板焼き 蘭麻の黒毛和牛コース(24,000円)
また対象のレストランのコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になる、セゾンプレミアムレストランby接待日和も嬉しい特典の一つ!
対象となるのは高級お鮨や鉄板焼きなど1名のコース料理が2万円以上超えるレストランばかり!
セゾンプラチナビジネスアメックスカードのその他の特典については下記記事で詳細に解説しています。
「セゾンプラチナビジネスアメックスカードの特典をより把握したい!」という方は下記記事も併せてチェックしてみてください!
関連記事>>セゾンプラチナビジネスアメックスは高コスパで最強!メリットや改悪内容なども解説!
メリットだらけのセゾンプラチナビジネスアメックスカードですが、当然デメリットもあります。
主なデメリットは下記の通りです。
・プライオリティパスラウンジを同伴者と利用する場合+4,400円(税込)発生する
・JALマイルの還元率を最大1.125%に引き上げるためにはSAISONマイルクラブ5,500円(税込)への入会必須
・ANAマイルへの還元率は0.3%。
・2025年6月1日以降、22,000円(税込)→33,000円(税込)へ年会費アップ
上記のデメリットの対策として、プライオリティパスラウンジを家族と一緒に利用したい場合は、セゾンプラチナビジネスアメックスカードの2枚持ちがおすすめ!
JALマイルよりもANAマイルを中心に貯めている方は、サブカードとして利用するのが良いでしょう。
また、2025年からカードのリニューアルに伴い、年会費が22,000円(税込)から33,000円(税込)にアップするため、とりあえず1年目は初年度年会費無料でセゾンプラチナビジネスアメックスの特典を存分に楽しんでもらい、継続するかどうか判断するという意思決定で問題ないです。
これまでに当サイトから1,500名以上の方がカードを発行し、プライオリティパスラウンジをお得に楽しめていると嬉しい報告を数多く受けております。
大人気のクレジットカードのため、初年度年会費無料の特典がいつ改悪されてもおかしくありません!
私は20代で100名以下の中小企業勤務、年収300万円程度のときに
セゾンプラチナビジネスアメックスの申し込みを行い審査通過。
ビジネスカードという位置付けですが、
サラリーマンの方やフリーランスの方でもお申し込みできるのでご安心ください。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
カードの特典が改悪される前にセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、ワンランク上の上質な旅をお楽しみください。
参考としてプライオリティパスが発行できるクレジットカードの比較表を作成してみましたが、やはりセゾンプラチナビジネスアメックスは他のクレジットカードと比較してもかなりお得で魅力的なカードと言えます。
セゾンプラチナアメックスは発行しないと大損してしまうクレジットカードでしょう。
ぜひ、初年度年会費無料(通常:22,000円)のセゾンプラチナビジネスアメックスを獲得して、ワンランク上の旅をお楽しみください!
カード基本情報 | |
ブランド | AMEX |
年会費 | 22,000円(税込)※無条件で初年度無料 |
追加カード | 一人3,300円(税込)
※18歳以上の社員、または本会員と生計をともにする18歳以上の同姓のご家族様が対象。 |
空港ラウンジ | プライオリティパス プレステージ会員が無料(通常:約70,000円) 本会員は無料で何度でもラウンジへアクセス可能 ※同伴者は1回の利用につき4,400円 |
入会条件 | 18歳以上の安定収入のある方 ※経営者・個人事業主・会社員のいずれかであればOK |
特徴 | ・初年度年会費無料 ・プライオリティパスのプレステージ会員が無料(約70,000円) ・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が要件) ・国内空港ラウンジ無料 ・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費16,000円 税込) ・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料 ・一休.comダイヤモンド会員特典が6ヶ月間無料 ・最高1億円の海外旅行保険付帯 ・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円) ・セゾンプレミアムゴルフサービス ・コンシェルジュサービス ・ビジネスサポートローン ・ビジネスアドバンテージ ・顧問弁護士サービスリーガルプロテクト |
マリオットボンヴォイアメックスカードの基本情報
最後にマリオットアメックスの基本情報について整理していきましょう。
マリオットボンヴォイアメックスカードは、「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード」と「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」の2種類に分かれています。
それぞれのカードの基本情報は下記の通りです。
マリオットボンヴォイアメックスカード | マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード | |
![]() |
![]() |
|
年会費 | 23,100円(税込) | 年会費49,500円(税込) |
家族カード | 家族カード1枚無料/2枚目以降11,550円(税込) | 家族カード1枚無料/2枚目以降24,750円(税込) |
ポイント | 日々の決済:100円につき2Marriott Bonvoyポイント マリオットボンヴォイのホテル宿泊:100円につき4Marriott Bonvoyポイント |
日々の決済:100円につき3Marriott Bonvoyポイント マリオットボンヴォイのホテル宿泊:100円につき6Marriott Bonvoyポイント |
ポイント有効期限 | 24ヶ月
※ただし、ポイントの獲得や使用で24ヶ月延長 |
24ヶ月
※ただし、ポイントの獲得や使用で24ヶ月延長 |
マイル還元率 | 100円につき最大1.25マイル | 100円につき最大1.25マイル |
カードの特徴 | ・ご入会でMarriott Bonvoy「シルバーエリート」会員資格付与
・カードを年間*1合計100万円以上ご利用で ・カード入会のタイミングまたはカード更新のタイミングで5泊分の宿泊実績を加算 ・カード更新のタイミングで、年間の決済額が150万円以上超えれば、交換レート35,000ptまでのホテルに無料宿泊可能 ・最大15,000ptを合算し、合計50,000ptまでのホテルに無料宿泊が可能 |
・ご入会でMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格付与
・カードの年間決済額400万円以上ご利用で ・カード入会のタイミングまたはカード更新のタイミングで15泊分の宿泊実績を加算 ・カード更新のタイミングで、年間決済額が150万円以上超えると、交換レート50,000ptまでのホテルに無料宿泊可能 ・最大15,000ptを合算し、合計65,000ptまでのホテルに無料宿泊が可能 ・国内外のリッツ・カールトンやセントレジスホテルに連泊する際は100米ドルのホテルクレジットをプレゼント。 ・年間400万円以上の決済でマリオットボンヴォイプラチナエリート会員の資格を付与 |
保険 | ・海外旅行保険傷害保険:最大1億円
・ショッピング・プロテクション:年間200万円まで ・オンライン・プロテクション |
・海外旅行保険傷害保険:最大1億円
・ショッピング・プロテクション:年間500万円まで ・オンライン・プロテクション ・スマートフォン・プロテクション ・リターン・プロテクション ・キャンセル・プロテクション ・航空便遅延補償 |
空港ラウンジサービス | 国内外29の空港ラウンジの利用が可能 | 国内外29の空港ラウンジの利用が可能 |
電子マネー | Apple Pay(Quick Pay) | Apple Pay(Quick Pay) |
申込対象者 | 20歳以上で安定した収入のある方 | 20歳以上で安定した収入のある方 |
ワンランク上の海外旅行を楽しむなら、プライオリティパスが付帯されているクレジットカードを発行すべき!
残念ながら、マリオットアメックスカードにはプライオリティパスは付帯していません。
ですが、マリオットアメックスカードは更新ごとに無料でマリオット系列の高級ホテルに宿泊できたり、ポイント還元率が1.25%になったりと旅好きには嬉しい特典だらけのカードなので、プライオリティパスが付帯されないという理由で発行を控えるのは勿体無い!
マリオットアメックスカードとセゾンプラチナビジネスアメックスの二刀流で使えば、これからの海外旅行が充実すること間違いなし!
ぜひ両方のカードを発行してみてはいかが?