バンコクから名古屋に向かう際にタイ航空のビジネスクラスを利用しました。
今回はタイ航空の最新機材であるA350-900のビジネスクラスの搭乗記をお届け。
シートの設備、アメニティ、機内食まで大公開していきます。
記事後半では旧型のビジネスクラスシートもご紹介しているので参考にしてみてださい。
Yusuke
- 28歳、都内在住
- ホテルステイは年間70泊以上
- これまで発行したクレジットカードは30枚以上
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【タイ航空ビジネスクラス以上搭乗者限定】ラウンジ内でマッサージ
タイ航空のロイヤルシルククラスまたはファーストクラス搭乗客は、ロイヤルオーキッドスパというラウンジを利用できます。ロイヤルシルククラスに搭乗する方は30分間の肩マッサージまたは足マッサージ、ファーストクラスに搭乗する方は60分間の全身マッサージを受けられます。
ラウンジでマッサージを受けられるなんて夢のようです!
ちなみに、ロイヤルオーキッドスパに関しては、ANAやシンガポール航空といったタイ航空以外の航空会社のビジネスクラスを利用する場合は入室できません。
あくまでタイ航空に搭乗される方向けのサービスとなっています。
ラウンジ内はとても静かで高級感が漂います。
ラウンジの入り口で簡単な同意書を記入後、女性のセラピストの方に施術室まで案内していただきました。
ロイヤルシルククラス搭乗の方のマッサージ室は半個室のような空間です。
今回私は肩のマッサージをお願いしました。
お客さんのニーズをしっかり聞きながらマッサージする姿勢は素晴らしいと思わず感動しました。あっという間に30分経過し、マッサージ終了。
施術終了後、飲み物のリクエストを聞かれたのでジンジャーティーをお願いしました。
ラウンジにはおいしそうなお茶菓子が少しずつ置かれています。
ロイヤルオーキッドスパはワンランク上のラウンジという雰囲気でタイ航空のメインラウンジであるロイヤルシルクラウンジに比べて居心地が良いです。タイ航空を利用される方は、ぜひ訪問してみてください。
タイ航空 ロイヤルオーキッドラウンジ・プレステージの訪問レビューは下記記事で詳しく解説しています。
関連記事>>【2024年版】タイ航空ロイヤルオーキッドラウンジ・プレステージ訪問レビュー|スワンナプーム国際空港
タイ航空A350-900ビジネスクラス(ロイヤルシルククラス)
こちらがタイ航空の最新ビジネスクラスシートになります。
タイ航空A350-900のビジネスクラスはフルフラットシートを搭載しており、シートを倒せば簡易的なベッドに生まれ変わります。
座り心地はANAのフルフラットシートに近かったです。成田からKLまで向かう際に中距離路線ということもありマットレスが置いてあったのですがバンコク-名古屋路線の場合はありませんでした。ここはちょっと残念...
中央の座席はカップルやハネムーンでの利用がおすすめです。
液晶画面はANAやシンガポール航空に比べると小さめの作り。USB端子はディスプレイ下にあります。
座席に座ると早速CAの方がやってきて、熱々のおしぼりとウェルカムドリンクを持ってきました。ウェルカムドリンクはオレンジジュースかグァバジュースから選べたのでオレンジジュースをいただくことに。
市販でごく普通に販売されているオレンジジュースのような味でした。
さて、ここからはアメニティやビジネスクラスのシートの設備についてご紹介します。
オーディオはAKGのヘッドホン。ノイズキャンセリングタイプのものではなかったです。
スリッパ。タイ航空オリジナルのものではなくビジネスホテルによく置いてあるスリッパです。
リモコンはタッチコントロータータイプ。
ブランケットとアメニティポーチが置いてありました。タイ航空の場合は中距離路線でもアメニティポーチを配布するようです。アメニティポーチはマンダリナ・ダックというブランド。イタリアの革製品やキャリケースで有名なブランドのようです。
アメニティの中身ですが、歯ブラシ、リップクリーム、ハンドクリーム、コームといった基礎的なアメニティが入っていました。
タイ航空のB787、A350のロイヤルシルククラスに搭乗すると、20MBのWi-Fiアクセスカードが配布されます。
容量が20MBと少ないため、すぐに容量オーバーとなってしまいますが、どの航空会社も国際線でWi-Fiを利用する場合は料金が発生するのでこのサービスは嬉しいですね!
タイ航空のエコノミークラス搭乗記はこちら
関連記事>>タイ航空A380エコノミークラス搭乗記|成田→バンコク線
タイ航空ビジネスクラスの機内食
出発前にCAの方が機内食の注文を聞きにきます。
深夜便ということもあり、基本は朝食メニューですが、希望者には簡単な夕食メニューもあるそうです。
私はラウンジでヌードルを3杯も食べてお腹いっぱいだったので、朝食だけ食べることにしました。
朝食は和食、タイ料理、洋食の3種類から選べます。
タイ航空の深夜便を利用したブロガーさんを事前にチェックして「タイ航空の朝食は洋食がおいしい!」という情報を見ていたので迷わず洋食を選択。
アルコールの種類も豊富です。
シャンパンの銘柄はヴーヴ・クリコ。
フルボトル1本で8,000円ほど。
就寝前にお酒を飲みたかったので、離陸後にシャンパンをリクエストしました。
飛行機のベルトサインが消えると早速CAの方がミックスナッツとシャンパンを持ってきてくれました。タイ航空の良い点はシャンパンをフルートグラスに注いてくれるところ!
フルートグラスにシャンパンを注いでもらうとリッチな気分を味わえます!シャンパンを2杯飲んだらベッドを横に倒してしばらく仮眠しました。
到着1時間半前になるとCAの方に起こしていただき、そのまま朝食スタートです。どのお料理も味付けが日本人好みになっていたので評判通り美味しかったですよ!
パンもしっかり温めてあったり、フルーツは食べやすいように一口サイズになっていたり、アスパラガスもバターでしっかり炒めてあり大満足の内容でした。
タイ航空のエコノミークラス・ビジネスクラスの機内食については下記記事で詳しく解説しています。
関連記事>>タイ航空の機内食10選!エコノミー・ビジネスクラス別に解説【2024年版】
モニターを見ると朝日に照らされているA350を確認できます。外の映像をシートのディスプレイで確認できるってなんか新鮮。
そして朝食を済ませると、あっという間に中部国際空港に到着して長かった旅もこれにて終了です。
タイ航空B747ビジネスクラス(ロイヤルシルククラス)旧型シート
続いてビジネスクラスの旧型シートを見ていきましょう。
タイ航空が運用しているボーイング社製の機材は旧型シートを採用していることが多いです。
タイ航空の旧型ビジネスクラスシートはANAやJALの東アジア圏に就航している路線に搭載されているクレードルシートタイプになります。
シートは2-2-2の配列となっており、リクライニングは150度ぐらいまでの傾きとなるためフルラットシートにはなりません。
そのため、フルフラットシートに比べるとプライベート感は保たれていません。
液晶パネルは小さめの作り&画質が悪く、機内の中で臨場感のある映像は楽しみづらいです。
タイ航空のビジネスクラスの搭乗を検討されている方は快適性を考慮してなるべく1-2-1の配列であるフルフラットシートを搭載した機材に搭乗されることをおすすめします。
■タイ航空ビジネスクラス旧型シートの搭乗記はこちら
世界中の空港ラウンジが無料で使い放題できる方法とは?
軽食・アルコールが用意されており、搭乗開始時刻まで極上のひとときを過ごせる空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,600箇所以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるようになります。
ただし、空港ラウンジを使い放題できるプレステージ会員の場合、日本円で約75,000円の年会費を支払わなければなりません....
庶民に約75,000円もする年会費なんて支払えない....
分かります....
しかし、私自身、昨年から利用しているプライオリティパスには1円も支払っていません。
なぜ、そんなことができるのか?
それは、初年度年会費無料(通常:22,000円(税込))のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックス)を発行したからです!
セゾンプラチナビジネスアメックスを発行すると、世界1,500ヵ所以上にある空港ラウンジ・空港レストランを年間無制限で無料で利用できるプレステージ会員のプライオリティパスが無料付帯されます。
そのため、カード保有中は、空港ラウンジ・空港レストラン・リラクゼーション施設を何回でも利用OK!
セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、
サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です!
プライオリティパスを発行すると、例えば下記のようなラウンジをタダで利用できるようになります。
関空ANAラウンジ
羽田空港TIAT LOUNGE
〜【日本国内】プライオリティパスで利用できる空港ラウンジ・空港レストラン〜
成田国際空港 | ・IASS Executive Lounge ・I.A.S.S Superior Lounge -NOA- ・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- ・ナインアワーズ(シャワー&仮眠最大5時間無料、宿泊3,400円引き) ・鉄板焼 道頓堀 くり田(レストランが指定する3,400円相当のセットメニュー) ・肉料理 やきすき やんま(3,400円相当のセットメニュー) ・Japanese Grill & Craft Beer | TATSU(3,400円相当のセットメニュー) |
羽田国際空港(国際線) | ・TIAT LOUNGE ・Sky Lounge South |
羽田エアポートガーデン | ・All Day Dining Grande Aile(レストラン) |
羽田国際空港(国内線) | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引) ・Power Lounge South ・Power Lounge Central ・Power Lounge North ・Airport Lounge South |
関西国際空港 | ・ANAラウンジ ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 ・カードメンバーズラウンジ 「金剛」 ・カードメンバーズラウンジ 「六甲」 ・ぼてぢゅう(3,400円割引) ・カフェラウンジ「NODOKA」(3時間プランor3,400円割引) |
大阪国際空港 (伊丹空港) | ・大阪エアポートワイナリー |
中部国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ ・セントラルグローバルラウンジ ・ぼてぢゅう(ぼてぢゅうセットor大阪道頓堀セット) ・くつろぎ処(温泉&レストラン) ・海膳空膳(レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(レストラン) |
福岡国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・ラウンジ福岡 |
鹿児島空港 | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引) |
注目点として、ANAラウンジやKALラウンジ(大韓航空)など、航空会社直営のラウンジもプライオリティパスを所有しているだけで利用できます。
成田空港では道頓堀くり田でステーキセットを無料で食べられる
また日本国内線の搭乗でも利用できる、ぼてじゅうやカフェラウンジNODOKAなど空港内にある施設を無料で利用できる点も魅力的!
2024年10月より、三菱UFJニコスやJCBカードで発行したプライオリティパスでの空港レストランやリラクゼーション施設は利用できなくなるためセゾンプラチナビジネスを発行するメリットは現在急上昇中です!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナビジネスアメックスは他社のクレカと比較しても魅力的なカードと断言できます。
また、プライオリティパスだけでなく、下記のような魅力的な特典も付帯されています。
・初年度年会費無料
・国内空港ラウンジ無料
・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費9,900円)
・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が条件)
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料
・セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円)
・一休ダイヤモンド会員が半年間無料
・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円)
・コンシェルジュサービス
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、
2025年(残り3ヶ月)より年5回までの利用制限になるため、早めの切り替えがおすすめ!
旅好きにとって、セゾンプラチナビジネスアメックスは発行しないと絶対に後悔するクレカでしょう。
私は年収300万円程度のときにセゾンプラチナビジネスの申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
キャンペーンが終了する前にセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、ワンランク上の旅を楽しみましょう!
タイ航空のビジネスクラスでワンランク上の空の旅を楽しもう!
今回は人生初の深夜便のビジネスクラスに搭乗しました。正直な感想、ビジネスクラスに搭乗しているにもかかわらず、想像以上に疲れました。やはり、5時間半という中途半端なフライト時間だと仮眠も2時間ほどしか取れません。
その上、私の後ろの座席の人のいびきや寝返りがひどかったので落ち着いて眠れませんでした。(いびき対策にノイズキャンセリングのヘッドホンがあると嬉しいのですが...)
もし座席周辺の人のいびきがうるさくて眠れない!という方はCAの方に席の移動をお願いしてみても良いでしょう。タイ航空の場合、日本発着路線であれば日本語対応のCAの方も搭乗しているので、英語が苦手な方でも安心ですよ!
また日本国内に就航しているタイ航空の機材は最新・旧型のビジネスクラスシートが混在しているので、予約前にしっかり確認されてから予約されることをおすすめします。