
2024年12月に開業し、バンコク市内のホテルの中でも特に注目度が高くなっているリッツカールトンバンコク。
今回はリッツカールトンバンコクへ宿泊した際に利用したクラブラウンジの様子をお届けしていきます。
「クラブラウンジの雰囲気は?」「アフタヌーンティーやカクテルタイムはどのようなものが提供される?」など宿泊予約前に把握しておきたいポイントを紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
結論、リッツカールトンブランドなのにクラブラウンジスタッフのホスピタリティが低く、満足度の低いクラブステイになりました。
料理に関しては辛い料理・タイ料理が好きな人には天国、クセのある料理・タイ料理があまり得意ではないという方には地獄だと思います。
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リッツカールトンバンコククラブラウンジへのアクセス条件
リッツカールトンバンコクのクラブラウンジへの入室条件は、クラブラウンジアクセス付きの客室を予約した方のみ。
そのため、マリオットボンヴォイのプラチナエリート会員以上の方やスイートルームを予約された方でもラウンジアクセス権がないと利用できません。
クラブラウンジを追加で利用される場合は、追加料金として、1泊につき1人あたり、2,500THB+税・サ込みで3,000バーツ近くします。
意外にも良心的な価格設定。
一人でクラブラウンジを利用する場合、マリオットボンヴォイ公式サイトでは一人用のプランが出現しないので、クラブフロア以外の客室予約後、Eメールもしくは滞在日が近い場合はマリオットボンヴォイアプリのチャットツールでクラブラウンジを使いたい旨を伝えるようにしましょう。
リッツカールトンバンコクの客室やLiLy`sでの朝食の様子は
下記記事で詳しく解説しています。
関連記事>>【2025年最新】リッツカールトンバンコクの客室・朝食・プールをブログレビュー!【宿泊記】
チェックインはクラブラウンジにて
クラブフロアに宿泊する方はクラブラウンジ内でチェックインを行えます。
リッツカールトンブランドに久しぶりに宿泊ということでワクワクした気持ちでラウンジ内に入ったのですが、笑顔の全くない無愛想なスタッフが席まで誘導。
私の受け答えからして、英語が流暢に話せるわけじゃないことは分かるはずなのに、若干キレ気味の口調で早口でラウンジの利用を説明され最悪な気分になりました。
ウェルカムドリンクを運んでくるスタッフも笑顔がなく、ドリンクをサーブした後に「enjoy!」の一言すら言えない。
開業したばかりとはいえ、世界最高峰のホスピタリティを誇るリッツカールトンブランドとしては思えない接客にがっかり。
チェックインの時だけでなく、ランチタイムに食事をしている最中なのに、何も言わずにスタッフが勝手に食べかけの料理を下げたりと少しイラッとする場面も多々ありました。
たまたま運が悪かったかもしれませんが、国内のリッツカールトンのホスピタリティに慣れている方はあまりスタッフの接客のクオリティは期待しないことをおすすめします。
リッツカールトンバンコクは24階(おそらくプレジデンシャルルーム?)もあるのですが、こちらはまだ工事中のようで、2025年3月に訪問した際はカクテルタイム以外の時間帯はずっと工事音が鳴り響いていて非常にうるさかった。
さらにラウンジ内に塗料の匂いが蔓延して臭すぎたし。
一言のお詫びが無い点も日本のホテルでは考えれないなぁと思いました。
リッツカールトンバンコククラブラウンジ内の様子
リッツカールトンバンコクのクラブラウンジはホテル23階に位置しています。
ロビー&レセプション同様に白と黒を基調としたシックでモダンヨーロピアンなデザインが広がります。
アーチ状の半個室テーブルも素敵◎
壁にはコンセントもあるのでデスクワークにも最適◎
私が訪問した2025年3月は日中を通してほとんどラウンジ内にお客さんはいなかったのでワーケーション利用も良さそうですね。
窓側のテーブル席もおしゃれ。
窓からはスクンビットエリアの高層ビル郡を一望できます。
おすすめはクラブラウンジ一番奥にある角の座席。
2面の窓ガラスからはルンピニー公園とスクンビット方面の高層ビル群の眺望を同時に楽しめます。
奥にあるロングテーブル席。
バルコニーの用意もあり。
日中は暑くて過ごせませんが、乾季の夜になると涼しい夜風に当たることができるので、外でお酒を楽しむのもおすすめ。
リッツカールトンバンコククラブラウンジのフードプレゼンテーション
リッツカールトンバンコクでは計5回のフードプレゼンテーションを楽しめます。
スケジュールは下記の通り。
ラウンジの営業時間 6:30~22:00 | |
朝食 | 6:30-10:30 |
ランチ | 12:00~14:00 |
アフタヌーンティー | 14:30~16:30 |
カクテルタイム | 17:30~20:30 |
コーディアルタイム | 20:30~21:30 |
アルコールが楽しめるのはカクテルタイム・コーディアルタイムの時間帯のみと思っていたのですが、お酒はラウンジ営業中は飲めるようです。
カクテルタイム以外にお酒が飲みたい場合はスタッフの方にリクエストすると良いかもしれません。
料理の提供は中央にある、提供台でサーブされます。
奥にはライブキッチンコーナーもあります。
冷蔵庫の中を開けると、マリオット系列のクラブラウンジでおなじみのペプシなど、ソフトドリンクが冷蔵されています。
右下にはロンドン産のジンジャーエール。
One Bangkok内にある三越で250円程度で販売されていました。
アフタヌーンティー
それではここからフードプレゼンテーションの全貌をご紹介していきましょう。
まずはアフタヌーンティー。
リッツカールトンバンコクでは3段ティースタンドで提供されます。
さっとサーブされ、セイボリー・スイーツの説明が無かったのがちょっと残念でした。
やっぱりスタッフのホスピタリティはイマイチ...
一番下はセイボリー。
スイーツ系よりもセイボリー系が充実しているので個人的には嬉しい!
・アボカドとトマトが挟まったベーグル
・キャロットラペが挟まったバーガー
・きゅうりのサンドイッチ
・卵の挟まったトルティーヤ
中段はスイーツ。
抹茶のムース、リッツカールトンロゴのチョコレートが乗っかったいちごのムース、マカロン。
上段はチョコレートとマカロン。
ティーブランドはお部屋と同様の「voyage」というブランドのものでした。
リッツカールトン東京やリッツカールトン大阪などのクラブラウンジで提供されるアフタヌーンティーよりはクオリティはやや劣るものの満足度の高いラインナップでした。
カクテルタイム
さぁ、お待ちかねのカクテルタイム。
カクテルタイムではシャンパーニュが飲み放題!
銘柄はビルカールサルモンブリュットレゼルブ。
東南アジアのホテルクラブラウンジでシャンパーニュが提供されるって結構珍しいかも。
日本では1本8,000円程度、バンコク市内のデパートでは1本13,000円程度するシャンパーニュが飲み放題なのは太っ腹!
バンコク市内のレストランはどこもワインが高い傾向なので、値段を気にすることなくお酒が飲めるのはポイントが高い!
シャンパーニュグラスもおしゃれ。
フルボディの重たいシャンパーニュというより、味は比較的軽め。
常夏のバンコクでゴクゴク飲めるようなシャンパーニュ。
リキュールのラインナップ。
ウイスキーやブランデーなどは日本で見かけたことのないものが並びます。
赤ワインはメルロー&カベルネ・ソーヴィニヨンのミッシェル・リンチ・ルージュ。
マルベックのサンターナ2023。
どちらも日本円で2,000円程度のワインです。
美味しいデイリーワインといった感じで、特別感を味わえるようなワインではありませんでした。
続いてはフードコーナーを見ていきましょう。
サラダコーナー。
ピクルス系が充実しています。
串に刺さった、チェリートマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ。
バルサミコ酢が良いアクセントになって美味しい。
スモークサーモン、モッツァレラチーズを添えて。
シャンパーニュのおつまみにぴったりの一品。
サラダコーナー。
キングフィッシュのサラダやいちご・スイカ・ベリーとベビーリーフを混ぜた洗練されたサラダもあります。
いちごとスイカってサラダに混ぜると美味しいんですね。
続いてはホットミールコーナー。
コームヤーン。
タイ料理定番の一品。
豚トロをタイの調味料に漬け込んで炙り焼きした料理。
これがまた絶品。
お酒のおつまみにぴったりの一品です。
3日間クラブラウンジで食べた料理の中で一番おいしかった◎
とりつくねのような一品。
お酒との相性抜群で非常に美味しいです。
赤とうがらしと一緒に炒めたエビ。
エビ自体はすごく美味しいのですが、私は辛いものが苦手なので1個でギブアップ。
ビーフマッサマン。
タイ風の牛肉カレーです。
牛のスネ肉やじゃがいもがごろごろと入っています。
これも味にクセがあるので好き嫌い分かれそう。
ライブキッチンコーナーではグリーンカレーが提供されていました。
カクテルタイムはタイ料理が中心。
辛いものが苦手な方やタイ料理の独特のスパイスが苦手!という方には苦かもしれません。
個人的にはホットミールの半分ぐらいは洋食を提供しても良いのでは?と思いました。
最後はスイーツコーナー。
チョコレートムース。
甘すぎなチョコレートがワインとの相性抜群!
チョコレートムースやカシスムースなど。
朝食でもよく見かけるカットフルーツたち。
個人的にはリッツカールトンブランドなんだから、カットマンゴーぐらい置いてよ!と思ってしました。
朝食
朝食は7階にあるレストランであるLiLy`sの簡易版といった感じ。
宿泊にクラブラウンジ利用をつけている方は無料でLiLy`sの朝食は使えないので注意してください。
利用する場合は大人一人あたり4,000円程度かかります。
パンコーナーはデニッシュ系のパンを中心に並びます。
クロワッサンをプレスした韓国発のスイーツ「クルンジ」も置いてあります。
クロワッサンのクオリティは感動するものではなかったのですが、マンゴーのコンポートがのったデニッシュは本当に美味しかった。
これまで食べてきたフルーツ系デニッシュの中で圧倒的No1。
中に入っているカスタード系のクリームとの相性抜群!
滞在される際はぜひ食べてみてください。
ライブキッチンコーナーでは、卵料理やヌードルなどを注文できます。
オムレツ。
まぁ普通。
エッグベネディクト。
これもまぁ普通。
サラダコーナー。
サラミなど。
スモークサーモン。
臭みがなく、新鮮でおいしかった。
ホットミールコーナーにはイングリッシュブレックファーストの定番メニューが並びます。
ベイクドトマト・マッシュルーム。
でっかいソーセージ。
カリカリに焼き上げたベーコン。
点心料理。
カットフルーツは昨日のカクテルタイムのようなラインナップ。
いちごやレッドチェリー、ブルーベリーやラズベリーなど。
フレッシュジュース。
ヨーグルトやミューズリーなど。
朝食の総括としてはマンゴーのコンポートがのったデニッシュ以外はマリオットホテル程度の朝食のクオリティでした。
少なくとも、フォーシーズンズホテルバンコクやウォルドーフアストリアバンコクなどのバンコク市内を代表するラグジュアリーホテルに比べると格下。
正直、クラブラウンジの朝食だからってあまり手を抜かないでほしいです。
個人的には有償でもLiLy'sの朝食をつけることをおすすめします。
ランチタイム
最後にランチタイムです。
ランチタイムは利用した3日間ともライブキッチンコーナーでパスタが提供されていました。
これがまためんどくさい。
好きなパスタを選んで、好きな具材を選んで、好きなソースを選ぶ。
選んでもらった方がゲストが楽しめるのではないか?という計らいなのでしょうけど、すごいめんどくさい。
パスタのメニューをオーダーしたらすぐに作り始める方が良いと思います。
トリュフソースのパスタ。
トリュフの香りがするパスタですが、絶品のパスタというわけでもなく。
ボロネーゼ。
これは日本で販売されている冷凍パスタの方が美味しいです。
リッツカールトンなのに、しかも比較的簡単なパスタ料理なのに。
もう少しクオリティを上げてほしいところ。
またまたスモークサーモン。
朝食・ランチタイム・カクテルタイム全てで提供されていました。
宿泊客もさすがに飽きると思うので別のメニューに変えるべきだと思います。
サラダコーナー。
チーズコーナー。
スモークダックのサラダにカプレーゼ。
スモークダックは絶品!
これだけもっと食べたいと思えるぐらい美味しかったです。
続いてはホットミールコーナー。
トムヤムクンスープ。
牛肉入りのレッドカレー。
昨日の夜も提供された、エビと赤とうがらしを炒めたもの。
赤とうがらしと炒めたチキンのアジアン風ソテー。
カクテルタイム同様にタイ料理や辛い系料理ばかりといったラインナップ。
少しは辛いものが苦手な人のための料理も用意してほしい....
カットフルーツコーナー。
リッツカールトンロゴ入りのマンゴーパッションフルーツカップ
パッションフルーツのチーズケーキ。
ジュースコーナー。
以上です。
カクテルタイムや朝食と重複している料理がやや多く、ワクワク感はゼロ。
ライブキッチンコーナーメニューのパスタも美味しくないし。
これは要改善が必要かと。
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リッツカールトンバンコククラブラウンジは賛否両論あるクオリティ
今回はリッツカールトンバンコクのクラブラウンジ訪問ブログレビューをお届けしてきました。
リッツカールトンバンコクのクラブラウンジは、利用料金の安さや眺望、カクテルタイムにシャンパンが提供されるなど、魅力的な点もあります。
しかし、私が訪問した際は、スタッフの方のホスピタリティや料理のクオリティに課題を感じる場面もありました。
特に、タイ料理や辛いものが苦手な私にとっては、料理のラインナップが合わず、満足度の高い滞在とはなりませんでした。
これらの情報を踏まえ、クラブラウンジの利用を検討される際は、ご自身の旅のスタイルに合わせて慎重に判断されることをおすすめします。