今回は2024年版の羽田空港第3ターミナルのANAラウンジの訪問レビューをおとどけしていきます。
「ラウンジ内の様子はどんな感じ?」「提供されているアルコールや軽食は?」などなど、利用する前に気になるポイントを分かりやすく整理しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
※羽田空港国際線第2ターミナルのANAラウンジ訪問レビューはこちらの記事で徹底解説しています。
※羽田空港で利用できるプライオリティパスラウンジのレビューはこちらの記事で解説しています。
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110番ゲートと114番ゲートのANAラウンジの違い
羽田空港にはANAラウンジが2箇所あり、それぞれ110番ゲート付近、114番ゲート付近の2箇所にあります。
それぞれの大きな違いは、営業時間。以下の表をご覧ください。
110番ゲート | 114番ゲート |
5:00~ANA運航最終便出発まで 5:00以前のスターアライアンス便を利用される場合、オープン時より前に入室可能 |
6:00~11:00 |
一方で114番ゲートの場合、営業時間が限定されています。お昼〜夜にかけて利用できません。これはかなり不便。
スターアライアンス便を利用する搭乗客がANAラウンジに一気に集中するわけですから、大混雑して当然です。
ちなみに、成田空港は2020年3月29日から3つ目のANAラウンジをオープンしました。ラウンジの内観はANA THE Roomを監修した隈研吾氏が行なったそうです。
ちなみに、2023年より本格的に稼働開始している羽田空港第2ターミナルのANA国際線ラウンジはこちらの記事で詳しくレビューしています。
114番ゲート付近のANAラウンジは、
2024年4月30日で営業終了しました。
座席数が900もあり圧巻のラウンジです。
ANAラウンジへのアクセス方法
ラウンジへのアクセス方法は簡単。
出国審査後、左に進むと114番ゲート付近にANAラウンジ。右に進むと110番ゲート付近にANAラウンジがあります。
出発ゲートがどこか分からなくても、上の標識を辿っていけば迷子にはなりませんよ。
114番ゲート付近に到着すると、「航空会社ラウンジ」という標識があります。中に進むと、各航空会社のラウンジがどこにあるか分かります。
6Fには、羽田空港国際線のラウンジで最も評価が高いとされているキャセイパシフィック航空のラウンジがあります。
こちらのラウンジはJAL線に搭乗する場合でもアクセス権があれば利用できます。
エスカレーターを昇ります。
エスカレーター右手にANAラウンジがあります。
ANAラウンジの内部
さて、ラウンジの中に入っていきましょう。
左手がラウンジ、右手がシャワールームとなっています。シャワールームを利用されたい場合、受付にいるスタッフの方にお願いし、空きがあればそのまま利用できます。
114番ゲートのラウンジの場合、どの時間に訪問もしても基本的に待つことなく利用できますよ。
110番ゲートのANAラウンジより開放感があります。にもかかわらず、全然混雑していない。これなら出発時間までリラックスして過ごせます。
座席は一人掛けのソファー席が大半を占めます。窓側には仕事に集中できるデスクワークも完備。
おすすめは窓側の座席!離陸する飛行機や着陸する飛行機を眺めながら出発までのひとときを楽しめます。
続いて、ドリンクとフードを見ていきましょう。
ビールサーバーの銘柄はアサヒスーパードライと一番絞り
個人的にはプレモルを置いて欲しい。
ワインやリキュール類
P. Louis Martin Brut(ポール・ルイ・マルタン ブリュット)というスパークリングワイン。
市場にはほとんど出回っていることはないそう。今回は時間が無く試飲しませんでしたが、レビューを見ると、マスカットのような香りで、泡強めだそうです。
コーヒーマシーン。ワンタッチでブラックコーヒーやラテを作れます。
様々な種類のティーバッグがズラリ
お次はフード類を見ていきます。サラダの種類は豊富。かぼちゃのサラダが個人的には好きです。
クラッカーやチーズなどもあります。
数量限定のパン
ANAラウンジ名物のヌードルバー。
うどんやそば、ラーメンなどを注文できます。小腹が空いたときにぴったりの量で提供されるので、お腹が空いている人は様々なメニューを注文しても良いかも。
とろろわかめうどんを注文してみました。あっさりダシで食べやすく、食欲が湧いてくる味です。これはおいしい。
一年ほど前、ANAラウンジを訪問した際に食べた山菜うどんです。とてもおいしかったのですが、メニューから消えていました。個人的には山菜うどんがANAラウンジのメニューで一番おいしいと思っていただけに、メニューから消されていて残念。
一番人気のスパイシーチキンカレーも食べてみました。
スパイスの効いたガチのカレーというより、家庭的な風味で、どこかなつかしい味わい。老若男女誰でも食べやすいカレーです。
また、ANAラウンジではシェフサービスを実施しており、羽田空港114番ゲートのANAラウンジ限定で、毎朝9:00~10:30まで「だし茶漬け」の提供があります。
無添加のだし汁と、三重県産のあおさ海苔を使ったこだわりの一品。トッピングは、梅、明太子、鮭から選べます。
今回はタイミングがよく、お茶漬けを食べられました。スタッフの方が丁寧に作ってくれます。
今回は鮭茶漬を選択してみました。
優しいダシで、海苔の風味も香り高く、上品なお茶漬けでした。食欲が無い方でもあっという間に完食できます。海外に行く前に食べるのに最適な一杯でした。
午前便を利用される方は、早めに空港に到着してだし茶漬けを堪能してください。
ちなみに、成田空港のANAラウンジはシェフが目の前で「握り鮨」を提供しています。
以前、成田空港のANAラウンジを訪問した際に利用してみましたが、期待するほどではなかった...
ちなみに、楽天プレミアムカードを利用されている方は2025年以降、
年間5回のみプライオリティパスラウンジの利用が無料になります。
そのため、初年度年会費無料でプライオリティパスラウンジを使い放題できる
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・
関連記事>>プライオリティパス付きのおすすめクレジットカードを徹底解説!【2024年7月版】
シャワールームも利用してみた
この機会にシャワールームも利用してみることにしました。
受付のスタッフの方にシャワールームの利用の旨を伝えるとカードキーをもらえます。シャワールームにはカードキーをタッチして入室します。便利ですね。
シャワールーム内はダークカラーを基調としていてシックでおしゃれ。
アメニティの種類も豊富。歯ブラシや髭剃りの用意もあります。また、雪肌精の化粧水や乳液の用意もあります。
ここまで、アメニティの種類が豊富なのは日本のラウンジぐらいでしょう。海外のラウンジのシャワールームなんて、逆にアメニティがあること自体珍しいですからね。
バスタオルやハンドタオルはビニール袋に入った状態
簡易的なスリッパの用意もあり
ドライヤーはダイソン社製のもの。使ってみたい方も多いのではないでしょうか?
使ってみて、髪の乾き度はやはり早い。
ですが、髪をセットするときにやや利用しづらい。ヘアサロンにあるような先の尖ったヘアドライヤーの方が使いやすい印象でした。
シャワーはヘッドタイプとレインタイプ、さらにマッサージ用のシャワー付き。マッサージ用のシャワーは人生で一度も利用したことはありませんでしたが、使ってみるとハマッてしまいます。自宅のシャワーにも搭載したい。
ちなみに、マッサージ付きのシャワーは110番ゲートには設置されていません。
バスアメニティはポンプ式。ブランドはタイの有名ブランドTHANN。柑橘系のアロマの香りがするもので、匂いにクセは無く誰でも利用しやすいアメニティでした。シャンプーの泡立ちもよかったです。
さすが、日本のラウンジ。清潔感やアメニティは世界ナンバーワンといっても過言ではないでしょう。
世界中の空港ラウンジが「0円」で使い放題できる方法とは?
軽食・アルコールが用意されており、搭乗開始時刻まで極上のひとときを過ごせる空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,600箇所以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるようになります。
ただし、空港ラウンジを使い放題できるプレステージ会員の場合、日本円で約75,000円の年会費を支払わなければなりません....
庶民に約75,000円もする年会費なんて支払えない....
分かります....
しかし、私自身、昨年から利用しているプライオリティパスには1円も支払っていません。
なぜ、そんなことができるのか?
それは、初年度年会費無料(通常:22,000円(税込))のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックス)を発行したからです!
セゾンプラチナビジネスアメックスを発行すると、世界1,500ヵ所以上にある空港ラウンジ・空港レストランを年間無制限で無料で利用できるプレステージ会員のプライオリティパスが無料付帯されます。
そのため、カード保有中は、空港ラウンジ・空港レストラン・リラクゼーション施設を何回でも利用OK!
セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、
サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です!
プライオリティパスを発行すると、例えば下記のようなラウンジをタダで利用できるようになります。
関空ANAラウンジ
羽田空港TIAT LOUNGE
〜【日本国内】プライオリティパスで利用できる空港ラウンジ・空港レストラン〜
成田国際空港 | ・IASS Executive Lounge ・I.A.S.S Superior Lounge -NOA- ・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- ・ナインアワーズ(シャワー&仮眠最大5時間無料、宿泊3,400円引き) ・鉄板焼 道頓堀 くり田(レストランが指定する3,400円相当のセットメニュー) ・肉料理 やきすき やんま(3,400円相当のセットメニュー) ・Japanese Grill & Craft Beer | TATSU(3,400円相当のセットメニュー) |
羽田国際空港(国際線) | ・TIAT LOUNGE ・Sky Lounge South |
羽田エアポートガーデン | ・All Day Dining Grande Aile(レストラン) |
羽田国際空港(国内線) | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引) ・Power Lounge South ・Power Lounge Central ・Power Lounge North ・Airport Lounge South |
関西国際空港 | ・ANAラウンジ ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 ・カードメンバーズラウンジ 「金剛」 ・カードメンバーズラウンジ 「六甲」 ・ぼてぢゅう(3,400円割引) ・カフェラウンジ「NODOKA」(3時間プランor3,400円割引) |
大阪国際空港 (伊丹空港) | ・大阪エアポートワイナリー |
中部国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ ・セントラルグローバルラウンジ ・ぼてぢゅう(ぼてぢゅうセットor大阪道頓堀セット) ・くつろぎ処(温泉&レストラン) ・海膳空膳(レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(レストラン) |
福岡国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・ラウンジ福岡 |
鹿児島空港 | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引) |
注目点として、ANAラウンジやKALラウンジ(大韓航空)など、航空会社直営のラウンジもプライオリティパスを所有しているだけで利用できます。
成田空港では道頓堀くり田でステーキセットを無料で食べられる
また日本国内線の搭乗でも利用できる、ぼてじゅうやカフェラウンジNODOKAなど空港内にある施設を無料で利用できる点も魅力的!
2024年10月より、三菱UFJニコスやJCBカードで発行したプライオリティパスでの空港レストランやリラクゼーション施設は利用できなくなるためセゾンプラチナビジネスを発行するメリットは現在急上昇中です!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナビジネスアメックスは他社のクレカと比較しても魅力的なカードと断言できます。
また、プライオリティパスだけでなく、下記のような魅力的な特典も付帯されています。
・初年度年会費無料
・国内空港ラウンジ無料
・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費9,900円)
・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が条件)
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料
・セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円)
・一休ダイヤモンド会員が半年間無料
・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円)
・24時間対応のコンシェルジュサービス
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、
2025年(残り3ヶ月)より年5回までの利用制限になるため、早めの切り替えがおすすめ!
旅好きにとって、セゾンプラチナビジネスアメックスは発行しないと絶対に後悔するクレカでしょう。
私は年収300万円程度のときにセゾンプラチナビジネスの申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
キャンペーンが終了する前にセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、ワンランク上の旅を楽しみましょう!
羽田空港国際線のANAラウンジは114番ゲート付近のラウンジを訪問しよう
今回は、羽田空港国際線のANAラウンジの訪問記をお届けしてきました。
一言、114番ゲート付近のANAラウンジは快適すぎる!
110番ゲート付近のANAラウンジに比べて、混雑していないので、出発時刻までゆっくり過ごせて、タイミングが良いと絶品のお茶漬けを食べられてもう最高です!!
この後、ANAの最新ビジネスクラスThe Roomに搭乗してロンドン・ヒースロー空港へ向かいました。
The roomの搭乗レビューはこちら。